LG NANO96JPAってどうなの？(55NANO96JPA/65NANO96JPA)
LGエレクトロニクスNanoCell 8K液晶テレビシリーズ【NANO96JPAシリーズ】のポイントを紹介していきます。
近年少しづつ増えてきた8K解像度を持つパネルが搭載された8Kテレビになります。
もちろん8Kチューナーも搭載されています。
画面サイズは、55インチ/65インチがラインナップされています。
基本仕様
| 発売時期 | 2021年8月 |
| パネル | IPS |
| バックライト | - |
| 解像度 | 8K(7680×4320) |
| 対応HDR | HDR10 Pro/ HLG / DolbyVision IQ |
| 8Kチューナー | 1 |
| 4K BS/CSチューナー | 2 |
| 地上デジタルチューナー | 3 |
| BS/CS デジタルチューナー | 3 |
| 外付けHDD録画 | ○ |
| 裏録画 | ○ |
| 倍速駆動 | ○ |
| SeeQVault | - |
| ARC | ○(eARC) |
| LAN | 有線/Wi-Fi |
| 定格消費電力 | 55インチ:240W 65インチ:305W |
| VOD対応状況 | |
|---|---|
| AbemaTV | - |
| Amazonプライムビデオ | ○ |
| DAZN※初回31日間無料 | ○ |
| DMM.com※初回2週間無料 | - |
| dTV※初回31日間無料 | - |
| GYAO | - |
| Hulu※初回2週間無料 | ○ |
| NETFLIX | ○ |
| TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ○ |
| U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
| スカパーオンデマンド | - |
| Youtube | ○ |
| アクトビラ | - |
| Paravi | ○ |
| ひかりTV | ○ |
| TVer | - |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください
https://www.lg.com/jp/tv/lg-55nano96jpaNANO96JPAシリーズ各ポイント評価
【録画・チューナー関連】
NANO96JPAシリーズは、8K1系統、4K２系統、地デジ３系統、BS/CS３系統が搭載されており、ネイティブで8K放送を視聴・録画することが可能です。
昔SHARPが出した、8Kテレビだけど8Kチューナーが無いというような残念仕様ではなく、しっかりと8Kチューナーが搭載されたモデルになりますので、その点は安心ですね。
【画質】
8K解像度を搭載している本機には、映像処理エンジンにα9 Gen4 AI processor 8Kが搭載されています。
α9 Gen4エンジンは、同社の上位モデルに搭載されるエンジンで、様々な視点から高画質化をアプローチします。
また、NanoCellと呼ばれる1mm程度の微細な粒子を敷き詰めたディスプレイの採用により、コントラストの強化・クリアな表現が可能になっています。
【サウンド】
フルレンジ×２ ウーファー×２の合計4基で最大出力40Wのパワーを持ったスピーカーが搭載されています。
薄さを追求しながらも、最大出力40Wのスピーカーを搭載してきたことに関しては、一定の評価に値するでしょう。
一応ウーファー搭載で2.2chですから、ある程度の低音は出ますが、質の高い低音とはいかないかと思います。
そういう方は、別途サウンドバーやシアターシステムを購入して設置することをお勧めします。
【2021最新版】おすすめサウンドバー5選【音にこだわれ！！】
【デザイン】
液晶テレビですから、有機ELのように極薄とはいきませんが、割と薄い部類に入るlevelではないでしょうか。
最近のトレンドである極薄のベゼルも採用されており、ぱっと見の悪さはありません。
全体的な厚みの最もの要因はスタンドです。剛性の高そうなスタンドが装着されていることによって、厚みが一気に出てしまっていますが、壁掛けや壁寄せスタンドを使用することによって、そこら辺の問題は解決できるでしょう。
【その他】
海外メーカーということもあり、VOD対応状況に関してはやや不足しているといった印象です。
世界で展開しているサービスには大体対応していますが、dTVをはじめとする国内専用サービスには対応していません。
ただ、国内サービスすべてに対応していないわけではなく、ParaviやU-NEXTなど一部は対応しています。
VODで選ぶというよりも、コスパの良い8Kテレビを求める場合は全然ありではないでしょうか。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で55インチ：244,000円・65インチ：289,000円となっています。
SONYやSHARPが8Kテレビを出しておりますが、非常に高額で手を出せる価格というレベルではなかったのですが、LG製は先述の通り、割と手を出せる価格に落ち着いています。
なのでモニターとしての用途や単純に8Kを見てみたいという場合でも手を出しやすいモデルではないでしょうか。
総評
8Kテレビは、放送がまだNHKしか実現できていないということもあり、なかなかニーズの薄い商品ではありますが、今後の技術革新で確実にスタンダードになるテレビではあります。
また、PCモニター界でも8K解像度の商品はかなり少なく、クリエイター用途など8K解像度のモニターが欲しい方にもおすすめの一品です。
もちろん、単独で8Kチューナーが搭載されていますから、最新の放送を体感することも可能なので、新技術に触れてみたい方などにもおすすめできると言えるでしょう。
