SHARP AQUOSブルーレイ 4B-ET3シリーズは買いか?(4B-C20ET3/4B-C40ET3/4B-C60ET3)
この記事では、SHARPのAQUOSブルーレイブランドから発売されている4K HDDレコーダー【4B-ET3シリーズ】のポイントを紹介いたします。
本モデルは4Kチューナーを搭載したSHARPのフラッグシップモデルのレコーダーになります。
全自動録画機ではなく、通常録画用のモデルとなります。
HDD容量は、2TB/4TB/6TBがラインナップされています。
基本仕様
各機能はクリックすることで機能の詳細を確認できます。
シリーズ | 4B-ET3 |
発売時期 | 2022年10月 |
HDD容量 | 2TB / 4TB / 6TB |
全自動録画 | ー |
最大全録時間 | ー |
8K BSチューナー | ー |
4K BS/CSチューナー | 2 |
地上デジタルチューナー | 3 |
BS/CS デジタルチューナー | 3 |
外付けHDD増設 | ○ |
Ultra HD Blu-ray対応 | ○ |
リモート予約 | ○ |
SeeQVault | ー |
インターネット | 有線 / Wi-Fi |
定格消費電力 | 2TB:27W 4TB:28W 6TB:28W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ー |
Amazonプライムビデオ | ー |
DAZN※初回31日間無料 | ー |
DMM.com | ー |
Lemino(旧dTV)※初回初月無料 | ー |
FODプレミアム | ー |
Hulu※初回2週間無料 | ー |
NETFLIX | ー |
Paravi | ー |
TELASA | ー |
TVer | ー |
U-NEXT※初回30日間無料 | ー |
Youtube | ー |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください
※dTV対応でもLeminoに対応するかはメーカー次第となります。
4B-ET3シリーズ各ポイント評価
【録画・チューナー関連】
4B-ET3シリーズには、全ての容量モデルで4K BS/CSチューナー 2系統、地デジチューナー 3系統、BS/CSチューナー 3系統が搭載されています。
通常録画モデルとしてチューナー数は問題ないでしょう。
通常のハイビジョン放送であれば、最大3番組同時録画が可能となっています。
4K番組に関しても2番組同時録画が可能なので、録りたい番組が重なっても問題ありません。
録画機能に関しては、出演しているタレント名などを指定することで自動的に録画を行う機能や、連続ドラマの繰り返し録画、など一通りそろっており、快適に使用することが可能です。
また、内蔵容量が一杯になった場合も、外付けHDDを増設することで、容量を増設できますので拡張性も兼ね備えています。
最近では、大容量のHDDも低価格になってきております。
大は小を兼ねるということもありますので、大容量モデルを購入しても良いかもしれません。
【画質】【サウンド】
4B-ET3シリーズには、BDレコーダーように開発された「Medalist BD」が搭載されています。
また、録画形式も従来のMP4からHEVCになったことで、高画質で録画しながら容量も節約できるので、長時間録画が可能になりました。
また、「5upコンバーターPRO」と呼ばれる機能により、画質を構成する「輝度・解像度・色域・フレームレート・ビット深度」の5つの要素をそれぞれアップグレードし、4Kテレビにふさわしい映像美を実現することが可能となっています。
HDRに対応していないSDR映像も、変換技術でHDRにコンバートすることで、映像内の細かな輝度表現が可能となっています。
サウンド面に関しては、正直そこまでトピックとなるような機能はない印象です。
デザイン
黒物家電らしく、ブラックボディで統一されており、ヘアライン加工された加飾部分と、表示部のクリアブラック部に分けられたデザインとなっています。
そこまでスタイリッシュなデザインにはなっておらず、一般的なレコーダーと同じような大きさとなっています。
ここら辺は後述するホコリシールドBDドライブなどのアッセンブリが影響しているのかもしれません。
厚みは約6cmと標準的な高さとなっています。
【その他】
4B-ET3シリーズは他社のモデルと異なり、VODサービスを利用する事はできません。
よってVODを楽しみたい方は、べっとテレビ側のVODサービスを使用するか、FireStickなどの外付けデバイスを使用してください。
4B-ET3シリーズは、4K対応ということでBDの次世代規格である「Ultra HD Blu-ray」にも対応しており、本機で再生することが可能になっている為、いままで持ってたけどハードの関係で見れなかった方は、本モデルをプレイヤーとして使用することが可能です。
さらに、BDドライブには「ホコリ・煙・たばこのヤニ」など、わずかな隙間から入ってくるこれらの物質から内部を守るため「ホコリシールドBDドライブ」が採用されています。
通常品よりもBDドライブも密閉度が上げられており、長寿命化が図られています。
スマートフォンアプリによるリモート予約にも対応しており、「AQUOSリモート予約」をダウンロードしてインストールすることで、外出先からも番組録画を行うことが可能です。
※レコーダーをインターネットに接続する必要があります。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で2TB:68,000円・4TB:74,000円・6TB:91,000円となっています。
4Kチューナー搭載モデルという事を考えると、妥当な金額かなと思います。
あとは容量によって金額が段階的にUPしておりますが、2TBと4TBの差が6,000円程度しかないので、4TBモデルが一番コスパが良いかもしれません。
4B-ET3シリーズは買いか?
4B-ET3シリーズは4K番組も録画可能なHDDレコーダーということで出てきており、4K番組を2番組同時、ハイビジョン放送も3番組同時に録画することが可能鳴っており、録画性能に関しては問題ないレベルとなっています。
高画質化に関しても、5upコンバーターによる多角的な部分からアプローチされており、長時間録画でありがちな劣化を最小限に抑えている印象です。
その反面サウンド面には特に力を入れているような部分がありませんでした。
スマホ連携機能やAQUOSテレビとの連携機能なども強化されており、総合的に見るとバランスの取れたモデルだと感じます。
価格的にも他メーカーと比べて高いというわけでもない為、特段ネガとなるような部分は無いですね。
AQUOSテレビとの連携機能などを考えると、現在AQUOSテレビを使用していて4K HDDレコーダーが欲しい方にはオススメできる一台です。
総合して評価すると4B-ET3シリーズはAQUOSテレビを使用していれば「買い」であると言えます。
他メーカーのテレビを使用している場合は、TOSHIBA REGZAレコーダーやPanasonic DIGAのほうが汎用性が高いので、そちらを検討しても良いかと思います。
4B-ET3はこんな人にオススメしたい
- 4K番組をよく視聴する
- 見たい番組が良く重なる
- Ultra HD Blu-rayも使用する
- AQUOSテレビを使用している
- AQUOSテレビを使用している
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