LG UQ9100シリーズは買いか?(43UQ9100PJD/50UQ9100PJD/55UQ9100PJD/65UQ9100PJD/75UQ9100PJD)
LGの4K液晶モデル【UQ9100シリーズ】のポイントを紹介していきます。
エントリーグレードの液晶モデルで、MiniLEDなどの先進技術は搭載されておらず、従来の技術で構成されたモデルになります。
画面サイズは、43/50/55/65/75インチがラインナップされています。
基本仕様
発売時期 | 2022年5月 |
パネル | IPS |
バックライト | 直下型 |
解像度 | 4K(3840×2160) |
対応HDR | HDR10 Pro / HLG |
8Kチューナー | |
4K BS/CSチューナー | 1 |
地上デジタルチューナー | 2 |
BS/CS デジタルチューナー | 2 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | ○ |
倍速駆動 | – |
SeeQVault | – |
ARC | ○ |
LAN | 有線 / Wi-Fi |
定格消費電力 | 43インチ:110W 50インチ:130W 55インチ:160W 65インチ:205W 7インチ:250W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ー |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com※初回2週間無料 | ー |
dTV※初回31日間無料 | ー |
GYAO | ー |
Hulu※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | ○ |
TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ー |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
スカパーオンデマンド | ー |
Youtube | ○ |
アクトビラ | ー |
Paravi | ○ |
ひかりTV | ー |
TVer | ー |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください
UQ9100シリーズ各ポイント評価
【録画・チューナー関連】
UQ9100シリーズは、4K1系統、地デジ2系統、BS/CS2系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。
エントリーモデルにラインナップされるモデルですから、このくらいの数が妥当なところですね。
UQ9100シリーズには録画用HDDが内蔵されておりませんので、レコーダーなしで録画する場合は別途市販の外付けHDDを購入する必要があります。
最近では大容量モデルも安価になっているので、4TB以上のモデルを購入すると良いでしょう。
【2022最新】おすすめ外付けHDD 3選
【画質】
UQ9100シリーズには、色の再現性や視野角に優れるIPSパネルが採用されています。
複数あるパネル方式の中でも割とコストがかかる方式ですが、全サイズに搭載してきている点は評価できます。
採用されている映像処理エンジンは「α5 Gen5 processor 4K」が採用されています。
最上位のエンジンというわけにはいきませんが、エントリーながら十分な映像処理能力を有しており、IPSパネルとも相まってグレード以上の画質に期待することができます。
また、バックライトには直下型が採用されているため、コストの安いエッジ型に比べてコントラストの高い映像を表現することが可能です。
ただ残念ながら倍速は搭載されていない為、早い映像などは苦手としています。
【サウンド】
サウンドシステムは、エントリーモデルが軒並み採用している20Wのサウンドシステムが採用されています。
構成としてはフルレンジ×2となっており、低音や高音は苦手としていますが、番組を見る上ではさして問題はないでしょう。
さらに音質を高めたい場合は、別途サウンドバーやシアターシステムを導入することをお勧めします。
【2022最新版】おすすめサウンドバー3選
【デザイン】
四辺ベゼルレスデザインが採用されており、画面部分と壁との境目が極めて無くなるので、非常に没入感の高い映像を楽しむことができるデザインとなっています。
また、スタンドには三日月形のスタンドが採用されており、安定性は高めですが、デザイン的には少し微妙かもしれません。
テレビ台に設置するよりは、壁掛けにするほうが見栄え的には良いかもしれません。
【その他】
UQ9100にはゲームオプティマイザが搭載されており、プレイするゲームに合わせて画質を調整したり臨場感のあるセッティングにしてくれる機能があります。
VODに関しては、少し対応状況が良くない部分があるので、自分が良く利用するサービスに対応しているかどうかを確認してください。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で43インチ:64,800円・50インチ:84,000円・55インチ:84,000円・65インチ:114,000円・75インチ:162,000円となっています。
IPS搭載で直下型バックライトを搭載したエントリーモデルとしては、標準的な価格設定ではないでしょうか。
最も売れるであろう55インチ・50インチ当たりの価格が最安値ベースで同じ価格になっているため、スペースに余裕がある場合は55インチを選択することをおススメします。
UQ9100シリーズは買いか?
エントリーグレードの4K液晶モデルとして登場したUQ9100は、ベースであるパネルにはIPSが採用されており、バックライトにも直下型が採用されており、エントリーとはいえ高グレードのモデルに採用されるような装備が採用されています。
それらを鑑みた場合意外とコスパが良いように思いますが、倍速などのマスト機能が搭載されていない点を考えると少し残念な部分も垣間見えます。
最終的にUQ9100シリーズが買いかどうかと言われれば、私は「買いではない」 と言えます。
エントリーモデルとして展開されていますが、同じぐらいの価格帯で国内メーカー製品も多数発売されており、LGに固執する理由もないかなと思います。
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