TOSHIBA REGZA 4KZシリーズは買いか?(DBR-4KZ200/DBR-4KZ400/DBR-4KZ600)


TOSHIBA(東芝)2TB,4K,4K 2チューナー,4TB,6TB,BS/CS 5チューナー,地デジ 8チューナー

 TOSHIBAのREGZA(レグザ)ブランドから発表されているHDDレコーダー【4KZシリーズ】のポイントを紹介していきます。

全録のパイオニア的存在であるTOSHIBAが発売している全自動録画モデルになります。
4K番組も録画可能ですが、全自動録画対象にはできない点に注意です。

HDD容量は、2TB/4TB/6TBがラインナップされています。



基本仕様

各機能はクリックすることで機能の詳細を確認できます。

シリーズ4KZ
発売時期2021年10月
HDD容量2TB / 4TB / 6TB
全自動録画
最大全録時間2TB:通常放送:6ch 2.5日間
4TB:通常放送:6ch 5.5日間
6TB:通常放送:6ch 8.5日間
8K BSチューナー
4K BS/CSチューナー2
地上デジタルチューナー8
BS/CS デジタルチューナー5
外付けHDD増設
Ultra HD Blu-ray対応
リモート予約
SeeQVault
インターネット有線 / Wi-Fi
定格消費電力44
VOD対応状況
AbemaTV
Amazonプライムビデオ
DAZN※初回31日間無料
DMM.com
Lemino(旧dTV)※初回初月無料
FODプレミアム
Hulu※初回2週間無料
NETFLIX
Paravi
TELASA
TVer
U-NEXT※初回30日間無料
Youtube

※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください
※dTV対応でもLeminoに対応するかはメーカー次第となります。

4KZシリーズ各ポイント評価

【録画・チューナー関連】

 4KZシリーズには、全ての容量モデルで4K BS/CSチューナー 2系統、地デジチューナー 8系統、BS/CSチューナー 5系統が搭載されています。

 全自動録画対応ですから、チューナー数は非常に豊富に搭載されています。

 地デジ8系統搭載は、他メーカーを見てもトップクラスの数ですね。
全自動録画は容量に関係なく最大6chで、あとは容量ごとに最大録画時間が変動します。

注意しておきたいのが、4K番組も2番組同時録画可能ですが、全自動録画対象にすることはできません。
よって4K番組に関しては、通常録画の扱いになります。

 全自動録画のネックは、HDD容量ですが、万が一内蔵容量が一杯になった場合も、外付けHDDを増設することで、容量を増設できますので拡張性も兼ね備えています。

最近では、大容量のHDDも低価格になってきております。
大は小を兼ねるということもありますので、大容量モデルを購入しても良いかもしれません。

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【画質】【サウンド】

 4KZシリーズには、「レグザレコーダーエンジンRR1」が搭載されています。

 AIによる画質調整や精細管・臨場感を高める「レゾリューションプラス」により、ダイナミックな映像を楽しむことが可能です。



デザイン

 昔から全自動録画モデルには、シルバーとブラックを使用したデザインが多いですが、4KZシリーズも例に漏れず、同じような配色となっています。

特に全面パネルはヘアライン加工が加えられており、高級感が高められています。

ブルーレイディスクドライブ部も隠されたデザインとなっており、OPEN時に自動で全面パネルが開いてトレイが出てくる方式となっています。

【その他】

 4KZシリーズは、いくつかVODサービスを使用することができます。
しかし、数が極端に少ないので、そこまであてにして購入してはいけません。
VODサービスを利用したい場合は、テレビに搭載されている機能を使用するか、別途外付けデバイスを使用して下さい。

4KZシリーズは、4K対応ということでBDの次世代規格である「Ultra HD Blu-ray」にも対応しており、本機で再生することが可能になっている為、いままで持ってたけどハードの関係で見れなかった方は、本モデルをプレイヤーとして使用することが可能です。

スマートフォンアプリによるリモート予約にも対応しており、「スマホdeレグザ」をダウンロードしてインストールすることで、外出先からも番組録画を行うことが可能です。
※レコーダーをインターネットに接続する必要があります。

【価格】

価格は執筆時点の価格com最安値で2TB:68,000円・4TB:74,000円・6TB:110,000円となっています。

 4K録画可能で、全自動録画対応と考えると、非常に魅力的な値段設定ですね。
一番小さい2TBモデルであれば、7万程度で購入できることを考えると、コスパは非常に良いでしょう。

4KZシリーズは買いか?

 モデル自体は2021年発売と、かなり熟成されていると言えるかと思います。
ただ設計の古さは否めない部分があります。

特に、全自動録画モデルで4Kチューナーを搭載しておきながら4K番組を全自動録画対象にできないというのは、非常に残念ポイントです。
また、全自動録画で録画可能な時間も少し他メーカーと比べると少ない点も気になります。

 6TBモデルで最大8日強録画できるので、1週間で十分であれば問題ないですが、もう少し長く残しておきたい方はPanasonicの4Xシリーズなどを検討すると良いかもしれません。
4Xシリーズであれば、4K番組も1chだけですが全自動録画対象にできます。

 VODサービスも使用できますが、期待してはいけませんね。
ハナからないものとして考えておくと気が楽だと思います。

 やはり2021年モデルということで、他メーカーの最新モデルと比べると微妙な点がおおいですが、その代わり価格が安くなっています。
4KZシリーズのスペックで足りるという方は、狙い目ではないでしょうか。

最終的に総合して評価すると4KZシリーズは「買いではない」と言えます。
もう少し予算をだして、Panasonicの4Xシリーズなどを検討したほうがあとあと後悔がないと思います。

4KZはこんな人にオススメしたい

  • 最新モデル等は気にしない
  • 見たい番組が良く重なる
  • Ultra HD Blu-rayも使用する
  • コスパ重視

4KZシリーズサイズラインナップ

2TBモデル

4TBモデル

6TBモデル

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