Hisense 43E6800ってどうなの?
評価:5.5
このページでは、Hisenseのベーシック4K液晶テレビ【43E6800】のポイントを紹介していきます。
【43E6800】は、Hisense液晶テレビの中でもベーシックなモデルです。
ベーシックなモデルではなりますが4K BS/CSチューナーが1系統搭載されました。
43インチの他に50インチがラインナップされています。
基本仕様
型番 | 43E6800 |
---|---|
発売時期 | 2019年5月 |
パネル | VA |
バックライト | 直下型LEDバックライト |
解像度 | 4K(3840×2160) |
HDR(ハイダイナミックレンジ) | HDR10/HLG |
8Kチューナー | - |
4Kチューナー | 1(BS/CSのみ) |
地上デジタルデジチューナー | 3 |
BS/CSデジタルチューナー | 3 |
外付けHDD録画 | ○ |
複数同時録画 | 2番組(4Kは1番組) |
倍速駆動 | - |
SeeQVault | ○ |
ARC | ○ |
インターネット | 有線/無線 |
定格消費電力 | 120W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | - |
Amazonプライムビデオ | - |
DAZN ※初回31日間無料 | - |
DMM.com ※初回2週間無料 | ○ |
dTV ※初回31日間無料 | ○ |
GYAO | - |
Hulu ※初回2週間無料 | - |
NETFLIX | ○ |
TSUTAYA TV ※初回30日間無料 | ○ |
U-NEXT ※初回30日間無料 | ○ |
YouTube | ○ |
アクトビラ | ○ |
アクトビラ 4K | ○ |
スカパー!(オンデマンド) | ○ |
ひかりTV | ○ |
ひかりTV 4K | ○ |
さらに詳しい仕様についてはメーカーホームページを確認してください。
43E6800のGoodな点
- 4K BS/CSチューナーを1系統搭載
4K BS/CSチューナーが今回1系統搭載されました。
4K番組を外付けチューナー無しで楽しめると共に、裏で4K番組を録画することが可能になり、さらに4K番組を楽しむことが出来ます。
4K番組の視聴を考えている方はこちらもご覧ください→4K放送を受信するために準備する点
- 日本発「NEOエンジン」搭載
43E6800には、日本の技術がベースになっている映像処理エンジン「NEOエンジン」が搭載されました。
「ノイズ処理」「高精細化」「HDR再現処理」等様々な高画質技術が盛り込まれています。
- バックライトブーストフィルム採用
43E6800には、液晶パネルとバックライトの間に特殊なフィルム「バックライトブーストフィルム」が挿入されています。
バックライトからの光は全てが液晶パネルに使われるわけではなく、一部はどうしても反射してロスしています。
そこでバックライトブーストフィルムにより、ロスした光を再度液晶パネル側に反射させることで高い輝度を確保することが出来ます。
- 低遅延ゲームモード搭載
43E6800にはゲームに適した「低遅延ゲームモード」が搭載されています。
最小遅延約0.83msで、操作を入力してから反映されるまでが非常に速いです。
格闘ゲームやFPSなど遅延が気になるゲームをされる場合にピッタリです。
43E6800の「もう一つ」な点
- 4K BS/CSチューナーは1系統
今回トレンドである4K BS/CSチューナーが1系統搭載されました。
しかし国内の上位モデルには、既に2系統がスタンダードになっており、一歩遅れている感は否めません。一応録画は可能です。
- スピーカーはかなり非力
今回43E6800に搭載されているスピーカーは、2スピーカー(合計14W)です。
43インチの大画面にしては、スピーカーの出力が少し非力です。
音に少し不安が残る場合は、ホームシアターまたはサウンドバー導入を検討してください。
→おすすめサウンドバー【音にこだわれ!!】
- 対応VODサービスに注意
43E6800はインターネットに接続して、様々なサービスを利用することが出来ます。
もちろんVODサービスも利用できますが、対応VODに注意が必要です。
主要なVODとしてはNETFLIXに対応していますが、HuluやAmazon Prime Videoには対応していません。
これらのVODが必要な場合は、Fire TV Stick等の別のデバイスが必要になります。
43E6800総評
A6800シリーズの後継となる43E6800は、正統進化コストパフォーマンスモデルですね。
4K BS/CSチューナーを搭載し、4Kパネルの性能を存分に発揮した綺麗な映像を楽しむことが出来ます。
搭載されている映像処理エンジンは、東芝のノウハウがつぎ込まれた製品となっており、以前のHisenseと比べると映像の進化は認識できるほどではないでしょうか。
とはいえ、国産有名メーカーと比べるとまだまだ未熟な部分もあります。
しかし、価格を考えるとそこらへんはご愛嬌ということで割り切ってしまうのもアリです。
VODサービスの対応状況が偏っている点が少し気になります。
外資の大手からはライセンスが取れなかったのでしょうか?
よって、VODサービスを充実させたい場合は、FIRE TV STICK 4Kなどのスティック型デバイスを別途購入したほうが良さそうです。
全体としては価格も考えれば作りとしては良いものであると感じます。
海外製品の特長であるハイコストパフォーマンスに相応しいモデルではないでしょうか。
価格も最安値6万円前後ですから、とりあえず最低限一連の機能が搭載されたテレビが欲しい場合は検討してもよさそうです。
43E6800は買いなのか?
こんな方にオススメ
- メーカーにはこだわらない
- スペック等はそこまで重要ではない
- 初めての4Kテレビ
- コストパフォーマンス重視
こんな方はちょっと待った
- 大手VODサービスを利用する
- テレビを斜めから見ることが多い(視野角が狭い)
- 画質にこだわりたい
- スペック重視でテレビを検討する
43E6800の評価(MAX★5)
画質 | ★★ |
録画機能 | ★★ |
VODサービス | ★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★ |
ファミリーユース(家族向け) オススメ度 | ★★★ |
シングルユース(一人暮らし向け) オススメ度 | ★★★ |
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