LG UP8000PJBシリーズってどう?(43UP8000PJB/50UP8000PJB/55UP8000PJB/65UP8000PJB)
LGエレクトロニクス 4K液晶テレビシリーズ【UP8000PJBシリーズ】のポイントを紹介していきます。
LGの中ではエントリークラスの中でもさらにエントリークラスに位置しており、手軽に4Kテレビを購入できるクラスとなります。
画面サイズは、43インチ/50インチ/55インチ/65インチがラインナップされています。
基本仕様
発売時期 | 43,50インチ:2021年6月 55インチ:2021年8月 65インチ:2021年7月 |
パネル | 43,55,65:IPS 50:VA |
バックライト | 直下型 |
解像度 | 4K(3840×2160) |
対応HDR | HDR10 Pro/ HLG / DolbyVision IQ |
8Kチューナー | - |
4K BS/CSチューナー | 1 |
地上デジタルチューナー | 2 |
BS/CS デジタルチューナー | 2 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | ○ |
倍速駆動 | - |
SeeQVault | - |
ARC | ○(eARC) |
LAN | 有線/Wi-Fi |
定格消費電力 | 43インチ:110W 50インチ:130W 55インチ:165W 65インチ:200W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | - |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com※初回2週間無料 | - |
dTV※初回31日間無料 | - |
GYAO | - |
Hulu※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | ○ |
TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ○ |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
スカパーオンデマンド | - |
Youtube | ○ |
アクトビラ | - |
Paravi | ○ |
ひかりTV | ○ |
TVer | - |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください
UP8000PJBシリーズ各ポイント評価
【録画・チューナー関連】
UP8000PJBシリーズは、4K1系統、地デジ2系統、BS/CS2系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。
ただし、チューナー全体の数でいえばそこまで多くない印象です。
通常の地デジやBS/CS放送は裏録画可能ですが、4Kに関しては1系統しかないため、裏録画は不可となります。
最近の上位グレードモデルはもう少し多くのチューナーを搭載していることを鑑みると、少し物足りないです。
【画質】
4K解像度を搭載している本機には、映像処理エンジンにQuad Core Processer4Kが搭載されています。
上のグレードに搭載されている「α7 Gen4」とは少し性能が劣りますが、それでも十分にきれいな映像を表現してくれます。
エントリークラスの中のエントリークラスということで、LGの代表技術NanoCell等は搭載されておらず、1level低い画質となっているのは否めません。
ただもちろん世界のメーカーが出しているモデルですから、見るに堪えない画質ということはありません。
【サウンド】
フルレンジ×2 最大出力20Wスピーカーシステムが搭載されています。
お世辞にもハイパワーとも言えず、音質も良いとも言えない音が鳴ればよいといった割り切り仕様であると感じます。
音にこだわりたい方は、別途サウンドバーやシアターシステムを購入して設置することをお勧めします。
【2021最新版】おすすめサウンドバー5選【音にこだわれ!!】
【デザイン】
LGが得意とする4辺極狭ベゼルのデザインが採用されています。
よく底辺側のベゼルだけ太くなってしまうということがよくあるのですが、LGに関しては底辺も極狭ベゼルとなっており、まとまったデザインの印象です。
スタンドは、山形のセパレート型で、特に凝ったデザインというわけでもありません。
テレビの幅よりも狭い台に置く場合は、スタンド幅を満たしているかを確認してください。
【その他】
海外メーカーということもあり、VOD対応状況に関してはやや不足しているといった印象です。
世界で展開しているサービスには大体対応していますが、dTVをはじめとする国内専用サービスには対応していません。
ただ、国内サービスすべてに対応していないわけではなく、ParaviやU-NEXTなど一部は対応しています。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で43インチ:57,800円・50インチ:94,800円・55インチ:110,900円・65インチ:110,000円となっています。
意外とエントリーとしては価格が高い印象です。
また、最安値ベースだと55インチと65インチがほぼ同じ価格となっているため、55インチを考えている方は、スペースを確認していただき、65インチでも置けるようであれば、65インチを狙ったほうが良いかもしれません。
総評
LGは有機ELパネルで世界のシェアが非常に高い会社です。
そんな会社が作る4K液晶テレビですから、期待したいところですが、今のところはそこまで期待できるような点はないかもしれません。
OLEDパネルの品質は信頼できますが、4K液晶となると国内メーカーに一日の長がありますね。
もちろん全くダメなわけではなく、最適解ではないというだけなので、まったくオススメできないというわけではありません。
NanoCellなどの技術も搭載されておりませんが、まったく視聴することができないといった画質ではなく、いわゆる普通の画質なので、そこまでこだわりがない方はこのモデルでも良いかもしれません。
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