FUNAI FE-65U6030ってどうなの?
評価:5.5
このページでは、FUNAIの4K有機ELテレビ6030シリーズ【FE-65U6030】のポイントを紹介します。
同社のフラッグシッシリーズ「7030シリーズ」からいくつか機能を削減したモデルになります。
65インチの他55インチが用意されています。
基本仕様
発売時期 | 2020年6月 |
パネル | 有機EL |
バックライト | ー |
解像度 | 4K(3840×2160) |
対応HDR | HDR 10 / HLG / DolbyVision |
8Kチューナー | - |
4K BS/CSチューナー | 2 |
地上デジタルチューナー | 3 |
BS/CS デジタルチューナー | 3 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | ○ |
倍速駆動 | ○ |
SeeQVault | ー |
ARC | ○ |
LAN | 有線/無線 |
定格消費電力 | 394W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ○ |
Amazonプライムビデオ | ー |
DAZN※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com※初回2週間無料 | ー |
dTV※初回31日間無料 | ○ |
GYAO | ― |
Hulu※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | ー |
TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ○ |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
Paravi | ー |
Youtube | ○ |
アクトビラ | ー |
アクトビラ 4K | ー |
ひかりTV | ○ |
ひかりTV 4K | ○ |
さらに詳しい仕様についてはメーカーホームページを確認してください。
FE-65U6030のGoodな点
- 4Kチューナー2系統搭載
FE-65U6030には4Kチューナーが2系統搭載されています。
2系統搭載されていますから、4K番組を視聴中に裏で別の4K番組を録画することが可能です。
4K放送を見る際に注意したい点
- 有機ELの美しい映像美
FE-65U6030には、有機ELが採用されている為、非常にハイコントラストで、美しい映像美を体験することが出来ます。
FE-65U6030の「もう一つ」な点
- 「Amazonプライム」「NETFLIX」非対応
VODの対応状況は比較的良好な部類には入りますが、大手である「Amazonプライム」「NETFLIX」には対応していません。様々なVODサービスを複数利用する現在では、少し残念ではあります。
- ベタ置き設置タイプ
これは好き嫌いが分かれるかもしれませんが、SONYのA9Gシリーズのように、スタンドが搭載されているわけではなく、テレビ台などに直に設置するタイプになります。
また、初めからディスプレイに傾斜が付いています。
- HDDは内蔵していない
一つ上の7030シリーズには、2TBの録画用のHDDが内蔵されていますが、本モデルを含む6030シリーズにはHDDが内蔵されていません。
FUNAIの良いところはHDD内蔵ですから、少し残念ではあります。
FE-65U6030総評
【録画・チューナー関連】
FE-65U6030には、4K2系統、地デジ3系統、BS/CS 3系統のチューナーが搭載されています。
他のモデルを見てもタイムシフトマシンを除くと最大搭載数ですから、
特にヘビーな使い方をしなければ必要十分ではないでしょうか。
ただ上位モデルに搭載されている2TB内蔵HDDが本モデルにはありません。
番組を録画する際は、別途外付けHDDを購入して接続してください。
【画質】
FUNAIは実はブラウン管の時代からテレビを作っており、最近薄型テレビが当たり前になり始めてからニューモデルを発表してきました。
一定のテレビのノウハウは持ち合わせており、購入したユーザーからも「意外に良い画質」と評価されていることも多いです。
画質面での上位モデル7030シリーズと違いは特にありません。差は主にサウンドシステムや内蔵HDDの有無で付けられています。
【サウンド】
上位モデルの7030シリーズに搭載されている「マルチディレクション型FUNAIサウンドシステム」は本モデルには搭載されていません。
通常のFUNAIサウンドシステムが与えられており、全く悪いわけではありませんが、至って普通のスピーカーと言ったところです。
高音質が必要であれば別途サウンドバーの購入を検討してください。
おすすめサウンドバーランキング【音にこだわれ】
【デザイン】
FE-65U6030は、SONYがA9Gシリーズなどで採用しているテレビ台にベタ置きするタイプが採用されています。
初めからディスプレイに傾斜が付けられている為、ソファーから見る分には問題ありませんがカーペットに座ってみる場合は少し見にくいかもしれません。
視野角的には有機ELなのでそこまで問題ないでしょう。
【その他】
対応状況自体は比較的優秀な部類に入りますが、「Amazonプライム」と「NETFLIX」に対応していないのは少し痛いかもしれません。
どちらもVOD大手ですから併用されている方も多いのではないでしょうか。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で346,000円となっています。
上位モデルのFE-65U7030とは6万ほど安い価格設定となっており、主に内蔵HDDの省略、マルチディレクション型FUNAIサウンドシステムの省略などが大きな要因でしょう。
ここら辺は後付けで何とかなる範囲ですから、標準搭載にこだわらない方や、HDDやサウンドシステムはお気に入りのメーカーを使いたい場合は、本モデルを検討してください。
ひとこと
実は昔からテレビを製造していて、ノウハウは持ち合わせているFUNAIですが、最近のメーカーという印象が強い方が多いようです。
物自体はHDD内蔵という手軽さを付加価値として売り出し、「意外に良い画質」で有名メーカーと戦っています。
ヤマダ電機系列での専売品というところが残念ですが、一度現物を見に行ってみる価値はあります。
FE-65U6030は買いなのか?
こんな方にオススメ
- 4K番組を見たい
- 安くても良い画質
- コントラストの効いた鮮やかな映像が好み
- スポーツをよく見る
- TV機能のみ狙い
こんな方はちょっと待った
- VODサービスヘビーユーザー
- 基本的な視聴ポジションが床
- 煩わしい配線や難しい接続が苦手
FE-65U6030の評価(MAX★5)
画質 | ★★★★ |
音質 | ★★ |
便利機能充実度 | ★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★ |
ファミリーユース(家族向け) おすすめ度 | ★★★★ |
シングルユース(一人暮らし) おすすめ度 | ★★★ |
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