MITSUBISHI LCD-A40RA2000ってどうなの?

評価:6
このページでは、MITSUBISHIのフラッグシップ4K液晶テレビ【LCD-A40RA2000】のポイントを紹介します。
【LCD-A40RA2000】は、同社「RA1000シリーズ」の後継モデルに相当します。
録画HDD内蔵及びULTRA HD Blu-ray搭載は踏襲され、今回さらに色彩強化機能、4KのままでBDにダビング可能になりました。
40インチの他50インチ/58インチが用意されています。
基本仕様
| 型番 | LCD-A40RA2000 |
|---|---|
| 発売時期 | 2019年10月 |
| パネル | - |
| バックライト | - |
| 解像度 | 4K(3,820×2,160) |
| HDR(ハイダイナミックレンジ) | HDR10/HLG |
| 8Kチューナー | - |
| 4Kチューナー | 2 |
| 地上デジタルデジチューナー | 3 |
| BS/CSデジタルチューナー | 3 |
| 外付けHDD録画 | ○ |
| 裏録画 | 2番組(4Kは1番組) |
| 倍速駆動 | ー(倍速機能は有) |
| SeeQVault | - |
| ARC | ○ |
| インターネット | 有線/無線 |
| 定格消費電力 | 123W |
| VOD対応状況 | |
|---|---|
| AbemaTV | ○ |
| Amazonプライムビデオ | - |
| DAZN | - |
| DMM.com | - |
| dTV ※初回31日間無料 | - |
| GYAO | - |
| Hulu ※初回2週間無料 | - |
| NETFLIX | - |
| TSUTAYA TV ※初回30日間無料 | ○ |
| U-NEXT ※初回30日間無料 | - |
| YouTube | ○ |
| アクトビラ | ○ |
| アクトビラ 4K | - |
| ○ | |
| ひかりTV | - |
| ひかりTV 4K | - |
さらに詳しい仕様についてはメーカーホームページを確認してください。
LCD-A40RA2000のGoodな点
- BDレコーダー一体型(内蔵HDD2TB)
LCD-A40RA2000には【BDレコーダー】が内蔵されています。
MITSUBISHIの特徴ともいえる一体型は、2TBの大容量HDDを内蔵し、ULTRA HD Blu-rayに対応したBDドライブも搭載されています。
通常の用途であれば十分なスペックで、初期コストを抑えることが出来ると共に配線が必要ない為、テレビ周りがスッキリするという副次的なメリットもあります。
- 「DIATONE NCVスピーカー」搭載
LCD-A40RA2000には、 カーボンナノチューブをスピーカーの振動板に採用したDIATONE NCVスピーカーが搭載されています。
また、ツィーター及びウーファーをそれぞれ左右前面に配置することでクリアで臨場感のある音を楽しむことが出来ます。

- オートターン搭載
MITSUBISHIの昔からの特徴機能である「オートターン」機能はもちろん本モデルでも健在です。
テレビの横方向の向きを変えることが出来る機能で、他社と異なるのは「リモコンによる遠隔操作可能」ということです。
手動で動かす必要がない為、その場を動かずに向きを変更することが出来ます。
LCD-A40RA2000の「もう一つ」な点
- フラッグシップなのに倍速液晶ではない
LCD-A40RA2000は、MITSUBISHIのフラグシップ4K液晶テレビとしてラインナップされています。
しかしまさかの倍速液晶非搭載です。
この時期に「フラッグシップ」と謳いながら倍速液晶が搭載されていないのはMITSUBISHIぐらいではないでしょうか。
一応LEDの点滅で残像感を軽減させる倍速機能は搭載されていますが、倍速液晶程効果は体感できなので残念です。
LCD-A40RA2000総評
【録画・チューナー関連】
LCD-A40RA2000には、4K 2系統、通常3系統のチューナーが搭載されており、裏録画も通常番組2番組、4Kは1番組録画することが可能です。
やはり本モデルの一番の特徴は「レコーダー一体型」ではないでしょうか。
2TBの大容量外付けHDDやULTRA HD Blu-rayに対応したドライブを搭載するなど、最新レコーダーに近いスペックとなっています。
さらに、RA1000シリーズからの進化点として、録画した4K番組を4K画質のままBDにダビングすることが可能になりました。
【画質】
画質エンジンについては「DIAMOND ENGINE 4K」「ウルトラカラーマトリックス PRO」をはじめとする機能が搭載されていますが、劇的な高画質というわけではないようです。
さらに倍速液晶は搭載されていませんので、動きの速い映像は苦手でしょう。
一応「倍速機能」が搭載されていますが、これはバックライトを高速点滅させて、残像を一回切るだけですから、映像が滑らかになるということではないので注意してください。
【サウンド】
MITSUBISHIの高音質サウンドシリーズであるDIATONEの技術を採用し、カーボンナノチューブを使用した新素材のNCVスピーカーが採用されている点は評価できます。
さらに、フロント設置およびツィーター&ウーファーの搭載により、レンジの広い音を鳴らすことが可能になっています。
ただどうしてもテレビ一体型のスピーカーですから、外付けのサウンドバー等には負けてしまいますので、より良い音を求める場合は外付けサウンドバーの購入をおすすめします。
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【デザイン】
黒物家電にありがちなデザインであるという印象です。
しかし、一般的な狭ベゼルデザインのモデルと比べてスピーカーの存在感が強めに出るデザインの為、スッキリとした見た目が好みの場合は少し懸念事項になるかもしれません。
【その他】
MITSUBISHIには「オートターン」というトップクラスの人気機能があります。
もちろん本モデルにも搭載されています。
BluetoothやSDカードスロットも搭載されているので、一通りの機能はある印象です。
一点VODサービスの対応状況はそこまで良好ではなく、自分が利用する予定、買い替えの場合は現在利用しているVODが対応しているかどうかを確認してください。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で200,000円となっています。
普通に他社と競合しようとすると難しいですが、レコーダー一体型という大きな強みを持っていますので、本モデルの場合は価格ベースで検討するというのは重要ではないかもしれません。
LCD-A40RA2000は買いなのか?
こんな方にオススメ
- 無駄な配線等は抑えたい
- テレビ周りをスッキリさせたい
こんな方はちょっと待った
- VODを多数利用予定
- レコーダーは専用で購入予定
- デザインも重視する
LCD-A40RA2000の評価(MAX★5)
| 画質 | ★★★ |
| 録画機能 | ★★★★★ |
| VODサービス | ★★ |
| コストパフォーマンス | ★★ |
| ファミリーユース(家族向け) オススメ度 | ★★★★ |
| シングルユース(一人暮らし向け) オススメ度 | ★★★ |














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