SONY BRAVIA KJ-50X85Jってどうなの?


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 SONYのBRAVIAシリーズミドルモデル【KJ-50X85J】のポイントを紹介します。
KJ-50X85Jは、4Kスタンダードモデル中でミドルクラスのシリーズにあたるモデルです。
イメージとしてはX80Jシリーズに倍速パネルを搭載したモデルというところでしょうか。
また、型番の法則性も今回から変わっており、上位モデルのXRに準じたような命名規則となっています。

50インチの他に43インチ/55インチ/65インチ/75インチがラインナップされています。



基本仕様

発売時期2021年6月
パネルVA
バックライトエッジ型LED
解像度4K(3840×2160)
対応HDRHDR 10 / HLG / DolbyVision
8Kチューナー-
4K BS/CSチューナー3
地上デジタルチューナー3
BS/CS デジタルチューナー3
外付けHDD録画
裏録画
倍速駆動
SeeQVault-
ARC○(eARC)
LAN有線/無線
定格消費電力159W
VOD対応状況
AbemaTV
Amazonプライムビデオ
DAZN※初回31日間無料
DMM.com※初回2週間無料
dTV※初回31日間無料
GYAO
Hulu※初回2週間無料
NETFLIX
TSUTAYA TV※初回30日間無料
U-NEXT※初回30日間無料
スカパーオンデマンド
Youtube
アクトビラ-
アクトビラ 4K-
ひかりTV
ひかりTV 4K

※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください。

KJ-50X85JのGoodな点

  • SONY待望の4K/地デジ/BSCSチューナー 3系統搭載
     本モデルは4K BS/CSチューナーを3系統搭載しています。
    廉価モデルで4Kチューナーを3系統搭載されており、さらに長年2系統だった地デジ/BSCSチューナーも3系統へと増設されました 。
  • 洗練されたデザイン
    KJ-50X85Jには、デザインに「Flush Surface」コンセプトが採用されています。
    画面とベゼルの段差を極力無くし、幅も狭くすることで極力ベゼルの存在感を無くし、没入感を高めるデザインとなっています。
    また、スタンドは薄型化した本体をバランスよく支えるデザインへと変更されています。
  • AndroidTV搭載による柔軟な拡張性
     SONYは従来からテレビ用のOS「AndroidTV」を採用しています。スマートフォンにも採用されているAndroidのテレビ版になりまして、様々なアプリをインストールすることで柔軟な拡張性を持たせています。
    さらに、グーグル音声アシスタントによる音声操作にも対応しており、声でさまざまな操作をすることが可能です。

KJ-50X85Jの「もう一つ」な点

  • XRテクノロジーは非搭載
     SONYが新開発した認知特性を採用したXRテクノロジーは非採用となります。
    命名規則がXR搭載モデルと同じような法則性へと変わったことで、一見XR搭載のように勘違いしそうです。
  • アコースティックマルチオーディオは非搭載
    本モデルは、最廉価モデルとなるためSONYお得意の「アコースティックマルチオーディオ」は搭載されておらず、新開発されたバスレフ型スピーカー「X-Balanced Speaker(エックス バランスド スピーカー)」が搭載されています。


KJ-50X85J総評

【録画・チューナー関連】

 KJ-50X85Jは、4K3系統、地デジ3系統、BS/CS 3系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。
さらに注目なのは、今まで2系統だった4Kチューナーも3系統にパワーアップし、長年2系統だった地デジ及びBS/CSチューナーも3系統へとパワーアップされ、チューナーに関しては、ハイエンドモデルに引けを取らないレベルになっています。

【画質】

 上位モデルでは新開発された「XRプロセッサー」が採用されていますが、本モデルは先代モデルと同様の「HDR X1」の搭載となっています。
スタンダードモデルなのでしょうがないですが、型番の命名規則がそれっぽさを出している中で、実はエンジンが旧モデルだと知るとがっかりするかもしれません。
しかし倍速パネルはかろうじて搭載されており、できれば押さえておきたい「倍速パネル」

【サウンド】

 SONYの特徴技術でもある「アコースティックマルチオーディオは非搭載となっています。
廉価モデルであるため、そこは致し方ない点ではあります。
その代わり新開発のバスレフ型スピーカー「X-Balanced Speaker(エックス バランスド スピーカー)」が採用されています。
とはいえそこまでの音質向上ではないため、
もしもっと良い音質で楽しみたい場合は、サウンドバーの購入をお勧めします。
【2021最新版】おすすめサウンドバー5選【音にこだわれ!!】

【デザイン】

 コンセプト「Flush Surface」に基づいたデザインが採用されており、ベゼルが狭く設計されているため、没入感の高い映像を体験をすることが可能です。
スタンドも従来よりも細身のものが採用されており、スタンド一つとっても洗練されているオーラを感じます。

【その他】

 スマートフォンにも搭載されているOS AndroidをTV用に最適化した「AndroidTV」が搭載されており、マーケットなどからアプリをインストールすることで幅広い拡張性に対応しています。
VODサービスもアプリをインストールすることで利用可能となっており、対応状況も良好です。

【価格】

価格は執筆時点の価格com最安値で156,000円となっています。
 50インチの4Kスタンダードモデルであることと、チューナー数を考えると割とありな価格設定かと思います。
チューナー数も他社メーカーと比べても優位に立っていますし、倍速も搭載されているので、良いとはいかないまでも悪いコスパではないかなといったところです。
また、一つ上のサイズである55インチモデルとの差は1万円前後と差があまり無い為、設置場所に余裕があれば55インチモデルを狙っても良いでしょう。

ひとこと

 新命名規則で登場したスタンダードモデルのミドルグレードX85Jシリーズは、画質面ではそこまでの向上はなく、主にチューナーのパワーアップという印象です。
新命名規則となって、XRプロセッサ搭載なのかと思いきやそうではないため、型番でイメージすると残念な結果になってしまいます。
とはいえスタンダードモデルと承知の上で購入する場合は全く問題ありません。
むしろチューナー数のパワーアップが思わぬうれしい誤算になるかもしれません。
X80Jシリーズと異なり、倍速パネル搭載になりますので、最低限というわけではなく、最低ラインよりもちょっといいものを狙っている場合は非常にねらい目な商品です

 新命名規則で登場したスタンダードモデルのミドルグレードX85Jシリーズは、画質面ではそこまでの向上はなく、主にチューナーのパワーアップという印象です。
しかし下位モデルのX80Jとの決定的な差である「倍速パネル搭載」が大きなアドバンテージとなっており、一番ベースグレードはいやだけど、そこまで高いグレードは無理という方にはピッタリではないでしょうか。

KJ-50X85Jは買いなのか?

こんな方にオススメ

  • 4K番組を楽しみたい
  • 4Kを裏でも録画する
  • テレビもインテリアデザインの一部としている
  • 動きの速い映像を見る

こんな方はちょっと待った

  • ハイスペックを求める
  • サウンドもある程度気にする

KJ-50X85Jの評価(MAX★5)

画質★★★
音質★★★
便利機能充実度★★
コストパフォーマンス★★
ファミリーユース(家族向け) おすすめ度★★★
シングルユース(一人暮らし) おすすめ度★★

X85Jシリーズ他サイズ

43インチ

55インチ

65インチ

75インチ

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