REGZA 55X930ってどうなの?
このページでは、TOSHIBAのフラッグシップ4K有機ELテレビ【REGZA 55X930】のポイントを紹介していきます。
【55X930】はTOSHIBAのフラッグシップ有機ELとして発表され、単体でタイムシフトが可能なモデルです。
55インチモデルの他に65インチモデルがラインナップされています。
基本仕様
基本仕様 | 55X930 |
---|---|
パネル | 有機EL |
バックライト | ー |
解像度 | 4K(3840×2160) |
HDR(ハイダイナミックレンジ) | HDR10+/DOLBY VISION/HDR10/HLG HDR |
8Kチューナー | - |
4Kチューナー | 2(BS/CSのみ) |
地上デジタルデジチューナー | 9 |
BS/CSデジタルチューナー | 3 |
外付けHDD録画 | ○ |
複数同時録画 | ○(2番組 4Kは1番組のみ) |
倍速駆動 | ○ |
SeeQVault | ○ |
ARC | ○ |
インターネット | 有線/無線 |
定格消費電力 | 392W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ○ |
Amazonプライムビデオ | - |
DAZN※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com※初回2週間無料 | ○ |
dTV※初回31日間無料 | ○ |
GYAO | - |
Hulu ※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | ○ |
TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ○ |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
YouTube | ○ |
アクトビラ | ○ |
アクトビラ 4K | ○ |
スカパー!(オンデマンド) | ○ |
ひかりTV | ○ |
ひかりTV 4K | ○ |
さらに詳しい仕様についてはメーカーホームページを確認してください。
55X930のGoodな点
- 4K BS/CSチューナーを2系統搭載
4K BS/CSチューナーが今回2系統搭載されました。
4K番組を外付けチューナー無しで楽しめると共に、裏で4K番組を録画することが可能になり、さらに4K番組を楽しむことが出来ます。
4K番組の視聴を考えている方はこちらもご覧ください→4K放送を受信するために準備する点
- 最上位映像処理エンジン「レグザエンジン Professional」搭載
55X930には、TOSHIBAの最上位映像処理エンジン「レグザエンジン Professional」を搭載しています。
地上デジタル放送や4K放送はもちろんのこと、VODサービスの映像についても画像を処理して、高画質な映像の提供を可能にしています。
- タイムシフト機能搭載
55X930の注目機能であるタイムシフト機能。
55X930シリーズ自体に地上デジタルチューナーが9つ搭載されており、タイムシフト録画対応の外付けハードディスク(THD-500D2)を接続することで地上デジタル放送を最大6チャンネル80時間分録画することが出来ます。
※接続されたHDDの容量により時間は変動します。
※別売りの外付けHDDでも可能です。
タイムシフトはテレビの視聴スタイルを変えるもので、今までのように放送開始時間を気にしたり録画予約をする必要がなく、見たい番組を見逃さない視聴スタイルを提供してくれます。
通常であればタイムシフトは専用のレコーダーが必要になり、1台数十万するモデルが当たり前になっています。
しかしX920シリーズではその機能をテレビに搭載することで、専用のレコーダー無しでタイムシフト機能を実現しました。
- 新開発レグザオーディオシステムPRO搭載
55X930には、新開発のレグザオーディオシステムPROが搭載されました。
新開発のパッシブラジエータ方式2ウェイスピーカーと総合出力50Wのマルチアンプが採用と共に、透明感のあるクリアな音を提供します。
55X930の「もう一つ」な点
- 消費電力が高い
有機ELは、画素一つ一つが発光する原理から消費電力が高くなります。
55X930は392Wと、同サイズの液晶テレビと比べて非常に高くなっています。
この価格帯のテレビを購入する方は、あまり消費電力を気にしないかもしれませんが一応気に留めておいた方が良いでしょう。
- タイムシフト対象は地上デジタル
55X930の注目機能である「タイムシフト」ですが、対象チャンネルが地上デジタルに限定されています。
専門の全録レコーダーであれば、BS/CSも対象である機種が多いのでそっくり全録の代わりになるというわけではなさそうです。
55X930は買いなのか?
こんな方にオススメ
- 4K番組を裏で録画したい
- 50V以上の大画面テレビが欲しい
- 動きの早い映像をよく見る
- テレビを斜めから見ることが多い
- コストを抑えてタイムシフトを導入したい
- 初めての有機ELテレビ
こんな方はちょっと待った
- 消費電力が気になる
- BS/CSでもタイムシフトを利用したい
- ハイエンド有機ELからの買い替え(例えばX920シリーズ)
55X930総評
TOSHIBAのフラッグシップモデルということもあり非常に豪華仕様で登場しました。
先代のX920も良い機種で、X930はブラッシュアップされた印象です。
先代からのタイムシフトは継承され、4KチューナーもX920シリーズの1系統から2系統に増やされ、裏で4K番組を録画することが可能になりました。
映像処理エンジンもTOSHIBAの最上位クラスが搭載され、様々な高画質映像処理技術、新開発有機ELパネルと相まって非常にきれいな映像になっています。
オーディオ関係も、フルレンジスピーカーとツィーターで幅広い音域を確保している他、最大50Wのアンプでパワーのあるサウンドに仕上がっています。
とはいえPanasonicのイネーブルドスピーカーのような「トリッキーさ」はない為、いたって普通のスピーカーと感じてしまう部分もあります。
別途外付けスピーカーを用意するほうが良さそうですね。
全体的には良くできたモデルではありますが、先代のX920からのアップデートはそこまで多くありません。
初めて有機ELテレビを購入するのであれば、55X930もアリですが、例えばX920からの買い替えなどはそこまで感動を得られない為、急いで考える必要はないでしょう。
一応4Kチューナーは1系統から2系統になっているので、「どうしても裏で4K番組を録画したい」などの明確な理由がなければそこまで気にする必要はないですね。
しかし初めての有機ELテレビであれば、非常にオススメできるモデルです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません