TOSHIBA REGZA 55C350Xってどうなの?
評価:5
このページでは、TOSHIBA REGZAブランドのベーシック4Kテレビ、C350Xシリーズの55インチモデル【55C350X】のポイントを紹介します。
55インチモデルは画面の大きさ的にも丁度よく、売れ筋の画面サイズとなります。
55インチの他43インチ/50インチが用意されています。
基本仕様
発売時期 | 2020年11月 |
パネル | VA |
バックライト | 直下型LED |
解像度 | 4K(3840×2160) |
対応HDR | HDR10 / HLG |
8Kチューナー | - |
4K BS/CSチューナー | 1 |
地上デジタルチューナー | 2 |
BS/CS デジタルチューナー | 2 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | ○ |
倍速駆動 | - |
SeeQVault | - |
ARC | ○ |
LAN | 有線/無線 |
定格消費電力 | 134W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ○ |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com※初回2週間無料 | ○ |
dTV※初回31日間無料 | ○ |
GYAO | ― |
Hulu※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | ○ |
TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ○ |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
Paravi | ○ |
Youtube | ○ |
アクトビラ | ○ |
アクトビラ 4K | ○ |
ひかりTV | ○ |
ひかりTV 4K | ○ |
さらに詳しい仕様についてはメーカーホームページを確認してください。
55C350XのGoodな点
- レグザエンジンPowerDrive・4K/地デジビューティX搭載
55C350Xには映像処理エンジンとして「レグザエンジンPowerDrive」及び「4K/地デジビューティX」が搭載されています。
従来のエンジンよりも高いコントラストと36色軸カラーイメージコントロールによりベーシックモデルながら上々の画質を実現しています。
- スマートスピーカー連携対応
55C350Xには、「Googleアシスタント」「Amazon Alexa」「LINE CLOVA」搭載スピーカーと連携することで、音声操作が可能になります。
さらにGoogleアシスタントであれば、番組名などを添えて声を発することで、ハンズフリーで録画予約を行うことも可能です。
- 豊富なVODサービス対応状況
TOSHIBAのモデルはほとんどで豊富なVODサービスを楽しむことができます。
55C350Xも例に漏れず、上記表のVODサービスを利用可能です。
主要サービスはすべて対応しているうえ、マイナーなVODサービスも一部対応しています。
ここまで対応状況の良いモデルはなかなかないでしょう。
55C350Xの「もう一つ」な点
- 全体的にコストダウンの色が顕著に出ている
4Kレグザの中では一番ベーシックなモデルに位置する本モデルは、どうしてもそのスタンスからいたるところにコストダウンが見受けられます。
手軽に購入できる「4K」テレビということを一番に考えると仕方がないとはいえ、一つ上のMシリーズとそこまで価格差がない分微妙な感じになってしまっています。
- 倍速駆動パネルは非搭載
これはベーシックモデルということもあり仕方がないところではあります。
その代わり、バックライトを高速点滅させることで残像を極力低減し、見かけ上倍速を実現している「4Kダイレクトモーション120」は搭載されています。
しかし、倍速駆動パネルの性能には程遠いので、過度な期待は禁物です。
55C350X総評
【録画・チューナー関連】
55C350Xには、4K1系統、地デジ2系統、BS/CS 2系統のチューナーが搭載されています。
4K解像度を有するテレビとしては、少ない部類に入るチューナー構成です。
コストダウンが目立つモデルですからどうしてもこの構成になってしまうのはしょうがないのでしょう。
この構成だとウラW録を行うことができないため、注意が必要です。
4K番組の録画も、録画しているチャンネル以外は見れないため、割り切っての使用となりそうです。
【画質】
ベーシックモデルとはいえ、改良された映像処理エンジン「レグザエンジンPowerDrive」及び「4K/地デジビューティX」によりベーシックモデルながら上々な画質を楽しむことが可能となっています。
レグザは割と自然な色を演出するメーカーですから、薄くなくそれでいて濃すぎることもない見やすい映像を映しだすので、極端な色表現が嫌いな方にとっては良いのではないでしょうか。
【サウンド】
55C350Xに搭載されているスピーカーシステムは、至って普通のサウンドシステムが搭載されています。
一応パワーオーディオと名が与えられていますが、聞く分には至って普通の音質であると感じます。
細かいところでVIRイコライザーなどのソフトウェア的な処理が入っていますが、特段はっきりと音がよくなったと感じることはないでしょう。
これとは別で、昔からTOSHIBAは「クリア音声」と呼ばれる人の声がもっともよく聞こえる中音域を際立たせる機能がありますが、これは効果をはっきりと感じることができるので、一度店頭でも体験してみるとよいでしょう。
【デザイン】
デザインに関しては、そこまで特筆すべきことはなく普通のテレビになります。
【その他】
VOD対応状況はさすがREGZAといったところでしょうか。
ほとんどのVODサービスに対応していますから、すでに契約しているVODサービスを引き続きテレビの大画面で楽しむことが可能となっています。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で80,000円となっています。
55インチモデルとしては低い価格に入るとは思いますが、中身を鑑みた場合にこの価格が安いかどうかについては疑問が残ります。
この価格であれば、プラス1万円ちょっとを追加して、M540Xシリーズを購入するほうが、コストパフォーマンスに優れているのではないでしょうか。
ひとこと
M540Xシリーズの廉価モデルとしてラインナップされている本モデルは、バランスの良かったM540Xシリーズからさらにコストダウンのためにデチューンを行い、価格を合わせてきたモデルであると感じます。
価格面でも述べた通り、M540Xとの価格差は現状1万円ちょっとであることを鑑みると、予算がギリギリなどの特別な理由がない限りはM540Xシリーズを購入したほうが後々幸せになれます。
55C350Xは買いなのか?
こんな方にオススメ
- 安く4Kテレビを導入したい
- スペックについてはそこまでこだわらない
- 有名メーカー製がよい
こんな方はちょっと待った
- 録画をよく行う
- ネームバリューにはこだわらない
- ハイコストパフォーマンスを求める
55C350Xの評価(MAX★5)
画質 | ★★ |
音質 | ★★ |
便利機能充実度 | ★★ |
コストパフォーマンス | ★★★ |
ファミリーユース(家族向け) おすすめ度 | ★★★ |
シングルユース(一人暮らし) おすすめ度 | ★★★ |
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