LG NanoCell 55SM9000PJBってどうなの?
このページでは、LGのハイグレード4K液晶テレビ【55SM9000PJB】のポイントを紹介していきます。
【55SM9000PJB】は、「Nano」をコンセプトに開発されたテレビで、4K BS/CSチューナーが搭載されました。
55インチの他に、65インチがラインナップされています。
基本仕様
基本仕様 | 55SM9000PJB |
---|---|
発売時期 | 2019年4月 |
パネル | IPS |
バックライト | 全面直下型LED(部分制御あり) |
解像度 | 4K(3840×2160) |
HDR(ハイダイナミックレンジ) | HDR10/HLG/Dolby Vision/Advanced HDR by technicolor |
8Kチューナー | - |
4Kチューナー | 1(BS/CSのみ) |
地上デジタルデジチューナー | 2 |
BS/CSデジタルチューナー | 2 |
外付けHDD録画 | ○ |
複数同時録画 | - |
倍速駆動 | ○(TruMotion 240(4倍速相当)) |
SeeQVault | - |
ARC | ○ |
インターネット | 有線/無線 |
定格消費電力 | 175W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | - |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN ※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com ※初回2週間無料 | - |
dTV ※初回31日間無料 | - |
GYAO | - |
Hulu ※初回2週間無料 | - |
NETFLIX | ○ |
TSUTAYA TV ※初回30日間無料 | ○ |
U-NEXT ※初回30日間無料 | ○ |
YouTube | ○ |
アクトビラ | ○ |
アクトビラ 4K | ○ |
スカパー!(オンデマンド) | - |
ひかりTV | ○ |
ひかりTV 4K | ○ |
さらに詳しい仕様についてはメーカーホームページを確認してください。
55SM9000PJBのGoodな点
- 4K BS/CSチューナーを1系統搭載
4K BS/CSチューナーが今回1系統搭載されました。
4K番組を外付けチューナー無しで楽しめると共に、裏で4K番組を録画することが可能になり、さらに4K番組を楽しむことが出来ます。
4K番組の視聴を考えている方はこちらもご覧ください→4K放送を受信するために準備する点
- 最新映像処理エンジン【α7 Gen2 Intelligent Processor】搭載
55SM9000PJBには、同社の有機EL専用スタンダード映像処理エンジン「α7 Gen2 Intelligent Processor」が搭載されています。
内蔵AIとの協調により有機ELパネルに最適な映像処理を行います。
その他、周囲の明るさや等も加味した処理を行う為、外光による映像の劣化が起きにくくなっています。
さらにサウンド面にも処理を加え、より臨場感のある鮮明な音を演出してくれます。
- 狭ベゼル&有機ELの薄さを活かしたガラスデザイン「Nano Bezel」
55SM9000PJBは、フレーム幅最薄部4.8mmの超狭ベゼルデザインで映画館のように映像だけが浮かび上がるように設計されています。
スタンド自体も細めにデザインすることで、映像の邪魔にならないようなコンセプト設計がされています。
- 立体音響技術「Dolby Atomos」搭載
55SM9000PJBは新時代のサラウンドを実現する立体音響技術の「Dolby Atomos」を搭載しています。
リビングにいながらまるで映像の中に入ったかのような臨場感のある音響を体験することが出来ます。
55SM9000PJBの「もう一つ」な点
- 4K BS/CSチューナーは1系統
今回トレンドである4K BS/CSチューナーが1系統搭載されました。
しかし国内の上位モデルには、既に2系統がスタンダードになっており、一歩遅れている感は否めません。一応録画は可能です。
- 裏で録画できるのは1番組
55SM9000PJBには、通常の地デジ/BS/CSチューナーが2系統搭載されていますが、それぞれ視聴専用及び録画専用の為、裏で録画できるのは1番組までとなります。
複数の番組を録画する可能性がある場合は、別途BDレコーダーを購入してください。
- 対応VODサービスに注意
55SM9000PJBはインターネットに接続して、様々なサービスを利用することが出来ます。
もちろんVODサービスも利用できますが、対応VODに注意が必要です。
主要なVODサービスとしては、Huluに非対応です。
55SM9000PJBは買いなのか?
こんな方にオススメ
- 50V以上の大画面テレビが欲しい
- テレビを斜めから見ることが多い
- インテリアとしても考えている
- メーカーにはこだわらない
こんな方はちょっと待った
- 様々なVODサービスを利用する(特にHulu)
- 画質にこだわりたい
55SM9000PJBの評価(MAX★5)
画質 | ★★★ |
録画機能 | ★★ |
VODサービス | ★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★ |
ファミリーユース(家族向け) オススメ度 | ★★★ |
シングルユース(一人暮らし向け) オススメ度 | ★★★ |
55SM9000PJB総評
「LGと言えば有機EL」というイメージが多いかもしれませんが、液晶テレビも発売しています。
液晶の中でも最上位モデルに当たる 55SM9000PJBは、冒頭でも説明した通り「Nano」をコンセプトに商品開発が行われたモデルです。
「NanoCell」「NanoColor」「NanoBezel」「NanoAccuracy」など様々な機能が盛り込まれています。
新開発の映像処理エンジン「 α7 Gen2 Intelligent Processor 」にも非常に期待しています。
AIを活用したノイズ処理、サウンドも今回はAIを活用しているということなので非常に期待する一台です。
パネル自体もIPSが採用されており、色階調性や視野角については液晶でも得意としています。
しかしLGのレベルが上がってきたとはいえ、PanasonicやSHARP等の国内有名メーカーと比べるとまだ画質に粗さがある部分もあり、画質を重きに検討する場合は要注意です。
本モデルで4K BS/CSチューナーが搭載されたのは喜ばしいことですが、国内モデルが軒並み2系統であるところ、65SM9000PJBは1系統しか搭載されていません。
視聴するだけであれば特に問題はありませんが、見たい4K番組が重なるとどちらかを諦めなければなりません。その点は注意です。
55インチモデルは、最安値で現在15万円程度であり、国内のモデル、例えばSONYのX8550Gシリーズ55インチモデルと比べても価格的に優秀です。
SONYの場合はスタンダードモデルで16万円前後である為、ハイグレードで価格的にも有利であれば、検討する価値はあるかと思います。
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