TOSHIBA REGZAブルーレイ Wx010シリーズは買いか?(DBR-W1010/DBR-W2010)


TOSHIBA(東芝)1TB,2TB,2チューナー

 TOSHIBAのREGZA(レグザ)ブランドから発表されているHDDレコーダー【Wx010シリーズ】のポイントを紹介していきます。

本モデルは通常録画モデルで、2番組同時録画が可能となっています。
また、4Kチューナーは搭載されていない為、4K番組は視聴することができません。

HDD容量は、1TB/2TBがラインナップされています。



基本仕様

各機能はクリックすることで機能の詳細を確認できます。

シリーズWx010
発売時期2021年7月
HDD容量1TB / 2TB
全自動録画
最大全録時間
8K BSチューナー
4K BS/CSチューナー
地上デジタルチューナー2
BS/CS デジタルチューナー2
外付けHDD増設
Ultra HD Blu-ray対応
リモート予約
SeeQVault
インターネット有線 / Wi-Fi
定格消費電力22
VOD対応状況
AbemaTV
Amazonプライムビデオ
DAZN※初回31日間無料
DMM.com
Lemino(旧dTV)※初回初月無料
FODプレミアム
Hulu※初回2週間無料
NETFLIX
Paravi
TELASA
TVer
U-NEXT※初回30日間無料
Youtube

※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください
※dTV対応でもLeminoに対応するかはメーカー次第となります。

Wx010シリーズ各ポイント評価

【録画・チューナー関連】

 Wx010シリーズには、全ての容量モデルで地デジチューナー 2系統、BS/CSチューナー 2系統が搭載されています。
よって、同時に2番組同時に録画することが可能となります。

2番組同時に録画することが可能ですから、あまり見たい番組が重ならない方には十分な性能を有しています。

しかし、冒頭でも紹介した通り、4Kチューナーは搭載されていませんので、4K番組は録画することができません。

 視聴は、4段階の時短メニュー「通常再生/らく見/らく早見/飛ばし見」が搭載されており、自動で内容を短縮して番組を見ることが可能です。
例:とある1時間番組であれば、「54分/45分/34分/5分」と自動で短縮版を生成してくれる。

容量ラインナップは最大でも2TBしかありません。
見た番組はすぐ消してしまう方はいいのですが、しばらく残して置くような使い方をする方は、容量がすぐに減ってしまう可能性がありますが、外付けHDDを増設することが可能なので、容量を別途拡張することも可能です。

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【画質】【サウンド】

 Wx010シリーズには、高画質化機能の一種として、「クラウドAI画質連携」び「レグザコンビネーション高画質」機能が搭載されており、AIによる最適な高画質化設定を自動適用することが可能となっています。
ただ注意点として、本機能は公式HPに

クラウドAI画質連携

※ Z740XS/X9400/X8400/Z740X/M540Xシリーズのテレビと組み合わせた場合に動作。

レグザコンビネーション高画質

※Z740XS/X9400/X8400/Z740X/M540X/C350X/C340X/V34/X930/X830/Z730X/RZ630X/M530X/X920/BM620X/M520X/X910/Z810X/BZ710X/M510X/C310X/Z20X/Z700X/M500X/Z10X/J10X/Z9X/J9X/Z8X/Z8/J8/Z7/J7/XS5/X3/ZP3/Z3シリーズのテレビと組み合わせた場合に動作。

東芝公式HP

以上のように表記されており、特定のREGZAテレビに接続した場合のみ発揮されるという限定機能のようで、これらのモデルを持っていない場合は機能の恩恵を受けることができません。

なので、他メーカーのテレビや対応していないREGZAテレビをお持ちの場合は残念ながらこれらを使えないので、あまり実用的ではないですね。



デザイン

 全体的にブラックボディが採用されており、左側にディスクドライブ、右側に表示部と電源ボタンが配置されています。

また、高さも5cm以下に収まっており、低床化されている為、テレビ台などの設置スペースが狭い場合でも置くことができます。

【その他】

 Wx010シリーズは、残念ながらVODサービスに対応していません。
よって、VODを利用したい場合は別途VOD対応のデバイスを利用しなければなりません。

スマートフォンアプリによるリモート予約にも対応しており、「スマホdeレグザ」をダウンロードしてインストールすることで、外出先からも番組録画を行うことが可能です。
※レコーダーをインターネットに接続する必要があります。

【価格】

価格は執筆時点の価格com最安値で1TB:42,000円・2TB:42,000円となっています。

 発売時はもちろん容量ごとに価格差がありましたし、3番組モデルとも差がありました。
しかし、発売後時間が経っていることもあってか価格差がない状態となってしまいましたので、もし本モデルを考えている場合は、2TBモデルでが良いでしょう。

Wx010シリーズは買いか?

 モデル自体は2021年発売と、古い印象を持ちがちですが、メーカーも現行機としてラインナップしており、性能的にも全く問題ありません。

2番組同時録画可能なので、あまり番組が重ならない方には良いのですが、ファミリーなど家族が多い場合は性能右側になる可能性があります。

その場合は、同社の3番組同時録画モデル「Tx010シリーズ」か、全自動録画モデルを検討したほうが良いでしょう。

 画質面や音質面では正直トピックとなるような機能はありませんが、映像に関して重要なのはテレビ側での処理なので、そこまで気にするところではないですね。

 リモート予約などの便利機能ももちろん搭載されていますし、4K番組を見ない場合であれば、本モデルでも十分に使えます。

価格の項目でも既述したように、本モデルは容量で価格差が現在無くなっておりますので、購入するなら2TBが良いでしょう。
もしくは、「Tx010シリーズ」もほぼ同じような価格になっている為、使わないにしてもとりあえずは上位モデルを購入しておくというのも良いかもしれません。

最終的に総合して評価するとWx010シリーズは「買いではない」と言えます。

Wx010はこんな人にオススメしたい

  • 最新モデル等は気にしない
  • 4K番組は見ない
  • コスパ重視
  • TOSHIBAのテレビを持っている

Wx010シリーズサイズラインナップ

1TBモデル

2TBモデル

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