65型で12万!?中国TCLが爆安4Kテレビを発売
中国に拠点を置く大手メーカーのTCLが、9月中旬に4Kテレビを日本市場に投入することがわかりました。
TCLの商品は一部の家電量販店で販売される予定です。
注目すべきは価格で、なんと65型で12万円前後、55型に至っては10万を切る8万円前後と見られています。
最強のコストパフォーマンス
今回中国のTCLが日本市場に投入する予定のテレビは「TCL-C60シリーズ」と呼ばれるラインになります。
基本的な性能は
- 4K解像度VA液晶パネル
- エッジ型LEDバックライト
- HDRにも対応
- チューナー数は地上デジタル、BS・CS共用を2系統搭載
- ARC対応HDMI端子
となっています。
国内のハイエンドモデルを見るとどうしても見劣りしてしまいますが、価格を考えるとかなりのハイコストパフォーマンスといえます。
コストパフォーマンスが高いといわれているTOSHIBAのM520Xシリーズでも40インチで10万を少し超えてくることを考えると、65インチ12万がどれほど魅力的かわかります。
スピーカーにJBL開発のサウンドバーを搭載しフレームレスデザインを採用
さらにC60シリーズで注目すべき点は、スピーカーに有名音響メーカー「JBL」が開発したサウンドバーを採用しています。
出力は最大15Wとそこまで高出力ではありませんが、JBLのサウンドバーということで、かなり音質には期待できそうです。
スピーカーデザインも、国内モデルにはないデザインが採用されており、ラウンドフォルムを基調としたサウンドバーとなっています。
全体のデザインは、ベゼルを極限まで薄くしたフレームレスデザインが採用されており、壁に浮いているような映像体験が味わえるのではないでしょうか。
正面から見ると、据え置き型のスクリーンを設置したようなスタンドデザインになっており、この点については好みが分かれそうです。
海外メーカーが殴り込み
遂に中国TCLまで日本市場に進出してきた薄型テレビ市場ですが、LGをはじめとするハイコストパフォーマンスモデルが数々登場し、値段の差では国産メーカーは苦しい展開になりそうです。
しかし海外メーカーはいまだ製品の出来や細かな処理などで国内メーカー品よりは劣っている部分が多々あり、価格は魅力的ですが、それなりのコストカットが加えられているという印象を受けます。
テレビは見れればそれでよいという層にはそういった細かな処理は関係ないかもしれませんが、気にする方は一度家電量販店に足を運んでいただき、実機を見ていただくのが一番良いかと思います。
最近ではTOSHIBAやMITSUBISHIなど国内メーカーがどんどん4K放送を受信することが出来る4Kチューナー搭載モデルを発表してきています。
海外メーカー品に関しては未だ4Kチューナーを搭載したテレビは国内に投入されていない為、こういった点でアドバンテージを取ることで一歩でも有利に市場をリードして頂きたいです。
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