LG 86QNED99JPAってどうなの?
LGエレクトロニクスから発売されている8K液晶テレビ【86QNED99JPA】のポイントを紹介していきます。
ワンサイズラインナップですが、LGとしてはQNED99シリーズという分類になります。
本製品は、バックライトに「miniLED」技術を採用したハイエンドモデルです、
画面サイズは、86インチがラインナップされています。
基本仕様
発売時期 | 2021年9月 |
パネル | IPS |
バックライト | 直下型LEDバックライト(部分駆動) |
解像度 | 8K(7680×4320) |
対応HDR | HDR10 Pro/ HLG / DolbyVision IQ |
8Kチューナー | 1 |
4K BS/CSチューナー | 2 |
地上デジタルチューナー | 3 |
BS/CS デジタルチューナー | 3 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | ○ |
倍速駆動 | ○ |
SeeQVault | - |
ARC | ○(eARC) |
LAN | 有線/Wi-Fi |
定格消費電力 | 770W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | - |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com※初回2週間無料 | - |
dTV※初回31日間無料 | - |
GYAO | - |
Hulu※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | ○ |
TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ○ |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
スカパーオンデマンド | - |
Youtube | ○ |
アクトビラ | - |
Paravi | ○ |
ひかりTV | ○ |
TVer | - |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください
86QNED99JPA各ポイント評価
【録画・チューナー関連】
86QNED99JPAは、8KBS/CS 1系統、4K BS/CS2系統、地デジ2系統、BS/CS2系統が搭載されています。
ネイティブで8K放送を受信し、視聴することができる8Kチューナーが搭載されている点は非常に注目ポイントです。
また、その他のチューナー搭載状況も非常によく、4Kも裏で録画できるなど、モンスター級のチューナー構成となっています。
【画質】
86QNED99JPAには、極小のLEDシステムを使用した直下型LEDバックライトシステムや、「NanoCell」と呼ばれる非常に目の細かい画素を使用することにより、8K解像度を実現しています。
それらはより細かい範囲での映像処理及び表現を可能にしており、上位映像処理エンジン「α9 Gen4 AI processor 8K」による制御で圧倒的な映像美を実現しています。
もちろん通常の地上デジタルなどの8Kに至らない映像でも、アップコンバート機能や超解像による映像処理で鮮明でクリアな映像を楽しむことが可能となっています。
【サウンド】
86インチの超巨大筐体には、「ツイーター:2個/20W ミッドレンジ:2個/20W ウーファー:2個/20W」の合計出力60Wを誇るスピーカーシステムが搭載されています。
もちろん巨大パネルですからその分視聴距離も長くなってしまうため、遠くにいても聞こえるレベルのサウンドを表現しようとすればこのぐらいの出力にはなるでしょう。
映画や臨場感のあるコンテンツを楽しむ場合は、シアターシステムなどが必要にはなるかと思います。
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【デザイン】
一枚の絵を彷彿とさせるような4辺統一された厚みのベゼルが設定されるなど、巨大なパネルを感じさせない工夫がされています。
スタンドももちろん搭載されておりますが、お勧めはLGがおすすめする壁掛け金具を使用したダイナミックな設置方法です。
もちろんテレビ台に置くのもOKですが、横幅が長い為、テレビ台も慎重に選ぶ必要があります。
【その他】
大方のシステムは、既存のLGから発売されているモデルと同じシステムが利用されています。
よってVODサービスの対応状況はあまりよくはありませんので注意が必要です。
しかしLGは、ゲームモードにも力を入れており、各ベンダーから提供されている独自規格「NVIDIA G-Sync」やAMDの「FreeSync」などにも対応している点はポイントが高いです。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で1,210,000円となっています。
そもそも球数の少ない8Kモデルということや、86インチというビッグサイズのパネルが使用されているということもあり、価格も非常にビッグな設定になっています。
総評
ここ数年多くのモデルを出してきているLGから8Kテレビのハイエンドモデルが登場しました。
「miniLED」や「NanoCell」「量子ドット」など注目機能が多く採用されており、86インチという巨大なサイズながらも繊細な映像表現が可能となっています。
また、数少ない8K解像度です。モニター単体としても8K解像度の製品はほとんど無い為、普通のテレビとして使用することはもちろんの事。パソコンのモニターや写真の閲覧など非常に幅広い用途として使用することができるでしょう。
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