【ポイント紹介】AQUOS AE1シリーズ (2T-C32AE1/2T-C40AE1)
このページではSHARP(シャープ)のエントリーフルHD液晶パネル(32インチは1366×768)モデルであるAE1シリーズのポイントを紹介していきます。
シャープの新シリーズとして登場したAE1シリーズですが、ターゲットとしては1人暮らし世帯や2人暮らしでまだ4Kテレビは必要ないというユーザー向けのモデルです。
画面サイズは32インチ・40インチの2サイズラインナップです。
それでは基本スペックから見ていきましょう。
基本仕様
基本仕様 | AJ1シリーズ(新シリーズ) |
---|---|
パネル | VA |
バックライト | 直下型LED |
解像度 | フルHD(1920×1080) 32インチはHD(1366×768) |
HDR(ハイダイナミックレンジ) | – |
4Kチューナー | – |
地デジチューナー | 2 |
BS・CSデジタルチューナー | 2 |
外付けHDD録画 | 〇 |
複数同時録画 | – |
倍速液晶 | – |
SeeQVault | – |
ARC | 〇 |
インターネット | 有線 |
定格消費電力 | 65W~85W |
VOD対応状況 | |
AbemaTV | – |
---|---|
Amazonビデオ | – |
DAZN | – |
DMM.com | – |
dTV | – |
GYAO | – |
Hulu | – |
Netflix | – |
niconico | – |
TSUTAYA TV | – |
U-NEXT | – |
YouTube | – |
アクトビラ | – |
アクトビラ4K | – |
ひかりTV | – |
ひかりTV4K | – |
基本仕様コメント
少人数世帯向けのエントリーフルHDモデル(32インチは1366×768)ということで機能等はかなり限定されています。
チューナーは各放送波で2つ搭載されていますが、1つは視聴専用で使用されるため、実際に録画で使用することができるのは1つのみとなります。
よってW録等の複数番組録画を行うことはできません。
また、VODサービス等のインターネットサービスに非対応となっているため、HuluやNETFLIXの番組をテレビ単体で楽しむことはできません。
ただバックライトは直下型LEDバックライトを採用しており、廉価モデルにしては「頑張ったなー」という印象です。
注目機能
直下型LEDバックライト採用
液晶パネルには有機ELパネルとは違いバックライトが必要です。
そのバックライトには大きく分けて2種類あり、エッジ型バックライトと直下型バックライトです。
エッジ型は画面の端に配置されて、画面全体に光を届けるように発光します。
直下型は液晶パネルと同じ大きさで等間隔に光源が配置された物を重ねて搭載されます。
エッジ型は画面の端に光源が配置されるため、どうしても中心部分など光が行き渡りにくい部分が生じて画面全体の光量が均一になりません。
しかし直下型だと液晶パネルの背面に光源が配置されるため、画面全体の光量を均一にすることが出来ます。
これにより光ムラがなくコントラストの高い映像を実現することが出来ます。
AE1シリーズのGoodな点
- バックライトに直下型LEDを採用した
AE1シリーズはバックライトに直下型LEDバックライトが採用されています。
シャープのエントリー4KモデルであるAJ1シリーズでもエッジ型が採用されている中での直下型採用という点は評価できます。
直下型はエッジ型よりもより光量を確保することが出来る為、画面全体が均一な明るさにすることが出来たり、コントラストの高い映像にすることが可能です。
AE1シリーズの「もう一つ」な点
- 32インチモデルはフルHDではない
今回のAE1シリーズには40インチと32インチの2サイズがラインナップされていますが、それぞれの画面サイズで採用されている解像度が異なっています。
40インチモデルではフルHD(1920×1080)が採用されていますが、32インチモデルに関してはHD(1366×768)が採用されています。
このサイズを購入される方のほとんどは割と視聴距離が近い場所に設置することが多い為、32インチに粗が目立ってしまいがちなHD解像度が採用されているの少し残念です。
総評
AE1シリーズは廉価モデルとしては部分駆動機能は搭載されていないものの、直下型LEDバックライトを搭載しており、機能自体も最低限搭載されている為、フルHDモデルの中では一定の評価が出来るモデルではないでしょうか。
しかしVODサービスに非対応であったり、W録画できないなどそれなりの機能制限はありますので検討する際は注意してください。
総合的に見てもやはりお勧めできるのは少人数世帯でテレビをヘビーユーズしない家庭といったところでしょうか。
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