おうちクラウドディーガ DMR-2T100(DMR-2CT100)ってどうなの?

評価:4
このページでは、Panasonicの【おうちクラウドディーガ】シリーズから発売されているスタンダードブルーレイレコーダー【DMR-2T100(DMR-2CT100)】のポイントを紹介します。
【DMR-2T100(DMR-2CT100)】は、地デジ/BS/CSチューナーを3系統搭載したブルーレイレコーダーです。
同じような型番で【DMR-2CT100】が発売されています。違いは流通経路だけでDMR-2T100と全く同じ商品です。
DMR-2T100がオンライン流通品でDMR-2CT100は家電量販店流通品となります。
DMR-2T100(DMR-2CT100)基本仕様
| 発売時期 | 2019年8月 |
| 内蔵HDD容量 | 3TB(3000GB) |
| 4K BS/CSチューナー | - |
| 地デジチューナー | 3 (BS/CSと共用) |
| BS/CSデジタルチューナー | 3 (地デジと共用) |
| 4K出力 | ○ |
| HDR出力 | - |
| 長時間録画モード | 最大15倍 |
| 複数同時録画 | ○(3番組) |
| タイムシフト録画 | - |
| 外付けHDD録画 | ○ |
| SeeQVault | ○ |
| 対応メディア(再生) | BD-R/R DL/R XL/RE/RE DL/RE XL |
| DVD±R/±R DL/±RW/-RAM | |
| CD-R/RW | |
| 対応メディア(録画) | BD-R/R DL/R XL/RE/RE DL/RE XL |
| DVD-R/-R DL/-RW/-RAM | |
| CDは非対応 | |
| ULTRA HD Blu-ray | - |
| 3D対応 | ○ |
| 対応リンク機能 | ビエラリンク |
| リモート予約 | ○ |
| 番組持ち出し | ○ |
| インターネット | ○(無線/有線) |
| 消費電力 | 18W |
| VOD対応状況 | |
|---|---|
| AbemaTV | - |
| Amazonプライムビデオ | - |
| DAZN | - |
| DMM.com | - |
| dTV ※初回31日間無料 | - |
| GYAO | - |
| Hulu ※初回2週間無料 | - |
| NETFLIX | - |
| TSUTAYA TV ※初回30日間無料 | - |
| U-NEXT ※初回30日間無料 | - |
| YouTube | - |
| アクトビラ | ○ |
| アクトビラ 4K | - |
| - | |
| ひかりTV | - |
| ひかりTV 4K | - |
さらに詳しい仕様についてはメーカーホームページを確認してください。
DMR-2T100(DMR-2CT100)のGoodな点
- おうちクラウドでデータを一括管理
製品シリーズ名にもなっている【おうちクラウド機能】ももちろん搭載されています。
【番組・音楽データ・写真・動画】をDMR-2T100(DMR-2CT100)に集約し、一括管理することが可能で、簡単にスマホ持ち出しなど可能にです。

- ビエラで培った高画質技術を多数搭載
Panasonicのビエラで培った高画質技術が多数搭載されています。「アドバンスドAVCエンコーダー」「4Kリアルクロマプロセッサ」「 4Kダイレクトクロマアップコンバート 」「 4K超解像/W超解像 」などにより、通常の映像もより洗練された映像にしてくれます。

DMR-2T100(DMR-2CT100)の「もう一つ」な点
- 内蔵HDD容量が1TBと少なめ
本モデルは、地デジ/BS/CSチューナーを3系統搭載しており、同時に3番組を録画することが出来ます。
しかし内蔵HDD容量は1TBと少な目でありますから、3チューナーを存分に使用して録画をするような使い方だと、すぐに容量不足になってしまいます。
- VODは「アクトビラ」以外非対応
DMR-2T100(DMR-2CT100)は、VODサービス対応ということで「アクトビラ」に対応しています。
逆に言ってしまうとアクトビラにしか対応していません。
本モデルの売り文句で「VOD対応」と紹介していることが多いですが、期待してはいけません。
- 中途半端に4Kアップコンバート搭載
DMR-2T100(DMR-2CT100)には4K出力機能が搭載されています。
しかしULTRA HD Blu-rayや4Kチューナーが搭載されているわけではありません。
対象はブルーレイ等のディスクコンテンツになるのですが、中途半端に4K出力を搭載するよりも、削ってその分価格を下げる方が良いのではないかと思います。
DMR-2T100(DMR-2CT100)総評
Panasonicが2019年夏に発売したレコーダーの中で最もベーシックなモデルが登場しました。
3系統の地デジ/BS/CSチューナーやお部屋ジャンプリンクについては対応しています。
Panasonicのお家芸である「おうちクラウド」機能ももちろん搭載されていますから、4K等にはそこまで興味ないけど、データの一括管理に興味がある方向けではないでしょうか。
HDD容量については1TBですから、3チューナーをフルに使用するような状況だと、すぐに容量不足に陥ってしまうかもしれません。
心配な方は、外付けHDDを購入するか(オススメ外付けHDD)、容量違いの「DMR-2T200」の購入を検討してください。
高画質技術については、VIERAで培ったノウハウがありますから、地デジやBS/CSをよりキレイに表現してくれます。
モデル的にはHDMI経由での4K出力に対応しているようですが、4KチューナーやUltra HD Blu-ray等の4K関連機能には対応していません。そこだけが惜しいところです。
疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、4K関連機能に非対応なのになぜ4K出力に対応しているのか。
それは、通所のブルーレイ等を4K解像度にアップコンバートすることで、4K出力を可能にしているようです。
正直この機能はそこまで魅力を感じないので、機能を削ってコストを少し下げて頂きたいところです。
先代モデルから引き継いでいる【おうちクラウド】についても、レコーダー単体で番組から音楽、動画、写真をすべて管理可能な手軽さは、データ管理に四苦八苦しているライトユーザーにとっては非常に心強い機能となるでしょう。
もちろんDMR-2T100(DMR-2CT100)からスマートフォンにデータを転送して持ち出すことが可能ですからDMR-2T100(DMR-2CT100)をベースとして必要なデータだけを持ち運べます。
筐体はPanasonicが少し前から採用してるホワイトのキューブ型が採用されています。この筐体は横幅が抑えられており、全体的にコンパクトにデザインされている為、テレビ付近のレコーダーを設置するスペースが限られている方にピッタリです。
もちろんインテリアを明るい色で揃えたい方にも有効です。
価格は7万円前後とスタンダードなトリプルチューナーレコーダーとしては少し高い設定かもしれません。
もう一万円プラスで、4Kに対応したDMR-4S100が購入できる為、特にこだわりがない場合は DMR-4S100 をおすすめします。
DMR-2T100(DMR-2CT100)は買いなのか?
こんな方にオススメ
- データを一括で管理し、テレビでも動画や写真を楽しみたい
- レコーダー設置場所が限られている
- 明るい色のレコーダーが良い
- レコーダーに高機能を求めていない
こんな方はちょっと待った
- 見たい番組が重ならない
- 別の媒体でデータ管理している
- 4KチューナーやUltra HD Blu-ray機能狙い
- 多くの番組を録画する
DMR-2T100(DMR-2CT100)の評価(MAX★5)
| 録画機能 | ★★ |
| 主要機能対応状況 | ★★★ |
| 便利機能充実度 | ★★★ |
| コストパフォーマンス | ★★ |
| ファミリーユース(家族向け) オススメ度 | ★★ |
| シングルユース(一人暮らし向け) オススメ度 | ★★ |










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