Hisense U8Kシリーズは買いか?(55U8K/65U8K/75U8K)
今回は、Hisenseから発売されているハイエンド4K液晶テレビ【U8Kシリーズ】のポイントを紹介してきます。
本モデルは、優れたADSパネル×量子ドット×MiniLEDバックライトを組み合わせた商品で、それぞれをいいとこ取りした商品となっています。
画面サイズは、55/65/75インチがラインナップされています。
基本仕様
各機能はクリックすることで機能の詳細を確認できます。
発売時期 | 2023年5月 |
パネル | ADS |
バックライト方式 | 直下型(miniLED)(LD) |
解像度 | 4K(3840×2160) |
対応HDR | HDR10/HLG/HDR10+/HDR10+Adaptive/Dolby Vision/Dolby Vision IQ |
8K BSチューナー | – |
4K BS/CSチューナー | 2 |
地上デジタルチューナー | 3 |
BS/CS デジタルチューナー | 3 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | ○ |
倍速駆動 | ○ |
SeeQVault | ー |
ARC | ○ |
eARC | ○ |
VRR | ○ |
ALLM | ○ |
LAN | 有線 / Wi-Fi |
定格消費電力 | 55インチ:180W 65インチ:235W 75インチ:280W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ○ |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com | ー |
Lemino(旧dTV)※初回31日間無料 | ○※ |
FODプレミアム | ○ |
Hulu※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | ○ |
Paravi | ○ |
TELASA | ー |
TVer | ○ |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
Youtube | ○ |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください
※メーカーは旧dTV対応と記載の為、Leminoは不明
U8Kシリーズ各ポイント評価
【録画・チューナー関連】
U8Kシリーズは、4K2系統、地デジ3系統、BS/CS3系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。
チューナー構成としては、フラッグシップモデルとしては普通で、見たい番組がたくさん重なる方以外は十分な構成です。
U8Kシリーズには録画用HDDが内蔵されておりませんので、レコーダーなしで録画する場合は別途市販の外付けHDDを購入する必要があります。
最近では大容量モデルも安価になっているので、4TB以上のモデルを購入すると良いでしょう。
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【画質】
U8Kシリーズには、新開発の【HI-VIEWエンジン】が搭載され、画質や音声を含め全方位で従来機よりも進化しています。
液晶パネルには広い視野角と優れた色彩表現力を備えた【ADSパネル】が採用され、バックライトにはMiniLEDが組み合わされています。
カラー面でも量子ドットが採用されており、従来の液晶よりも豊かな色表現が可能となっています。
ADSパネルにMiniLEDをかけ合わせる事より、コントラストが苦手なADSパネルにMiniLEDの精細な制御による輝度調整で弱点を補っており、それぞれのいいとこどりの構成となっています。
MiniLEDは【ローカルディミングpro】対応で、細かくエリア分割を行い、エリアごとに輝度調整を行うことで、画面内の明暗をさらに際立たせることが可能です。
さらに、AIを活用した映像処理など高画質化が強化されています。
もちろん倍速対応で環境光センサーにより、周囲の明るさを検知して最適な明るさにする機能も備わっています。
【サウンド】
U8Kシリーズのサウンドシステムには、合計出力40Wのスピーカーが搭載されています。
画面背面にサブウーファーを配置し、ツィーターやフルレンジスピーカーを少ないながらも配置することで、全音域をカバーするとともに、重低音もフォローされているので、十分なパワーを有しています。
また、クリア音声機能により人の声を強調したセッティングにより、セリフがより明瞭に聞こえる機能もあります。意外とこの機能は便利です。
もちろん立体音響技術「DolbyAtmos」にも対応しています。
40Wの出力は、テレビ番組の視聴には十分ですが、さらに良音質で番組や映画を楽しみたい方は、別途外付けサウンドバーやシアターシステムの購入をお勧めします。
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【デザイン】
4辺ベゼルレスデザインが採用されており、スピーカーも背面や底面に配置されているため、スッキリとしたデザインとなっており、インテリアをあまり邪魔しない印象となっています。
また、スタンドも正面から見た時に目に入る面積が少なくなるようなデザインを採用し、テレビ台に設置したときに存在感を低くするような形状となっています。
【その他】
VOD対応状況も良好で、ヘビーユーザーの方も安心して使用できます。
dTVに関しては、現在Leminoというサービスに変わっています。
dTVには対応していますが、今後Leminoも視聴可能かどうかは現時点では不透明なので、Lemino目当ての場合は少し注意してください。
Hisenseのテレビは、普通のテレビだけではなくゲーミング機能にも力を入れています。
専用の「ゲームモードpro」モードにすれば、最速遅延0.83msの低遅延でプレイ可能で、ALLMやVRR機能にも対応しています。
4K 120p入力にも対応しているので、ハイエンドゲームも可能です。
AMD FreeSync Premiumにも対応しているため、PCゲームのモニターとしても使用可能です。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で55インチ:151,000円・65インチ:172,000円・75インチ:236,000円となっています。
ハイエンドモデルで量子ドット技術とMiniLED搭載でこの価格は非常に魅力的です。
画質のみならず、機能も充実しているので、コストパフォーマンスが非常に良いですね。
20万円以下で65インチが手に入って高機能となると注目しますよね。
U8Kシリーズは買いか?
U8Kは上位モデルのUXシリーズから一つ下に位置しているモデルで、大きな違いは搭載される映像処理エンジンやローカルディミングのエリア分割数、スピーカーの構成などが異なりますが、それ以外は大きな違いはありません。
もちろん最上位のUXシリーズが購入できればベストですが、予算的に限られている方が多い中、U8Kシリーズは非常に狙い目です。
量子ドット、MiniLED搭載で価格的に10万円台で購入できることを考えると、U8Kシリーズを購入して、音質に満足できない方は別途サウンドバーを導入する組み合わせがベストではないでしょうか。
メーカー3年保証なども考えるとかなり魅力的な商品ですから、個人的には買いですね。
U8Kはこんな人にオススメしたい
- スピーカーはそこまで求めない
- 画質はある程度良いものが良い
- 20万円以下で探している
- コストパフォーマンス重視
- ゲーム用のディスプレイとしても考えている
ディスカッション
コメント一覧
u8kには量子ドットが搭載されています
もう一度ご確認したほうが良いと思います
skyさん
ご連絡ありがとうございます。
失礼しました、確かに量子ドット採用されていました。
記事修正いたしました。