【ポイント紹介】AQUOS ADシリーズ (2T-C19AD/2T-C22AD/2T-C24AD)
このページではSHARP(シャープ)のプライベートユース向け液晶パネルモデルであるADシリーズのポイントを紹介していきます。
実質的には同社のP5シリーズとK45シリーズを一つのシリーズにまとめた新シリーズとなります。
よって従来のK45シリーズにラインナップされていた22インチモデルのみフルHD解像度となります。
画面サイズは19インチ・22インチ・24インチの3サイズラインナップです。
それでは基本スペックから見ていきましょう。
基本仕様
| 基本仕様 | ADシリーズ(新シリーズ) |
|---|---|
| パネル | VA |
| バックライト | エッジ型LED |
| 解像度 | 19・24インチはHD(1366×768) 22インチはフルHD(1920×1080) |
| HDR(ハイダイナミックレンジ) | – |
| 4Kチューナー | – |
| 地デジチューナー | 2 |
| BS・CSデジタルチューナー | 2 |
| 外付けHDD録画 | 〇 |
| 複数同時録画 | – |
| 倍速液晶 | – |
| SeeQVault | – |
| ARC | 〇 |
| インターネット | 有線 |
| 定格消費電力 | 35W～42W |
| VOD対応状況 | |
| AbemaTV | – |
|---|---|
| Amazonビデオ | – |
| DAZN | – |
| DMM.com | – |
| dTV | – |
| GYAO | – |
| Hulu | – |
| Netflix | – |
| niconico | – |
| TSUTAYA TV | – |
| U-NEXT | – |
| YouTube | – |
| アクトビラ | – |
| アクトビラ4K | – |
| ひかりTV | – |
基本仕様コメント
機能的にはテレビとして必要最低限の機能を搭載してきたという印象です。
チューナーは視聴専用と録画専用の合計2つを搭載し、22インチモデルのみフルHD解像度が採用されています。
その他のサイズに関してはHD解像度が採用されています。中間サイズにフルHDが採用されているので注意してください。
解像度に関しては一緒になる前のK45シリーズとP5シリーズからのラインナップをそのまま受け継いでいる関係で、24インチよりも22インチのほうが解像度が高いという状態が起こっています。
VODサービスといったインターネットサービスにも対応していませんので、寝室や子供部屋などに置くことが想定されたモデルとなります。
注目機能
特になし
ADシリーズのGoodな点
- カラーラインナップがホワイトとブラックの2色展開で、インテリアに合わせたカラーを選べる
ADシリーズにはそれぞれの画面サイズでホワイトカラーとブラックカラーの2色が用意されています。
昔のようにブラック一辺倒なシリーズではありませんので、今やテレビをインテリアの一部としてコーディネートされる現在では2色展開は助かるのではないでしょうか。
ADシリーズの「もう一つ」な点
- 22インチモデルのみフルHDが採用されている
ADシリーズには今回19インチ・22インチ・24インチがラインナップされていますが、22インチモデルのみフルHD解像度が採用されています。
通常ですとより画面サイズが大きなモデルに高い解像度が採用されるため、24インチモデルに搭載されるのが自然ですが、実際のところ24インチモデルはHD解像度が採用されており、22インチモデルよりも低い解像度となってしまっています。
これは同社のK45シリーズとP5シリーズを一つにまとめた影響で起こってしまっていますが、最低限24インチモデルにはフルHDを採用して頂きたかったところです。
- 改良要素が皆無でリネーム商品となっている
ADシリーズは「K45シリーズとP5シリーズを一つにまとめた」と何度もお伝えしていますが、商品スペックも全シリーズそのままでラインナップされています。
新しいシリーズにするのであれば少しは改良要素がほしかったところですが、残念ながらリネームしただけの商品と言わざるを得ません。
総評
ADシリーズは寝室や個人の部屋などに置くことが想定されているプライベートなテレビとして展開されています。
リビングのソファーに座ってゆっくりと番組を見るのではなく、個人の部屋で楽しむ為にはジャストフィットなシリーズではないでしょうか。
もちろんワンルームなどの一人暮らし世帯でもOKだと思います。
22インチモデルのみフルHD解像度が採用されているので、そこまで画質は求めないけど最低限フルHDは欲しいといった場合は22インチモデルを購入してください。
もしADシリーズを検討している場合は、商品スペック的にはK45シリーズとP5シリーズと全く同じなため、価格がお手ごろになっている旧製品を購入するのも有効です。