【ポイント紹介】VIERA GX850シリーズ(TH-43GX850/TH-49GX850/TH-55GX850/TH-65GX850)
このページでは、Panasonic VIERAブランドから発表された「GX850シリーズ」のポイントを紹介しています。
「GX850シリーズ」はVIERAブランド初の4K 衛星チューナーを1系統備えたモデルになります。
サイズラインナップは43インチ/49インチ/55インチ/65インチの4サイズです。
基本仕様
基本仕様 | GX850シリーズ |
---|---|
パネル | IPS |
バックライト | LEDバックライト |
解像度 | 4K(3840×2160) |
HDR(ハイダイナミックレンジ) | 〇 |
8Kチューナー | – |
4Kチューナー | 1 |
地上デジタルデジチューナー | 3 |
BS/CSデジタルチューナー | 3 |
外付けHDD録画 | 〇 |
複数同時録画 | 〇(2番組) |
倍速駆動 | 〇 |
SeeQVault | – |
ARC | 〇 |
インターネット | 有線/無線 |
定格消費電力 | 155-193W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ○ |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN | ○ |
DMM.com | ○ |
dTV | ○ |
GYAO | - |
Hulu | ○ |
NETFLIX | ○ |
TSUTAYA TV | ○ |
U-NEXT | ○ |
YouTube | ○ |
アクトビラ | ○ |
アクトビラ 4K | ○ |
スカパー(オンデマンド) | ○ |
ニコニコ動画 | ○ |
ひかりTV | ○ |
ひかりTV 4K | ○ |
さらに詳しい仕様についてはメーカーホームページを確認してください。
VIERA GX850 43インチ TH-43GX850 – Panasonic
VIERA GX850 49インチ TH-49GX850 – Panasonic
VIERA GX850 55インチ TH-55GX850 – Panasonic
VIERA GX850 43インチ TH-65GX850 – Panasonic
GX850シリーズのGoodな点
- 4K衛星チューナー内蔵
2018年12月1日から本放送が開始された4K衛星放送を受信することが出来るチューナーを1系統内蔵しています。
4K番組を視聴することはもちろん、録画することもできます。フルHDの4倍の高画質で番組を楽しむことが出来ます。
※4K 衛星放送を全チャンネル受信する為にはアンテナ設備を対応品に交換する必要があります→4K放送を受信するために準備する点
- オブジェクト検出型倍速駆動搭載
倍速駆動は基本的に前後のフレームを基に作成されたフレームを間に差し込むことで動きの速い映像を滑らかに表示させる技術です。
「オブジェクト検出型倍速」は、先述した通常の倍速駆動と違い映像中の動く被写体を検出及び分離して倍速処理を行います。
動きを検出することで輪郭が崩れにくく、クリアな倍速映像を楽しむことが出来ます。
さらにバックライトを高速点滅させて残像感を減少させる「クリアモーション」機能も搭載されています。
Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)対応
「GX850シリーズ」のスピーカーには最大合計30Wのスピーカーが搭載されており、Dolby Laboratoriesが開発した立体音響技術です。
対応コンテンツ(対応VODやUHDブルーレイ)では色々な方向から音が鳴っているように聴かせることができ、臨場感が非常に高くなります。
また対応していないコンテンツでも独自の技術で立体的に聞こえるよう変換されて出力されます。
GX850シリーズの「もう一つ」な点
- 4K番組を視聴及び録画時に他の機能に制限が出る
4Kの番組を視聴したり録画する際に、リソースが必要な為他のテレビ機能に制限が発生します。
例えば4K番組を録画しているときは、他の番組を録画することが出来ません。お部屋ジャンプリンクも4K番組の場合はできません。
また、2画面表示に対応している「GX850シリーズ」ですが、4K視聴中は分割表示が使用できなくなります。
4Kの画像処理にはリソースを多く使用する為だと考えられますが要注意です。
GX850シリーズは買いなのか?
こんな方にオススメ
4Kチューナーを内蔵した「GX850シリーズ」は、高画質な番組をテレビ単体で視聴及び録画することが出来ますのでこれから4K放送を視聴予定の方にはオススメです。
また、同社発売のテレビや他社発売のテレビと比較しても屈指のVODサービス対応数ですから、これからVODサービスを利用しようと考えている方にもオススメできる一台です。
もちろん4K HDR対応のVODコンテンツにも対応しています。
「GX850シリーズ」にはIPSパネルが搭載されており、視野角の広さに定評があります。
リビングに置いた際に様々な方向から視聴するケースがあっても、他のVAやTNとは違い色が変わりにくくどの方向からでもキレイな映像を楽しむことが出来るので、大人数でテレビを視聴するようなファミリー層にオススメです。
こんな方はちょっと待った
「GX850シリーズ」は、VIERAブランドから初の4K 衛星チューナーを搭載したモデルとして登場しました。
しかし4K使用時には様々な制約が発生することから、これらを不便と感じる人も少なくないでしょう。
いち早く4Kを試したい方は問題ありませんが、ある程度完成された4K チューナー搭載テレビを求めている場合は、技術が定着してきた次のモデルを待ってみても良いかもしれません。
GX850シリーズ総評
待望の4K衛星チューナー搭載モデルがVIERAから発表されましたね。
といっても注目点が4Kだけということではなく、Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)対応や4種類のHDRに対応するなどしっかりと進化しています。
以外に多機能といった印象ですが、スペックや画面サイズのラインナップからファミリー向けをターゲットにした普及帯モデルではないでしょうか。
足元には大きな吸盤が付いた転倒防止スタンドが採用されている点も、小さな子供がいる家庭に配慮したということでしょう。
ただ4K視聴及び録画時の制限は、人によってはかなり大きなマイナス点と感じるかもしれません。
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