FUNAI Q540シリーズって正直どう?(FL-49UQ540/FL-55UQ540/FL-65UQ540)
FUNAIのQdt技術が採用された【Q540シリーズ】のポイントを紹介していきます。
本モデルは量子ドット技術「Qdt」が使用されたFUNAI初のモデルとなります。
量子ドット技術にちなんでこのシリーズは「FUNAI Qdt TV」とも呼ばれます。
画面サイズは、49インチ/55インチ/65インチがラインナップされています。
基本仕様
発売時期 | 49,55,65インチ:2021年6月 |
パネル | メーカー非公表 |
バックライト | 直下型LED |
解像度 | 4K(3840×2160) |
対応HDR | HDR10/ HLG / DolbyVision |
8Kチューナー | - |
4K BS/CSチューナー | 2 |
地上デジタルチューナー | 3 |
BS/CS デジタルチューナー | 3 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | ○ |
倍速駆動 | ○ |
SeeQVault | - |
ARC | ○ |
LAN | 有線/Wi-Fi |
定格消費電力 | 49インチ:170W 55インチ:204W 65インチ:315W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ○ |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com※初回2週間無料 | - |
dTV※初回31日間無料 | ○ |
GYAO | - |
Hulu※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | - |
TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ○ |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
スカパーオンデマンド | - |
Youtube | ○ |
アクトビラ | - |
Paravi | - |
ひかりTV | ○ |
TVer | ○ |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください
Q540シリーズ各ポイント評価
【録画・チューナー関連】
Q540シリーズは、4K2系統、地デジ3系統、BS/CS3系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。
4K2系統とBS/CSが3系統という点については、上位モデルとしてはよくある構成です。
通常の地デジ及びBS/CSチューナーは3系統搭載されておりますので、裏で2番組同時録画が可能となっているので、見たい番組が重なっても十分に録画することが可能です。
【画質】
FUNAI初の量子ドット技術を採用した本モデルは、通常の液晶パネルと色を生み出す過程が異なります。
もちろん新しい技術ですから通常の液晶パネルよりも色彩表現力が向上しており、よりリアルなカラーを再現することが可能です。
また、色彩だけでなく色域も広くなることで、今まで表現できなかった発色も可能となっています。
この量子ドット技術が採用されたパネルは、特に色が多いようなシーンで非常に威力を発揮します。
かといって色の少ないシーンで画質が悪のかというとそういうわけではなく、幅広いシーンで美しい映像を提供します。
是非とも通常の液晶パネルと見比べてもらいたいところです。
搭載される映像処理エンジンはもちろん現時点で最上位グレードのものが採用されますから、先述の技術との協調動作でなお良い映像が期待できます。
【サウンド】
全サイズで「FUNAIサウンドシステムプラス」が採用されており、筐体上部背面に設置された「ハイトスピーカー」により、包み込むような音を演出できます。
また、ハイトスピーカーを十二分に活かし、立体音響も可能としており、Dolby者の立体音響技術「DolbyAtmos」にも対応しています。
もう少し良い音質を求める場合は、別途サウンドバーやシアターシステムを購入して設置することをお勧めします。
【2021最新版】おすすめサウンドバー5選【音にこだわれ!!】
【デザイン】
通常筐体株に設置されるスピーカーを筐体上部に設置したことで、パネル下部のベゼルを細くすることができ、4辺で同じぐらいの狭いデザインを可能としました。
スタンドは「ハ」の字型に開いたセパレート式となっており、スタンド自体もシルバーで高級感があります。
【その他】
Q540シリーズのOSには、AndroidTVが採用されており、拡張性の高さがうかがえます。
VODサービスに至っては国内メーカーではありますが、意外とよくありません。
何が影響しているのかはわかりませんが、VODをよく利用する場合は自分が良く利用するサービスが対応しているかどうかをよくご確認ください。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で49インチ:109,000円・55インチ:126,000円・65インチ:142,000円となっています。
量子ドット技術を採用したモデルかつ上位グレードのモデルということで、割と価格が高くなるのかと思えば意外と安い値段設定となっています。
また、画面サイズごとで極端に差が開いてないということで、手軽に画面サイズのグレードアップを考えることができるモデルでしょう。
総評
Q540シリーズはFUNAI初の量子ドット技術を採用したことで、通常の液晶よりも非常に広い色域と高い発色性を確保した異色の上位グレードとなります。
上位グレードですから、中身の機能としても十分で映像処理エンジンなど肝の部分も高い性能のものが採用されており、満足できる一台になっているのではないでしょうか。
ただしFUNAIの製品はヤマダ電機専売商品となり、Amazonなどのサイトでは購入することができず、ヤマダ電機の公式サイトでしか購入できないのが難点ですね。
それを除けばモデル自体は完成度が高いので、気になっている方は候補に入れてみてはどうでしょうか。
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