AQUOSブルーレイ 2B-C10CW2ってどうなの？
評価：4.5
このページでは、SHARPの【AQUOSブルーレイ】シリーズから発表されているスタンダードブルーレイレコーダー【2B-C10CW1】のポイントを紹介します。
【2B-C10CW1】は、通常チューナーを2系統搭載したブルーレイレコーダーです。
レコーダーのエントリーモデルとして最適な一台となっており、貴重なホワイトカラーモデルでもあります。
本モデルは内蔵HDD1TBですが、容量違いの2TBモデル2B-C20CW1があります。
2B-C10CW1基本仕様
| 発売時期 | 2020年2月 |
| 内蔵HDD容量 | 1TB(1000GB) |
| 4K BS/CSチューナー | － |
| 地デジチューナー | 2 (BS/CSと共用) |
| BS/CSデジタルチューナー | 2 (地デジと共用) |
| 4K出力 | － |
| HDR出力 | － |
| 長時間録画モード | 最大12倍 |
| 複数同時録画 | ○(2番組) |
| タイムシフト録画 | － |
| 外付けHDD録画 | ○ |
| SeeQVault | ○ |
| 対応メディア(再生) | BD-R/-R DL/-R XL/-RE/-RE DL/-RE XL |
| DVD±R/±R DL/±RW/-RAM | |
| CD-R/RW | |
| 対応メディア(録画) | BD-R/-R DL/-R XL/-RE/-RE DL/-RE XL |
| DVD-R/-R DL/-RW | |
| CD-R(写真のみ) | |
| ULTRA HD Blu-ray | － |
| 3D対応 | ○ |
| 対応リンク機能 | AQUOS ファミリンク |
| リモート予約 | ○ |
| 番組持ち出し | ○ |
| インターネット | ○(無線/有線) |
| 消費電力 | 21W |
| VOD対応状況 | |
|---|---|
| AbemaTV | － |
| Amazonプライムビデオ | － |
| DAZN | － |
DMM.com ※初回2週間無料 | － |
| dTV※初回31日間無料 | － |
| GYAO | － |
| Hulu※初回2週間無料 | － |
| NETFLIX | － |
| TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ○ |
| U-NEXT※初回30日間無料 | － |
| YouTube | － |
| アクトビラ | ○ |
| アクトビラ 4K | － |
| － | |
| ひかりTV | － |
| ひかりTV 4K | － |
仕様についてはメーカー側で予告なく変更されることがあります。
最新の状況はメーカーホームページを確認してください。
https://jp.sharp/bd/product/2bc10cw2.html2B-C10CW1のGoodな点
- 新ドラマを自動録画「ドラ丸」
設定することで新作ドラマを4週間分自動で録画してくれる「ドラ丸」が搭載されています。
自動で新タイトルを録画し、見ないタイトルに関しては視聴動向から録画したタイトルを自動で削除してくれます。
- 長寿命ホコリシールドドライブ搭載
2B-C10CW1には、2016年の同社製品比で約3倍の寿命を実現した「ホコリシールドドライブ」が搭載されています。
これらには特殊なホコリの侵入を抑制する構造が採用されています。
- 故障を予測「HDD/BDドライブ健康診断」を搭載
内蔵されているHDDには寿命があります。壊れる時は一瞬で壊れる為、録画データをバックアップする間もなく壊れてしまう為、せっかく残しておいた番組を見ることが出来なくなってしまいます。
そんな時、診断状況でHDDの劣化に気づくことが出来る為、事前に対応が可能です。
BDドライブについては、診断状況により読み取り部のクリーニングなどを案内してくれます。
「ホコリシールドドライブ」とのコンビで使用することで信頼性をなお上げることが出来ます。
- 数少ないホワイトモデル
2B-C10CW2は、レコーダー界の中でも数少ないホワイトモデルです。
レコーダー外観がどうしてもブラック系統が多い中でコーディネートに困っている方にとっては非常に魅力的ではないでしょうか。
2B-C10CW1の「もう一つ」な点
- VOD対応状況が中途半端
2B-C10CW1は、ネットワークと接続することで動画配信(VOD)サービスを楽しむことができます。
ただし対応しているサービスが中途半端で「アクトビラ」「TSUTAYA TV」にしか対応しておらず、中途半端感が否めません。
2B-C10CW1総評
至って普通のダブルチューナーのブルーレイレコーダーと言ったところでしょうか。
4K関係の機能は一切搭載されておらずそこまで高機能を求めないエントリー層にターゲットを定めた一台です。
エントリー層がターゲットとは言え、ドラ丸などの主要機能は搭載されておりますから、普段使う分には困ることはないでしょう。
細かいところでは、ドライブの寿命を2016年発売のSHARP機種と比べて約3倍に寿命を伸ばした「ホコリシールドドライブ」が搭載されており、自己診断機能と合わせて信頼性のあるドライブとなっています。
ドライブ関係では、「HDD/BDドライブ自己診断機能」が搭載されている為、事前にHDDの状況を簡単に調べることが出来ます。
内蔵HDDに番組を溜めてしまいがちな方にとっては、HDDの不調は後々困りますからこういった機能は嬉しいですね。
動画配信(VOD)サービス自体は、残念ながら2種類と期待できないラインナップになっていますので、目当てでは購入できないでしょう。
もちろん使いたいサービスであればその限りではありません。
付随する機能としては、リモート予約や番組持ち出し(ダビング)にも対応しており、それなりに使用することはできる為、4Kに対応していない以外はそこまで大きく異なるという印象は受けません。
さらに本モデルの一番のポイントともいえる「ホワイトカラー」という点を加味すると、一定数の需要があることは間違いありません。
テレビ台が白基調であったり、淡色系などであれば、このホワイトカラーがマッチし、部屋のイメージを整えるの事ができます。
執筆時点での価格.com最安値は42,000円前後と、黒モデルの2B-C10CW2と同じ価格帯です。
機能面だけで見ると普通の価格ですが、ホワイトカラーを加味すると値段以上の価値が出てくるでしょう。
2B-C10CW1は買いなのか？
こんな方にオススメ
- 4Kにはまだ興味はない
- BDソフトを多用する
- 部屋や家具の色的にホワイトが欲しい
こんな方はちょっと待った
- 見たい番組が重ならない
- 4K関連機能に興味がある
- レコーダーでもVODを利用したい
- 録画したい番組が3番組以上重なる
2B-C10CW1の評価(MAX★5)
| 録画機能 | ★★ |
| 主要機能対応状況 | ★★★ |
| 便利機能充実度 | ★★★ |
| コストパフォーマンス | ★★ |
| ファミリーユース(家族向け) オススメ度 | ★ |
| シングルユース(一人暮らし向け) オススメ度 | ★★ |