おうちクラウドディーガ DMR-4W400(DMR-4CW400)ってどうなの?
評価:9
このページでは、Panasonicの【おうちクラウドディーガ】シリーズから発売されているフラッグシップブルーレイレコーダー【DMR-4W400(DMR-4CW400)】のポイントを紹介します。
【DMR-4W400(DMR-4CW400)】は、4K BS/CSダブルチューナー搭載で4TBの大容量HDDを搭載したブルーレイレコーダーです。
同じような型番で【DMR-4CW400】が発売されています。違いは流通経路だけでDMR-4W400と全く同じ商品です。
DMR-4W400がオンライン流通品でDMR-4CW400は家電量販店流通品となります。
DMR-4W400(DMR-4CW400)基本仕様
発売時期 | 2019年7月 |
内蔵HDD容量 | 4TB(4000GB) |
4K BS/CSチューナー | 2 |
地デジチューナー | 3 (BS/CSと共用) |
BS/CSデジタルチューナー | 3 (地デジと共用) |
4K出力 | ○ |
HDR出力 | ○ |
長時間録画モード | 最大15倍(4Kは最大12倍) |
複数同時録画 | ○(3番組・4Kは2番組) |
タイムシフト録画 | - |
外付けHDD録画 | ○ |
SeeQVault | ○ |
対応メディア(再生) | BD-R/R DL/R XL/RE/RE DL/RE XL |
DVD±R/±R DL/±RW/-RAM | |
CD-R/RW | |
対応メディア(録画) | BD-R/R DL/R XL/RE/RE DL/RE XL |
DVD-R/-R DL/-RW/-RAM | |
CDは非対応 | |
ULTRA HD Blu-ray | ○ |
3D対応 | ○ |
対応リンク機能 | ビエラリンク |
リモート予約 | ○ |
番組持ち出し | ○ |
インターネット | ○(無線/有線) |
消費電力 | 29W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | - |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN ※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com ※初回2週間無料 | - |
dTV ※初回31日間無料 | ○ |
GYAO | - |
Hulu ※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | ○ |
TSUTAYA TV ※初回30日間無料 | ○ |
U-NEXT ※初回30日間無料 | - |
YouTube | ○ |
アクトビラ | ○ |
アクトビラ 4K | ○ |
スカパー!(オンデマンド) | - |
ひかりTV | - |
ひかりTV 4K | - |
さらに詳しい仕様についてはメーカーホームページを確認してください。
DMR-4W400(DMR-4CW400)のGoodな点
- おうちクラウドでデータを一括管理
製品シリーズ名にもなっている【おうちクラウド機能】ももちろん搭載されています。
【番組・音楽データ・写真・動画】をDMR-4W400(DMR-4CW400)に集約し、一括管理することが可能で、簡単にスマホ持ち出しなど可能にです。
- 4K W録に対応&4K長時間録画に対応
DMR-4W400(DMR-4CW400)には、4K番組の長時間録画モードが搭載されています。
最大で12倍の長時間録画モードを選択できる為、レコーダーの容量を圧迫しにくくなっています。
4K長時間録画モードの搭載は、業界初の機能です。
さらにDMR-4W400(DMR-4CW400)には、4K BS/CSチューナーを2系統搭載しています。
テレビと違い、レコーダーに搭載されている4K BS/CSチューナーは、すべて録画に使用することが出来ます。
よって4K番組のW録画が可能です。
- ビエラで培った高画質技術を多数搭載
Panasonicのビエラで培った高画質技術が多数搭載されています。「4K HEVCエンコーダー」「4Kリアルクロマプロセッサ」「 4Kダイレクトクロマアップコンバート 」「 4K超解像/W超解像 」などにより、4K以外の映像も美麗に表現し、4K映像はさらに磨きがかかった映像になります。
- ULTRA HD Blu-ray再生対応
DMR-4W400(DMR-4CW400)には、Blu-rayの最新規格【ULTRA HD Blu-ray】の再生に対応しています。
レコーダー本体も4K出力に対応している為、4Kテレビと接続することで、高精細な映像を楽しむことが出来ます。
ULTRA HD Blu-rayについては、ULTRA HD Blu-rayとは?も併せてご覧ください。
- VODサービスに対応
DMR-4W400(DMR-4CW400)は、VODサービスに対応しています。対応しているVODサービス自体も多い為、VODと親和性の高いモデルと言えます。
VODに対応していないテレビをお持ちの場合は、本モデルを購入すれば同時にVODサービスも楽しめることが出来ます。
DMR-4W400(DMR-4CW400)の「もう一つ」な点
- シングルユースにはオーバースペック
そこまで「もう一つ」というわけではありませんが、その豪華スペックが故に一人暮らしなどのシングルユースには向きません。
チューナーやHDD容量的にも使いきれるかどうか怪しいので、できるだけファミリーで使用したほうが良いでしょう。
DMR-4W400(DMR-4CW400)総評
本モデルは同社のおうちクラウドディーガ【DMR-SCZ2060】の後継モデルに当たります。
DMR-4W400(DMR-4CW400)では、さらに4K機能の強化が主に行われた印象です。
全く隙のない豪華スペックで登場したDMR-4W400(DMR-4CW400)は、「やっと4Kを気にせず録画できる」機種が登場したと思わせてくれるモデルです。
4Kダブルチューナーを始め、4TBの大容量HDDを搭載し、業界初となる 4K長時間録画など4Kを存分に楽しむのであればこの機種をオススメするぐらい完成度の高い作りとなっています。
高画質技術についても4Kをさらに楽しむための機能や、フルHDや地上デジタルでも高精度なアップコンバート処理による画質の向上も期待できます。
先代モデルから引き継いでいる【おうちクラウド】についても、レコーダー単体で番組から音楽、動画、写真をすべて管理可能な手軽さは、データ管理に四苦八苦しているライトユーザーにとっては非常に心強い機能となるでしょう。
もちろんDMR-4W400(DMR-4CW400)からスマートフォンにデータを転送して持ち出すことが可能ですからDMR-4W400(DMR-4CW400)をベースとして必要なデータだけを持ち運べます。
Ultra HD Blu-rayやSeeQVault、VODサービスなど主要な機能については軒並み対応しており、4K周りだけではなく全方位に隙の無い作りとなっています。
現時点で最強と言っても過言ではない一台ですから、どうしても価格も高くなってしまいます。
執筆時点で最安値11万円とレコーダーの中では高額な部類ですが、搭載されているスペックや完成度を鑑みると決して高くはないと言えるかもしれません。
贅沢を言えば、この豪華スペックに全録が搭載されていれば、隙のない最強モデルになっていたかもしれません。
とはいえ、現在発売されているレコーダーの中で最強と言っても過言ではないと思っており、予算に余裕があれば買って後悔はしないでしょう。
DMR-4W400(DMR-4CW400)は買いなのか?
こんな方にオススメ
- 2番組同時に4K BS/CSを録画したい
- できるだけ多くの4K番組及び通常番組を録画したい
- データを一括で管理し、テレビでも動画や写真を楽しみたい
- VODサービス狙い
- Ultra HD Blu-rayを楽しむ
こんな方はちょっと待った
- 見たい番組が重ならない
- 別の媒体でデータ管理している
- 一人暮らしでそこまで視聴時間が多くない
DMR-4W400(DMR-4CW400)の評価(MAX★5)
録画機能 | ★★★★★ |
主要機能対応状況 | ★★★★★ |
便利機能充実度 | ★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★ |
ファミリーユース(家族向け) オススメ度 | ★★★★ |
シングルユース(一人暮らし向け) オススメ度 | ★★ |
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