【ポイント紹介】MITSUBISHI REAL MD9(LCD-A40MD9)
今回はMITSUBISHIのスタンダードモデル「LCD-A40MD9」のご紹介です。
LCD-A40MD9は40インチのみのラインナップで、スタンダードなモデルとなっています。
カーナビでも有名なDIATONEスピーカーを搭載しており、音質面にはこだわった一台になります。
基本仕様
パネル | 液晶(パネル種類は不明) |
---|---|
解像度 | フルHD |
バックライト | 直下型LEDバックライト |
HDR(ハイダイナミックレンジ) | ○(HDMI入力対応) |
地デジチューナー | 3 |
BS・CSデジタルチューナー | 3 |
外付けHDD録画 | ○ |
複数同時録画 | ○ |
倍速液晶(倍速機能) | – |
SeeQVault | – |
ARC | ○ |
インターネット | 有線 |
定格消費電力 | 84W |
基本仕様コメント
MITSUBISHIさんはなかなか情報を得にくいのが少し残念です。よって現状ではパネルは液晶であることはわかるのですが、パネルの種類自体は不明です。
チューナーに関しては、スタンダードモデルでありながら地上デジタル・BS・CSデジタルでそれぞれ3チューナー搭載しています。
これはMITSUBISHI特有のHDD内蔵テレビであるが為で、録画機能に関しては満足できるものになっているのではないでしょうか。
消費電力に関しては、普通よりも少ない方で、長時間の使用でも電気代があまりかからない点はいいですね。
注目機能
DIATONE NCVスピーカー搭載
LCD-A40MD9は前面スピーカーを搭載しており、下部にスピーカーを搭載しがちなテレビよりも音に関して既にアドバンテージがありますが、さらにMITSUBISHI独自の高音質スピーカー「DIATONE NCVスピーカー」を搭載しており、さらに磨きがかかった音質を体験することができます。
スピーカーは左右ツイーターとウーファーを別々で搭載しており、音域についてもこだわった構成になっています。
ウーファーには新開発のカーボン素材「Nano Carbonized high Velocity」が使用されており、より原音再生へのアプローチがなされています。
DIATONE HD
DIATONE NCVスピーカーと同じく注目したいのが「DIATONE HD」機能です。
デジタル放送の音は、放送時にどうしても圧縮処理がされてしまうため、細かい音がそぎ落とされてしまいます。
しかし「DIATONE HD」機能は圧縮時に削ぎ落とされた音の部分を予測して補完し、より原音に近い音を再生することが出来ます。
HDDブルーレイレコーダーを内蔵
1TB HDD内蔵
MITUBISHIのテレビではHDDブルーレイレコーダーを内蔵しているモデルが多いのですが、もちろんこのモデルも例外ではありません。
他社メーカーとは違い別途で外付けHDDを購入する必要もレコーダーを購入する必要もありません。
このモデルは1TBのHDDを内蔵しています。
MITSUBISHIの独自録画フォーマットであれば地上デジタルで1080時間も録画することが出来ます。
1080時間もあればしばらくの間番組を溜めていても心配ないですね。
ブルーレイディスクドライブ内蔵
LCD-A40MD9はHDDだけでなくブルーレイディスクドライブも内蔵しています。
よってレンタルしたBDやDVD、HDDに録画した番組をBDやDVDにダビングすることが出来ます。
ブルーレイディスクドライブは、市販品を買っても1万円ぐらいしますので内蔵しているというのは助かりますね。
LCD-A40MD9のGoodな点
- 高音質スピーカーと技術で音へのこだわりが良い
今回のDIATONE技術を搭載したLCD-A40MD9は、高音質へハード面とソフト面両方からアプローチを行っていることで、音へのこだわりが感じられます。
- 1TB HDD&BDドライブを内蔵している
一昔前のテレビデオのような録画部分と一体化したテレビになります。HDDも1TBと十分な容量を搭載しており、BDドライブも搭載していることから、使い勝手については良いでしょう。
- 消費電力が少ない
消費電力が84Wと少な目な為、長時間使用しても電気代が安く済みます。
LCD-A40MD9の「もう一つ」な点
- 直下型バックライトを搭載しているがローカルディミング(エリア駆動)に対応していない
LEDバックライト方式に直下型LEDバックライトを採用しているにも関わらず、ローカルディミング(エリア駆動)に対応していないので、明暗差の大きな映像はぼやけた黒になってしまいます。
- サイズのラインナップが40インチしかなく、広い部屋に設置すると部屋に負けてしまう。
ラインナップが40インチしかなく、広い部屋に設置するとテレビが部屋に負けてしまいます。
せめて50インチ以上のラインナップは欲しかったところですね。
- 対応しているVODサービスがTSUTAYA TVとアクトビラにしか対応していない
最近のテレビを選ぶポイントでは重要ポイントとなるVODサービスですが、LCD-A40MD9は「アクトビラ」と「TSUTAYA TV」にしか対応していません。
LCD-A40MD9まとめ
サイズのラインナップが40インチしかない点や、直下型なのにローカルディミング(エリア駆動)に対応していないのは少し残念ではありますが、その点を除けば全体的には割と上々な出来になっているのではないでしょうか。
レコーダー内臓やサウンド面に関してはみMITSUBISHIのこだわりが感じられますし、伝統のオートターン機能ももちろん搭載されているため、40インチ辺りでレコーダ機能も欲しいという方は全然選択肢に入ると思います。
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