【ポイント紹介】FUNAI HXシリーズ(FBR-HX2000/FBR-HX3000)
このページではFUNAI(船井電機)から発表されたブルーレイレコーダー「HXシリーズ」のポイントを紹介します。
「HXシリーズ」は地デジ/BS/CSチューナーを6系統搭載したファミリー向けモデルです。
HDDの容量ラインナップは2TB / 3TBの2サイズです。
基本仕様
基本仕様 | |
---|---|
HDD容量(HX2000/HX3000) | 2TB/3TB |
地デジチューナー | 6 |
BS/CSチューナー | 6 |
4K BS/CSチューナー | – |
複数同時録画 | ○(最大6番組) |
外付けHDD録画 | ○ |
SeeQVault | ○ |
対応メディア | BD-R/R DL/R XL/RE/RE DL/RE XL |
DVD±R/±R DL/±RW/RAM | |
CD-R/RW | |
3D対応 | ○ |
UltraHD Blu-ray | – |
インターネット | ○(無線/有線) |
さらに詳しい仕様についてはメーカーホームページを確認してください。
FUNAI ブルーレイ FBR-HX2000 – FUNAI
FUNAI ブルーレイ FBR-HX3000 – FUNAI
HXリーズのGoodな点
- 6チューナー搭載
「HXシリーズ」には地デジ/BS/CSデジタル共用チューナーを6系統搭載しています。
よって6番組まで同時間帯に録画することが可能で、家族が多い世帯でも録画枠の取り合いが起きにくく、たっぷり録画することが出来ます。
- まるごと録画(指定3ch×8時間)可能
「HXシリーズ」には「まるごと録画」という機能が搭載されています。この機能は搭載されている6系統のチューナーを使用して「ある特定の時間帯(最長8時間)を指定してすべての番組を録画する」機能です。
全録専用機程とはいきませんがゴールデンタイム付近8ch×8時間分をすべて録画できるので、使い方によってはかなり有用ではないでしょうか。
HXシリーズの「もう一つ」な点
- 長時間録画モードは12倍まで
他社製品には少し画質を落として容量を節約し、長時間録画を可能にする所謂「長時間録画モード」が搭載されています。
もちろん「HXシリーズ」にも長時間録画モードが搭載されていますが、最大で12倍モードまでしか搭載されていません。
他社製品では15倍まで対応しているモデルもある為、少し物足りないですね。
- AI録画が賛否両論
「HXシリーズ」の目玉機能の一つに録画番組を基にAIが学習して自動で番組を録画してくれる「AI録画」機能があります。
良く録画する番組の出演者やジャンルを学習して番組録画を行ってくれるのですが、全く関係ない番組も録画されたり、むやみに録画しすぎてHDDを圧迫する可能性もあります。
ユーザーの傾向に合わせて学習するという点から、学習状況で「使える」かどうかがガラッと変わり、自分にマッチしないと使い辛い機能になってしまいそうです。
- ヤマダ電機専売商品である
FUNAIから発売される「HXシリーズ」は基本的にヤマダ電機専売商品となり、同店舗及びECサイトの「ヤマダウェブコム」でしか購入することが出来ません。
折角良い商品なのにヤマダ電機からしか購入できない点は惜しい点ですね。
大人の事情があるのでしょうが、FUNAIとしても販路を広げたほうが売り上げが上がると思います。
HXシリーズは買いなのか?
こんな方にオススメ
6系統のチューナーを内蔵することで民放であればキー局ほとんどを同時に録画することが可能で、家族が多い世帯にオススメのモデルです。
また、「まるごと録画」機能により一日最大8時間×6ch分を一気に録画することが出来る為、見たい番組が集中している時間帯を指定しておけば、録り逃がすということがなくなります。
よって普段から見たい番組が、ある時間帯に集中しているユーザーにとってはかなり使える機能であり、「まるごと録画」機能狙いで購入するのも良いのではないでしょうか。
こんな方はちょっと待った
録画機能やチューナーが整っている一方でBlu-rayの最新規格であるUltra HD Blu-rayには対応していません。
Ultra HD Blu-rayはこれからコンテンツが増えていく予定である為、今回の購入でUltra HD Blu-rayに備えようと考えている場合はオススメできません。
HXシリーズ総評
全録機ではない多チューナーモデルで、ただ同時に録画できる番組が多いだけではなく、「まるごと録画」という付加価値の付け方は中々魅力的ではないでしょうか。
ただUltra HD Blu-ray非対応ということもあって上位モデルの「UTシリーズ」に比べると画質面では劣ってしまいます。高画質化機能についても「UTシリーズ」の方が充実しているため、その点は留意して検討したほうが良いでしょう。
FUNAIというネームバリューを考えると「目の疲れを低減させる番組表の黒背景化」や賛否両論ではありますが「AI録画」搭載、最大6TB×4台まで外付けHDDを接続できたりと細かい機能も搭載しており、意外に気にはなる一台ではあります。
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