FUNAI S740シリーズって正直どう?(FE-48US740)
FUNAIの有機ELテレビシリーズ【S740シリーズ】のポイントを紹介していきます。
同社の有機ELテレビラインナップの中ではエントリーグレードに位置しており、シンプルな機能性が特徴です。
上のグレードに7040シリーズがありますが、S740は7040に標準で搭載されている内蔵HDDを省き、スピーカーシステムが少しグレードダウンしています。
画面サイズは、48インチのみのラインナップです。
基本仕様
発売時期 | 48インチ:2021年6月 |
パネル | 有機EL(OLED) |
バックライト | - |
解像度 | 4K(3840×2160) |
対応HDR | HDR10/ HLG / DolbyVision |
8Kチューナー | - |
4K BS/CSチューナー | 2 |
地上デジタルチューナー | 3 |
BS/CS デジタルチューナー | 3 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | ○ |
倍速駆動 | ○ |
SeeQVault | - |
ARC | ○ |
LAN | 有線/Wi-Fi |
定格消費電力 | 48インチ:228W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ○ |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com※初回2週間無料 | - |
dTV※初回31日間無料 | ○ |
GYAO | - |
Hulu※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | - |
TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ○ |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
スカパーオンデマンド | - |
Youtube | ○ |
アクトビラ | - |
Paravi | - |
ひかりTV | ○ |
TVer | ○ |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください
S740シリーズ各ポイント評価
【録画・チューナー関連】
S740シリーズは、4K2系統、地デジ3系統、BS/CS3系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。
このチューナー構成は、大体の上位モデルには採用されている組み合わせですから、チューナー関連としては文句ないレベルですね。
【画質】
有機ELパネルを搭載されているS740シリーズは、コントラストの効いたメリハリのある映像を楽しむことができ、独自開発された映像処理エンジン「クリアピクス2 EVO」のパワーにより精細な映像表現が可能となっています。
また、FUNAIは最近のメーカーと思いがちですが、実はブラウン管の時代からテレビ開発をしており、実は画質などの追及には余念がありません。
しかも画質技術に関しては、上のグレードである7040シリーズ及び8040シリーズと同じなので、エントリーグレードだからといってしょぼくなっていることはありません。
HDRもHDR10/HLG/DolbyVisionと対応しており、メジャーな3種類に対応しているので問題はないでしょう。
【サウンド】
S740には「ハイトスピーカー搭載・FUNAIサウンドシステムプラス」が採用されています。
通常画面下部に搭載されがちなスピーカーですが、本モデルは搭載位置を画面上部背面とする「ハイトスピーカー」とすることで、包み込むような音を出すことが可能となっています。
有機ELエントリーグレードということで合計出力は50Wとなり、上位グレードとは30Wの差があります。
【2021最新版】おすすめサウンドバー5選【音にこだわれ!!】
【デザイン】
ハイトスピーカー搭載ということで4辺が狭くなっており、スタイリッシュな印象となっています。
また、スタンドはセパレートタイプで業界の中でもかなり細身なスタンドとなっています。
【その他】
S740シリーズのOSには、AndroidTVが採用されており、拡張性の高さがうかがえます。
VODサービスに至っては国内メーカーではありますが、意外とよくありません。
何が影響しているのかはわかりませんが、VODをよく利用する場合は自分が良く利用するサービスが対応しているかどうかをよくご確認ください。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で48インチ:131,000円となっています。
エントリーグレードの有機ELテレビということで、価格は割と手を伸ばしやすいレンジに収まっているのではないでしょうか。
総評
S740シリーズは、エントリーながらも高画質化技術は上位モデルと同じものが採用されており、そこから逆算すると価格は実はコスパ良しではないでしょうか。
デザインもすっきりとしたスタイリッシュなデザインにまとめられており、インテリアに邪魔しないのではないでしょうか。
意外と50インチ未満のモデルが少ない有機ELテレビですが、そのウィークポイントを埋めるかのように本モデルが登場したと予想できますね。
他社メーカーだと小さい画面サイズはいろいろと機能が省かれてそれなりになっていることが多いですが、本モデルは先述の通り上位モデルと高画質化技術は同じですから、隠れたダークホース的存在になるかもしれません。
ただしFUNAIの製品はヤマダ電機専売商品となり、Amazonなどのサイトでは購入することができず、ヤマダ電機の公式サイトでしか購入できないのが難点ですね。
それを除けばモデル自体は完成度が高いので、気になっている方は候補に入れてみてはどうでしょうか。
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