LG G2シリーズは買いか？(OLED55G2PJA/OLED65G2PJA/OLED77G2PJA)
LGの4K有機ELモデル【G2シリーズ】のポイントを紹介していきます。
本モデルはLGの有機ELモデルの中でもハイエンドに位置しており、最新技術を惜しみなく投入したことにより、今までよりも明るく、高い発色性能を持ったテレビとなっております。
画面サイズは、55/65/77インチがラインナップされています。
基本仕様
| 発売時期 | 2022年5月 |
| パネル | 有機EL |
| バックライト | – |
| 解像度 | 4K(3840×2160) |
| 対応HDR | Dolby Vision IQ/HDR10 Pro/HLG |
| 8Kチューナー | |
| 4K BS/CSチューナー | 2 |
| 地上デジタルチューナー | 3 |
| BS/CS デジタルチューナー | 3 |
| 外付けHDD録画 | ○ |
| 裏録画 | ○ |
| 倍速駆動 | ○ |
| SeeQVault | – |
| ARC | ○(eARC) |
| LAN | 有線 / Wi-Fi |
| 定格消費電力 | 55インチ：367W 65インチ：486W 77インチ：690W |
| VOD対応状況 | |
|---|---|
| AbemaTV | ー |
| Amazonプライムビデオ | ○ |
| DAZN※初回31日間無料 | ○ |
| DMM.com※初回2週間無料 | ー |
| dTV※初回31日間無料 | ー |
| GYAO | ー |
| Hulu※初回2週間無料 | ○ |
| NETFLIX | ○ |
| TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ー |
| U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
| スカパーオンデマンド | ー |
| Youtube | ○ |
| アクトビラ | ー |
| Paravi | ○ |
| ひかりTV | ー |
| TVer | ー |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください
https://www.lg.com/jp/tv/lg-oled55g2pjaG2シリーズ各ポイント評価
【録画・チューナー関連】
G2シリーズは、4K2系統、地デジ3系統、BS/CS3系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。
ハイエンドモデルですから、チューナー数には問題ありません。
他のメーカーも軒並みフラッグシップであってもこの構成が多いので、特に気にする必要はないでしょう。
G2シリーズには録画用HDDが内蔵されておりませんので、レコーダーなしで録画する場合は別途市販の外付けHDDを購入する必要があります。
最近では大容量モデルも安価になっているので、4TB以上のモデルを購入すると良いでしょう。
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【画質】
G2シリーズには、LGの最新有機ELパネル「LG OLED evo GalleryEdition」が採用されています。
一つ一つの画素を制御する「ピクセル自発光制御」により、明るいところは明るく、暗いところは限りなく漆黒を表現できるため、細かなディティールまで見分けることが可能です。
採用されている映像処理エンジンは「α9 Gen5 processor 4K」が採用されています。
現行最上位の映像処理エンジンが採用されており、色のリアリティの追及、ブライトネスブースターによる従来よりも優れた明るさを獲得しています。
オブジェクト検出技術により、人物・物・背景をそれぞれ認識して、それぞれに最適な画質を適用します。
【サウンド】
サウンドシステムは、画面サイズでスピーカー構成が異なっていますが、いずれも最大合計出力は60Wとなっています。
構成はそれぞれ65インチと77インチが、
・フルレンジ：2個/20W ツイーター：2個/20W ウーファー：2個/20W
55インチが
・ミッドレンジ：2個/20W ツイーター：2個/20W ウーファー：2個/20W
となっています。
これらを「α9 Gen5 processor 4K」が映像と合うように適切な調整を行い、臨場感の高い音響体験を提供してくれます。
もちろん立体音響技術「DolbyAtmos」にも対応しています。
さらに音質を高めたい場合は、別途サウンドバーやシアターシステムを導入することをお勧めします。
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【デザイン】
4辺ベゼルレスデザインが採用されており、中でもベゼルの細さはトップレベルクラスで、壁掛けにすることで壁との一体感が絶妙で没入感の高い体験が可能となっています。
もちろんテレビスタンド直置きでも没入感は高いです。
スタンドには少しデザイン性のある物が採用されており、純正スタンドでやや傾斜がつけられております。
【その他】
G2シリーズに搭載されている「OLED evo GalleryEdition」には、メーカー保証で5年間のパネル保証が付帯しており、LG社の自信の高さがうかがえます。
VODに関しては、少し対応状況が良くない部分があるので、自分が良く利用するサービスに対応しているかどうかを確認してください。
ゲーミングディスプレイとしての用途も見据えられており、NVIDIAのG-SYNCやAMDのFreeSync premiumなどの技術に対応しています。
また、VRR対応により高速なアクションでもはっきりと捉えることが可能となっています。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で55インチ：242,000円・65インチ：366,000円・77インチ：522,000円となっています。
G2シリーズはハイエンドモデルですし、最新の有機ELパネルが採用されているということもあり価格は安いとは言えないレベルになっていますが、5年パネル保証やそれなりのスペックを持ち合わせていますから、ある意味納得の価格かと思います。
G2シリーズは買いか？
年々有機ELテレビは進化してきており、G2シリーズもたくさんの進化ポイントがあり、魅力的な商品となっています。
パネル自体は進化した有機ELパネルが採用されており、組み合わされる映像処理エンジンも最新の「α9 Gen5」が搭載され、付随する高画質化技術も非常に多くの、そして高機能なものが搭載され、非常にきれいな映像を楽しむことができるのは間違いないでしょう。
ゲーム用のディスプレイとしても使用可能で、各社の同期技術にも対応しており、パソコン用ディスプレイも手掛けるLGの強みが出ている点ですね。
最終的にG2シリーズが買いかどうかと言われれば、私は「買いである」 と言えます。
ハイエンドモデルということで価格もゴージャスとなっていますが、搭載スペックを考えると長く使えることが予想できますから、多少高くても問題ないと思います。
また、5年保証のパネルや様々な用途に使用できることを考えると、全然ありですね。
さらに、有機ELパネルはLGがトップシェアを誇っており、技術への安心感も高いですね。
これだけの機能が揃っていれば、しばらくは色あせることなく使用できますから、ぜひ候補に入れたいところですね。
