SHARPから新型8Kテレビ発表!!80型は200万円!?
どうもこんばんわ
現在千葉県の幕張メッセで行われている最新エレクトロニクスの展示会「CEATEC JAPAN 2018」にてSHARPから最新8K テレビが発表されました。
それぞれ80型(8T-C80AX1)/70型(8T-C70AX1)/60型(8T-C60AX1)が発表され、「AX1シリーズ」としてラインナップされる予定です。
店頭予想小売価格は80型が200万円前後、70型が100円前後、60型が70万円前後です。
各サイズ8K BSチューナー×１ 4K BS/CSチューナー×2 地上デジタル/BS/CSチューナー×3を搭載します。
今回の8Kは本気だ！
以前にも8Kテレビ「LC-70X500」を発売したSHARPですが、発売当初はコンテンツ不足や民放の4K8K放送の予定が不透明であったことから、技術を披露しただけの形になってしまいました。
しかし今回発表した8KTVは違うようです。
2018年12月1日に開始予定のBS/CS 4K8K本放送に対応した世界初搭載の8Kチューナーを備え、8K専用高画質画像処理エンジンを搭載し、8K倍速液晶を搭載した正真正銘のフラッグシップとして発売されます。
3サイズでラインナップされるAX1シリーズですが、特別力を入れているのが80型の「8T-C80AX1」。
80型の為に専用で設計した新開発液晶パネルを搭載しています。
高開口率、広色域、高精細を兼ね備えた高い透過率を持つUV2A／UV2AII液晶技術により、従来の8Kテレビ「LC-70X500」比で、約4倍の輝き復元を実現しています。
バックライトに関してもローカルディミング対応直下型LEDを採用しているという部分は80型70型60型共通ですが、80型に搭載されているバックライトはLEDの数がとにかく多く配置されており、より細かなエリアでの制御が可能となっています。
正直8Kという高解像度になると60インチ程度ではその精細感は感じることが出来なくなると思われます。
4Kでさえも50インチ60インチでやっと恩恵を受けることが出来るわけですから、4Kの約4倍の解像度である8Kであれば80インチは最低ラインになるのではないでしょうか。
SHARPも80インチに力を入れている背景にも同じ理由があるのではないかと思います。
音質面に関しても、ツィーター×2個、ミッドレンジ×2個、サブウーハー×2個を搭載し、振動版を上側に20度傾けた構造により音場再生エリアが拡大されています。
8K番組の録画には「AQUOS 8K HDD(8R-C80A1)」が必要?
世界初8Kチューナーを搭載したAX1シリーズで8K番組を録画するには現在のところ同社から発売される「AQUOS 8K HDD(8R-C80A1)」が必要のようです。
別売りの外付けHDDの場合は4K番組を録画できるところまでは判明していますが、8K録画に専用HDDが必要となると、敷居が高くなりそうです。
「AQUOS 8K HDD(8R-C80A1)」は8TBのHDDを搭載し、USB3.0で接続することで録画を実現します。
本体自体は予想小売価格が12万円と外付けHDDにしてはビックリ価格になっています。
今後も高解像度テレビは増加予定
SHARPは今後、大型テレビの半数を8Kテレビにしたいと発表しており、今回のAX1シリーズは普及モデルへの第一弾ということになりそうです。
今後も2020東京オリンピックに向けて地上デジタル放送が4K/8Kへシフト予定となっており、さらなる普及が見込まれるなか、いち早く8Kテレビを展開することでシェアを広げたい考えのようです。
オマケ：8K対応テレビも発売予定
今回発表された8Kテレビ「AX1シリーズ」は、単体で8Kチューナーを搭載し、視聴することが可能ですが、それとは別に「8K対応」テレビ「AW1シリーズ」も同時発表されました。
AW1シリーズは60インチ「8T-C60AW1」のみのラインナップとなり、8Kチューナー及び4Kチューナーは非搭載となります。
通常の地上デジタル/BS/CSチューナーは3つ搭載しており、外付けHDDに録画も可能になっています。
パネル自体は8K解像度に対応しているため、対応機器を接続することで8Kコンテンツを楽しむことが可能です。
チューナー数以外はAX1シリーズの60インチモデルとほぼ同じ仕様となっているようですが、正直これ誰が買うのでしょうか？
折角の8Kパネルを搭載しているにも関わらず、8Kチューナーどころか4Kチューナーすらも非搭載となると、買い替えのユーザーを狙うというよりは既に4Kチューナー単体を購入したユーザー向けということでしょうか。
ちなみに8T-C60AW1は店頭予想小売価格は60万円前後となっています。