SONY BDZ-FBW1000ってどうなの?
評価:6
このページでは、SONYから発売されているフラッグシップブルーレイレコーダー【BDZ-FBW1000】のポイントを紹介します。
【BDZ-FBW1000】は、4K BS/CSを2系統、通常2系統のチューナーを搭載した内蔵HDD1TBモデルで、同社初の4K長時間録画対応モデルです。
同じようなモデルで通常3系統のチューナーを搭載したBDZ-FBTシリーズがあります。
内蔵HDDが2TBのモデルもあります⇒BDZ-FBW2000
BDZ-FBW1000基本仕様
発売時期 | 2019年11月 |
内蔵HDD容量 | 1TB(1000GB) |
4K BS/CSチューナー | 2 |
地デジチューナー | 2 (BS/CSと共用) |
BS/CSデジタルチューナー | 2 (地デジと共用) |
4K出力 | ○ |
HDR出力 | ○ |
長時間録画モード | 最大16倍(4K最大11倍) |
複数同時録画 | 最大2番組 |
タイムシフト録画 | - |
外付けHDD録画 | ○ |
SeeQVault | ○(4Kは録画不可) |
対応メディア(再生) | BD-R/R DL/R XL/RE/RE DL/RE XL |
DVD±R/±R DL/±RW/-RAM | |
CD-R/RW/DTS-CD | |
対応メディア(録画) | BD-R/R DL/R XL/RE/RE DL/RE XL |
DVD-R/-RW | |
CDは非対応 | |
ULTRA HD Blu-ray | ○ |
3D対応 | ○ |
対応リンク機能 | ブラビアリンク |
リモート予約 | ○ |
番組持ち出し | ○ |
インターネット | ○(無線/有線) |
消費電力 | 最大28W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | - |
Amazonプライムビデオ | - |
DAZN ※初回31日間無料 | - |
DMM.com ※初回2週間無料 | - |
dTV ※初回31日間無料 | - |
GYAO | - |
Hulu ※初回2週間無料 | - |
NETFLIX | - |
TSUTAYA TV ※初回30日間無料 | - |
U-NEXT ※初回30日間無料 | - |
YouTube | - |
アクトビラ | - |
アクトビラ 4K | - |
スカパー!(オンデマンド) | - |
ひかりTV | - |
ひかりTV 4K | - |
VOD対応状況は2020/4/6時点の情報です。
最新情報はメーカーホームページを確認してください。
BDZ-FBW1000のGoodな点
- 4K長時間録画対応
BDZ-FBW1000は、4K番組の長時間録画に対応しました。
他社を含め、従来のモデルでは4K番組はDRモード(そのままの画質)でしか録画することが出来ませんでした。
しかし4K長時間録画モードに対応したことで、最大11倍1430時間もの長時間録画を実現しました。
長時間録画は、どうしても画質が悪くなりがちですが、「インテリジェントエンコーダー」により画質の劣化を極力防いでいます。
- 1ケ月前からドラマ・アニメを予約「先録」
電子番組表を使用しての録画は8日前からしかできません。
しかし、「先録」を使用すれば1ケ月前から予約を入れておくことが可能です。
新作が告知された段階で予約できますから、録り逃がす心配もなくなります。
- 番組表の繊維が従来比2倍
BDZ-FBW1000に搭載されている電子番組表(EPG)には、改良されたEPGが採用されており、2018年モデルと比較して約2倍以上のスクロール速度を実現しました。
番組表はユーザビリティに直接影響を与える機能ですから、ここの向上には注目です。
BDZ-FBW1000の「もう一つ」な点
- VODは非対応
フラッグシップレコーダーではありますが、VODサービスには対応していません。
テレビ側にVODサービスが対応しておらず、レコーダーで楽しもうと思っている場合は注意が必要です。レコーダーでもVODサービスを利用したい場合はPanasonicのおうちクラウドディーガシリーズを検討してください。
- SeeQVault対応SDカードは使用不可
BDZ-FBW1000には、外付けHDDが特定の機器に縛られない「SeeQVault」に対応しています。
SeeQVault対応機器には外付けHDDはもちろんの事、SDカード等にも設定されています。
しかし、BDZ-FBW1000はSDカード自体使用できるのですが、SeeQVault対応機器として録画することはできません。
BDZ-FBW1000総評
SONY初の4K長時間録画対応モデルとして登場してきましたが、2TBという内蔵容量もあり最大1430時間もの4K番組を録画できるインパクトはデカいです。
また、SONY独自の「インテリジェントエンコーダー」と共に精度の上がったダイナミックVBRの働きにより、できるだけ画質は維持したままデータ量を抑えてくれています。
※VBR(バリアブルビットレート)とは、画像の内容に応じて必要なデータ量を最適化することで、従来のCBRよりも省データを実現しつつ、画質の劣化を最小限に抑える機能です。
SONY注目機能として、先録ももちろん搭載されております。
先録はインターネットに接続することで、新作ドラマやアニメを1ケ月前から予約することが可能です。
新番組の告知はだいぶ前から発表されることが多いので、情報を得た時点であらかじめ予約を入れておくことで、録り逃がしも防ぐことが出来ます。
搭載されているチューナー数も豊富ですから、ガツガツ予約することが可能です。
トレンドであるスマホ番組持ち出しや、リモート予約などももちろん搭載されており、足回りの機能も充実しています。
以外に注目なのが、2018年モデルと比較して約2倍以上のスクロール速度を実現した電子番組表(EPG)です。レコーダーでの録画予約の入り口は、基本的には電子番組表(EPG)です。ある程度レコーダーの操作や録画する番組が決まってくると、ターゲットとなる番組に向けてカーソルを動かすわけですが、この動きが遅いとじわじわとストレスとなります。
番組表の移動が高速化されるとスムーズに録画予約も行えますから、この向上はポイント高いですね。
一方で気を付けたいのは、SeeQVault対応のHDDには4K番組を録画できないということです。
恐らく著作権保護の関係とは思います。
SeeQVault対応外付けHDDに4K番組を録画して、別のレコーダーやテレビで再生することを予定していた方は注意してください。
価格は執筆時点で54,000円前後と、少し高めの設定となっていますが、4Kチューナーが2系統搭載されていることを鑑みるとある程度妥当でしょう。ただ内蔵HDD容量が低い点だけ注意が必要です。
一応外付けHDDを接続できますが、何かと制約が発生します。それらに縛られないのは内蔵HDDのみですから、利便性を重視する場合は内蔵容量が大きいモデルをお勧めします。
BDZ-FBW1000は買いなのか?
こんな方にオススメ
- Ultra HD Blu-rayを楽しむ
- 電子番組表(EPG)を多用する
- ファミリーで使用
- ドラマやアニメを主に録画する
こんな方はちょっと待った
- VODを楽しみたい
- 初期投資を抑えたい
- シングルユース
BDZ-FBW1000の評価(MAX★5)
録画機能 | ★★★★ |
主要機能対応状況 | ★★★★ |
便利機能充実度 | ★★★ |
コストパフォーマンス | ★★ |
ファミリーユース(家族向け) オススメ度 | ★★★ |
シングルユース(一人暮らし向け) オススメ度 | ★★ |
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