おうちクラウドディーガ DMR-4W300ってどうなの?
評価:6.5
このページでは、Panasonicの【おうちクラウドディーガ】シリーズから発売されているフラッグシップブルーレイレコーダー【DMR-4W300】のポイントを紹介します。
すでに別容量として【DMR-4W400】と【DMR-4W200】が発売されており、本機種はその容量違いと思ってもらって構わないでしょう。
DMR-4W300基本仕様
発売時期 | 2020年3月 |
内蔵HDD容量 | 3TB(3000GB) |
4K BS/CSチューナー | 2 |
地デジチューナー | 3 (BS/CSと共用) |
BS/CS デジタルチューナー | 3 (地デジと共用) |
4K 出力 | ○ |
HDR出力 | ○ |
長時間録画モード | ○ (最大15倍・4Kは最大12倍) |
複数同時録画 | ○(3番組・4Kは2番組) |
タイムシフト録画 | ー |
外付けHDD録画 | ○ |
SeeQVault | ○ |
対応メディア(再生) | BD-R/-R DL/-R XL/-RE/-RE DL/-RE XL |
DVD±R/±R DL/±RW/-RAM | |
CD-R/RW | |
対応メディア(録画) | BD-R/-R DL/-R XL/-RE/-RE DL/-RE XL |
DVD-R/-R DL/-RW/-RAM | |
ー | |
ULTRA HD Blu-ray | ○ |
3D対応 | ○ |
対応リンク機能 | ビエラリンク |
リモート予約 | ○ |
番組持ち出し | ○ |
インターネット | ○(無線/有線) |
消費電力 | 29W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ― |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com※初回2週間無料 | ― |
dTV※初回31日間無料 | ○ |
GYAO | ― |
Hulu※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | ○ |
TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ○ |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
Paravi | ○ |
Youtube | ○ |
アクトビラ | ○ |
アクトビラ 4K | ○ |
ひかりTV | ― |
ひかりTV 4K | ― |
さらに詳しい仕様についてはメーカーホームページを確認してください。
DMR-4W300のGoodな点
- おうちクラウドでデータを一括管理
製品シリーズ名にもなっている【おうちクラウド機能】ももちろん搭載されています。
【番組・音楽データ・写真・動画】をDMR-4W300に集約し、一括管理することが可能で、簡単にスマホ持ち出しなど可能にです。
- 4K W録に対応
DMR-4W300には、4K番組の長時間録画モードが搭載されています。
最大で12倍の長時間録画モードを選択できる為、レコーダーの容量を圧迫しにくくなっています。
4K長時間録画モードの搭載は、業界初の機能です。DMR-4W300には、4K BS/CSチューナーを2系統搭載しています。
テレビと違い、レコーダーに搭載されている4K BS/CSチューナーは、すべて録画に使用することが出来ます。
よって4K番組のW録画が可能です。
- ビエラで培った高画質技術を多数搭載
Panasonicのビエラで培った高画質技術が多数搭載されています。「4K HEVCエンコーダー」「4Kリアルクロマプロセッサ」「 4Kダイレクトクロマアップコンバート 」「 4K超解像/W超解像 」などにより、4K以外の映像も美麗に表現し、4K映像はさらに磨きがかかった映像になります。
- ULTRA HD Blu-ray再生対応
DMR-4W300には、Blu-rayの最新規格【ULTRA HD Blu-ray】の再生に対応しています。
レコーダー本体も4K出力に対応している為、4Kテレビと接続することで、高精細な映像を楽しむことが出来ます。
ULTRA HD Blu-rayについては、ULTRA HD Blu-rayとは?も併せてご覧ください。
- VODサービスに対応
DMR-4W300は、VODサービスに対応しています。対応しているVODサービス自体も多い為、VODと親和性の高いモデルと言えます。
VODに対応していないテレビをお持ちの場合は、本モデルを購入すれば同時にVODサービスも楽しめることが出来ます。
DMR-4W300の「もう一つ」な点
- シングルユースにはオーバースペック
そこまで「もう一つ」というわけではありませんが、スペックの割に一人暮らしなどのシングルユースには向きません。
チューナーやHDD容量的にも使いきれるかどうか怪しいので、できるだけファミリーで使用したほうが良いでしょう。
DMR-4W300総評
冒頭でも紹介している通り、本モデルは先行して発売されている【DMR-4W400】や【DMR-4W200】の容量違いモデルとなります。
基本的な位置づけとしては、4Kも録画できてUltra HD Blu-ray対応のモデル【4K エントリーモデル】といったところでしょうか。
既に発売しているモデルの容量違いを発売してきたところを見ると、よほど売れ行きが良かったのでしょうか。
最初のモデル【DMR-4W400】が発売されたのは2019年の夏ですから、約半年の間を開けての発売です。
その当時は4K長時間録画が可能で、4K W録が可能なモデルと言うのは無い状態でしたから、DMR-4W400は非常にスペックの高い一台でした。
他社も追随して、同じようなスペックのモデルを発売してきましたが、まだまだ現役で行けるということでPanasonicも容量違いを発売してきたのでしょう。
4K W録可能で、通常番組も3番組同時録画可能、Ultra HD Blu-ray対応で4K HDRも対応しており、VIERAで培った高画質技術によりノイズ低減処理や色修正なども期待できます。
4K録画は長時間録画にも対応していますから、容量を食いがちな4K番組でもたくさん残すことが出来ます。
【4Kを長時間録画】と言うと、折角高画質なのに圧縮して4Kのメリットを消してしまうと思いがちですが、極端なモード(12倍モード)などにしなければ割と高画質は保たれる為、長時間モードは積極的に使いたいところです。
さらに注目すべきは、VODサービスの対応状況です。表をご覧いただければわかりますが、VOD対応状況が非常に良く、VOD目当てで購入しても全く問題ないレベルです。
Panasonicの18番機能である「おうちクラウド」も当然搭載されていますから、最近のスマホ社会では一括管理する機能は有用に使えるのではないでしょうか。
執筆時点での価格com最安値は74,000円前後で推移しており、このスペックであれば割と妥当なラインではないでしょうか。
評価自体は【DMR-4W400】よりも低く設定していますが、これは時期の変化により、「今発売されたら」というポイントで設定しました。
DMR-4W300は買いなのか?
こんな方にオススメ
- 2番組同時に4K BS/CSを録画したい
- できるだけ多くの4K番組及び通常番組を録画したい
- データを一括で管理し、テレビでも動画や写真を楽しみたい
- VODサービス狙い
- Ultra HD Blu-rayを楽しむ
こんな方はちょっと待った
- 見たい番組が重ならない
- 別の媒体でデータ管理している
- 一人暮らしでそこまで視聴時間が多くない
DMR-4W300の評価(MAX★5)
録画機能 | ★★★★ |
主要機能対応状況 | ★★★★ |
便利機能充実度 | ★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★ |
ファミリーユース(家族向け) おすすめ度 | ★★★ |
シングルユース(一人暮らし) おすすめ度 | ★★ |
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