【ポイント紹介】REGZA M08シリーズ(DBR-M2008/DBR-M3009/DBR-M4008)


2018-10-12TOSHIBA(東芝)タイムシフト

このページでは、REGZAブルーレイ M08シリーズのポイントを紹介します。
M08シリーズは、同社REGZAブルーレイ M07シリーズの後継機種になります。
先代同様長期にわたり多数のチャンネルを録画することが出来る「全録機」モデルとなります。

HDD容量ラインナップは2TB /3TB/ 4TBの3ラインナップです。

2019-08-19追記
2019年4月に3TBモデルが追加になりました。
容量バリエーションが増えただけで、基本的な機能に変更はありません。



基本仕様

HDD容量(M2008/M4008)2TB/3TB/4TB
地デジチューナー7※共用含む
BS・CSデジタルチューナー6※共用含む
複数同時録画○(3番組)
タイムシフト録画○(7番組)
外付けHDD録画
SeeQVault
対応メディアBD-R/R DL/R XL/RE/RE DL/RE XL
DVD-R/-R DL/-RW/RAM
CD-R/RW
3D対応
UltraHD Blu-ray
インターネット○(無線/有線)

詳細なスペックについては、メーカーホームページをご覧ください。

M08シリーズのGoodな点

  • タイムシフト機能により時間に捕らわれない視聴スタイルが可能
    全録機ならではのタイムシフト機能により、「見たい番組を録画する」ではなく「見たい番組を選ぶ」といった視聴スタイルに変化します。
    後から番組表を見直した際に「これ見たかったなー」というケースが発生しても、タイムシフトで全録しておけば見ることが可能になります。
    録画予約の事を気にせずにゆっくりと見たい番組を吟味することが可能になります。
  • 先代M07シリーズよりも内蔵HDD容量がUPしている
    先代のM07シリーズでは1TBモデルと3TBモデルのラインナップでしたが、昨今HDDの値下がりにより初期で搭載されるHDD容量がUPしました。
    M08シリーズでは2TBモデルと4TBモデルと、それぞれ1TB程容量がUPしています。

    もちろん外付けHDDを接続して増設することが可能ですが、タイムシフトマシンの内蔵HDDには常時書き込みや動作が発生する為、高品質高耐久な専用HDDが採用されることが多く外付けHDDよりも信頼性が高いです。
    よって内蔵HDDが大容量になったことは評価できます。

  • タイムシフト搭載REGZAと組み合わせれば録画可能チャンネル数を増設可能
    Z810Xシリーズのような同社から発売されているタイムシフト機能が搭載されているテレビと接続することで「タイムシフト連携」が可能で、録画可能チャンネル数を増設することが可能です。
    例えばテレビ側で地上デジタル6チャンネル分録画しておき、M07シリーズでBS6チャンネル分録画するなどが可能になります。

M08シリーズの「もう一つ」な点

  • 先代からの進化点がほぼない
    先代のM07シリーズからの進化店は、容量が増えたぐらいでそこまで大きく進化した点はありません。
    こういった高級レコーダーは頻繁に買い替えるわけではないので、問題ないといえば問題ないですが、比較した場合はやはり気になります。
  • 時短機能は好みが分かれる
    M08シリーズはタイムシフトマシンということで、たくさんの番組が録画されます。
    その為に番組を「時短」で視聴することが出来る機能が備わっています。

    出演しているタレント名で絞ったり、ランキングから手早く番組を選択できたり番組自体を「1.3倍速」で再生することが出来る機能が備わっています。
    特に1.3倍速再生は、番組を見るにあたっては折角の演出や、トーク独特の間などが強調されにくくなってしまいます。
    あまり気にしないという方にとっては良機能ですが、賛否が分かれると思われます。

M08シリーズは買いなのか?

こんな方にオススメ

M08シリーズは大容量HDDと多くのチューナーを活かしたタイムシフトマシンです。
当たり前ですがテレビ番組をよく見る方やドラマ等の連続番組を録り逃がしたくない方には是非お勧めできる商品です。
また、合計13個のチューナーを最大限に生かすことで、日頃録画したい番組が重なりがちなファミリー層にもおすすめできます。

誰かが録画予約している時間に自分が見たい番組が放送されており、予約できないなんてことが無くなりますので、家庭が平和になりますね。
さらに、M08シリーズはTOSHIBAのタイムシフトテレビと組み合わせることで、さらに同時録画チャンネルを増やすことが出来ます。
もちろんタイムシフト録画だけではなく、通常録画も可能ですので、そちらにテレビのチューナーを使用するといった使い方も可能です。

こんな方はちょっと待った

そもそもテレビをあまり見ない方や、たくさん録画しても見る時間がない方はM08シリーズの購入は少し考えたほうが良いでしょう。
M08シリーズは外付けHDDを接続することによって、タイムシフトに割り当てる録画容量を増やすことが出来る為、最大録画日数を増加させることが可能です。
よって見る時間が普段はないが、2週間に一回時間が取れるような場合は、HDDを増設して上書き録画されるまでのリミットを伸ばすことで、録画した番組を楽しむことも可能です。
見る番組が固定されており、手動の録画操作や連ドラ予約機能で事足りる場合も完全にオーバースペックな為、少し考えたほうが良さそうです。

総評

タイムシフトマシンはテレビ番組の視聴スタイルをガラリと変化させる機器である為、好き嫌い問わずとりあえず番組を見てみるといった視聴が可能です。
今までは予約しなかったような番組でも、自動で録画されていれば「試しに見てみようか」と見たところ「実は面白かった」なんていう発見も十分にあり得ます。

メインのタイムシフト機能だけではなく、マルチタスク機能により番組をスマホに配信しながらブルーレイを視聴したりダビングしたりと複数人が同時に使用することが出来る設計となっており、より大人数での使用を想定して設計している印象から、ファミリーで使用するにはもってこいの一台だと感じます。
M08シリーズにはその他にも様々な機能がありますが、全体的にバランスの取れた一台となっています。

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