LG OLED55B1PJAってどうなの?
LGエレクトロニクスのエントリー4K 有機ELシリーズの55インチモデル【OLED55B1PJA】のポイントを紹介していきます。
有機ELシリーズの中でも割と手の出しやすいエントリーグレードの位置づけとなります
55インチの他に、65インチがラインナップされています。
基本仕様
発売時期 | 2021年6月 |
パネル | OLED(有機EL) |
バックライト | - |
解像度 | 4K(3840×2160) |
対応HDR | HDR10Pro/ HLG / DolbyVision IQ |
8Kチューナー | - |
4K BS/CSチューナー | 1 |
地上デジタルチューナー | 2 |
BS/CS デジタルチューナー | 2 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | ○ |
倍速駆動 | ○ |
SeeQVault | - |
ARC | ○(eARC) |
LAN | 有線/Wi-Fi |
定格消費電力 | 343W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | - |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com※初回2週間無料 | - |
dTV※初回31日間無料 | - |
GYAO | - |
Hulu※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | ○ |
TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ○ |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
スカパーオンデマンド | - |
Youtube | ○ |
アクトビラ | - |
Paravi | ○ |
ひかりTV | ○ |
TVer | - |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください。
OLED55B1PJA各ポイント評価
【録画・チューナー関連】
OLED55B1PJAは、4K1系統、地デジ2系統、BS/CS 2系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。
ただしエントリーモデルだからか、チューナー数は絞られており、録画などに使いづらさが出てくるかもしれません。
別途レコーダーを持っている場合はそちらでの録画をメインにすることでカバーできるでしょう。
【画質】
有機ELパネルで世界をリードするLGは、さすが画質については優秀さが光ります。
同時に「黒色」への磨きも一層高まり、肉眼で見るよりも高い彩色度に到達しています。
搭載される映像処理エンジンは、上位モデルから一つグレードが下がった「α7 Gen4 AI Processor 4K」が採用されています。
グレードが下がったといっても劇的に画質が悪くなるわけではなく、パネルの性能もあり綺麗な映像は楽しめます。
【サウンド】
薄型を追求しているということもあってサウンドに関してはあまり期待していませんが、2.2ch 合計40W出力可能なスピーカーが備わっています。
ただ製品コンセプト上厚みを持たせたスピーカーを搭載できない為、どうしても低音に弱くなり、厚みのある音は期待できません。
かといって外付けサウンドバーをテレビのそばに置いていてもインテリアが崩れるので難しいところです。
【2021最新版】おすすめサウンドバー5選【音にこだわれ!!】
【デザイン】
有機ELパネルの採用により、本体の奥行きは非常に薄くなり、野暮ったい印象は受けません。
ベゼルの細さなどはハイエンドモデルと遜色のないレベルで仕上がっており、映像の邪魔をすることはないでしょう。
スタンドデザイン的に非常に大きな台形台座となっており、気になる人は気になるレベルではないでしょうか。
どうしても気になるようでしたら、壁寄せスタンドなども検討すると良いでしょう。
【その他】
海外メーカーということもあり、VOD対応状況に関してはやや不足しているといった印象です。
世界で展開しているサービスには大体対応していますが、dTVをはじめとする国内専用サービスには対応していません。
ただ、国内サービスすべてに対応していないわけではなく、ParaviやU-NEXTなど一部は対応しています。
本モデルはゲームに特化した対応状況も注目で、「VRR・NVIDIA G-Sync・FreeSync」といった各メーカーの同期機能に対応しており、ゲーム用のディスプレイとしても使えるようになっています。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で140,000円となっています。
OELDこと有機ELパネルはコストが高くなり、さらに画面サイズが大きければ大きいほど1インチ毎の価格は上がります。
ただ昔に比べて55インチモデルは非常に数が増えており、コストも下がっていることから、22万程度で購入できるようになっているのではないかと思います。
ただ一つ上のグレードであるC1シリーズとそこまで変わらないため、グレードアップを考えても良いかもしれません。
上のモデルはチューナー数などの明確な部分で違いがあったりします。
総評
LGは有機EL技術で世界をリードしており、日本の国内メーカーの有機ELもLGが供給するパネルが多く採用されています。
エントリークラスに位置するモデルではありますが、そもそもの有機ELパネルの性能が良い為、エントリーとは思えないいい意味での以外な画質を表現してくれます。
ただ国内メーカーとは異なり、VODサービスの対応状況や日本人視点の細かな作りこみは国内メーカー品には負けています。
よって画質を重視するならLGで機能性などを加味した総合力でいうと国内メーカーかなというところです。
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