SHARP AQUOS 4T-C55DQ2ってどうなの?
SHARPのAQUOS DW1ライン【4T-C55DQ2】のポイントを紹介します。
同社のDQ1シリーズの後継モデルとなります。
DQ1との違いは、映り込みを極力低減させるパネルを採用したところです。
55インチの他65インチがラインナップされています。
基本仕様
発売時期 | 2021年9月 |
パネル | 有機EL(OLED) |
バックライト | - |
解像度 | 4K(3840×2160) |
対応HDR | HDR10+ / HLG / DolbyVision |
8K BSチューナー | - |
4K BS/CSチューナー | 2 |
地上デジタルチューナー | 3 |
BS/CS デジタルチューナー | 3 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | ○ |
倍速駆動 | ○ |
SeeQVault | - |
ARC | ○ |
LAN | 有線/W-Fi |
定格消費電力 | 343W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ○ |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com※初回2週間無料 | - |
dTV※初回31日間無料 | ○ |
GYAO | ○ |
Hulu※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | ○ |
TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ○ |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
スカパーオンデマンド | - |
Youtube | ○ |
アクトビラ | - |
Paravi | ○ |
ひかりTV | - |
TVer | ○ |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください。
4T-C55DQ2各ポイント評価
【録画・チューナー関連】
4T-C55DQ2は、4K2系統、地デジ3系統、BS/CS 3系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。
4Kは2系統なので裏で録画ができることはもちろん、通常の地デジやBS/CSは3系統ですから、視聴や録画に
困ることは少ないでしょう。
【画質】
同社の4Kモデルに採用される中では最も高性能な映像処理エンジン「Medalist S2」が搭載されています。
これは8Kのパイオニア的存在であるSHARPが培った8K高画質技術を応用して作られた映像処理エンジンで、アンプコンバート機能やカラー補正機能などが高画質化に寄与します。
本モデルには、現在も併売されているDQ1シリーズとの違いで「低映り込み有機ELパネル」が採用されています。
有機ELパネルを採用したテレビは、その優れたコントラストを活かすために、グレアパネルを採用しているモデルが多いのですが、その弊害として照明や影が映りこんでしまい、視聴の際に疲れやすくなってしまいます。
その点を「低映り込み有機ELパネル」により防ぐことで、長時間の視聴及び、色の表現を邪魔しにくくなります。
【サウンド】
サウンドはDQ1シリーズと同じ構成で、ツィーター×2、フルレンジ×4の合計出力50W「 FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」を採用し、新開発のミッドレンジスピーカーにより筐体の薄型化したまま高音質をキープしています。
テレビの永遠の課題である低音は、やはり少し物足りなさを感じてしまいます。
一応音楽ライブモードなどのシーンに合わせたチューニング設定もあるようですが、もう少し良い音響で楽しみたい場合は、別途サウンドバーを購入することをオススメします。
【2021最新版】おすすめサウンドバー5選【音にこだわれ!!】
【デザイン】
センターにスタンドを配置し、それで支えるというオーソドックスなスタイルが採用されています。
オーソドックス中のオーソドックスなデザインの為、インテリアにおしゃれな雰囲気を出している場合やクールなスタイルにしている場合は少し浮いてしまうかも入れません。
一応ベゼルレスデザインで壁との輪郭をできるだけ目立たせないようにしていますが、スタンドがいかんせん残念ですね。
もし本モデルを購入するのであれば、壁掛けが良いと思います。
最近では逆に珍しくなった黒一色のボディが与えられていますから、シックなイメージにぴったりかと思います。
【その他】
今まで独自OS搭載でしたが、遂にAndroidTV搭載となり、できることの幅が広がりました。
また、AndroidTV化しても相変わらずVODの対応状況は良好なほうです。
最近主流なVODサービスは大体対応しており、TOSHIBAのようにNETFLIXが使えないこともありません。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で160,000円となっています。
最安値ベースで話をすると、実はDQ1シリーズとDQ2シリーズはほぼ同じ価格となっています。
スペック的にも両モデルは同じです。異なる点と言えば「低映り込み有機ELパネル」を採用しているか否かになり、DQ2のほうがDQ1の機能をすべて内包した上に低映り込みパネルがついてきますから、最安値付近で購入できるのであればDQ2シリーズが良いのではないかなと思います。
ひとこと
DQ1シリーズの発売が2021年4月頃で、DQ2シリーズの発売が2021年9月頃とかなり短期スパンで新商品を投入してきましたが、DQ2になって進化した点は「低映り込みパネル」の採用になっており、ほぼほぼマイナーチェンジ程度にとどまっています。
しかし、マイナーチェンジしたにも関わらず、まさかの最安値ベースでDQ1とDQ2が同じ値段ということで、この二つで迷うのであればDQ2一択にでしょう。
VODサービスも割と大手も含め対応状況は良好ですから、テレビの買い替えによって使えなくなるサービスがないのが嬉しいところですね。
ただしデザインが非常に残念ですから、これだけでも別メーカーを買おうかと思ってしまいます。
なのでもし可能であれば、こういったスタンドがあまりかっこよくないモデルは壁掛けにするのが良いかもしれません。
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