Panasonic VIERA LZ1000シリーズってどう?(TH-42LZ1000)
今回はPanasonic VIERAのフラッグシップ4K液晶モデル【LZ1000シリーズ】のポイントを紹介します。
有機ELもいろいろなラインナップを取り揃えているPanasonicですが、その中でもLZ1000はエントリーモデルとなります。
有機EL初心者の方や、初めて購入する方は注目かもしれません。
画面サイズは、42インチがラインナップされています。
基本仕様
発売時期 | 2022年9月 |
パネル | 有機EL |
バックライト | – |
解像度 | 4K(3840×2160) |
対応HDR | HDR10/HDR10+/HLG/Dolby Vision®/HLGフォト |
8Kチューナー | |
4K BS/CSチューナー | 2 |
地上デジタルチューナー | 3 |
BS/CS デジタルチューナー | 3 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | ○ |
倍速駆動 | ○ |
SeeQVault | – |
ARC | ○ |
LAN | 有線 / Wi-Fi |
定格消費電力 | 196W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ○ |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com※初回2週間無料 | ○ |
dTV※初回31日間無料 | ○ |
GYAO | ー |
Hulu※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | ○ |
TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ー |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
スカパーオンデマンド | ー |
Youtube | ○ |
アクトビラ | ー |
Paravi | ○ |
ひかりTV | ー |
TVer | ○ |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください
LZ1000シリーズ各ポイント評価
【録画・チューナー関連】
LZ1000シリーズは、4K2系統、地デジ3系統、BS/CS3系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。
エントリーモデルではありますが、有機ELの時点でメーカーが力を入れており、チューナー構成も上位モデルと同じ構成となっていて、安心できますね。
LZ1000シリーズには録画用HDDが内蔵されておりませんので、レコーダーなしで録画する場合は別途市販の外付けHDDを購入する必要があります。
最近では大容量モデルも安価になっているので、4TB以上のモデルを購入すると良いでしょう。
【2022最新】おすすめ外付けHDD 3選
【画質】
Panasonicには有機ELパネル自体にいくつかのバリエーションがありますが、その中でもLZ1000に搭載されるパネルは、最もグレードが下のスタンダードな有機ELパネルとなります。
最も下だからと敬遠するのはナンセンスで、もともと素の状態でも非常に綺麗な画を写しますので、エントリーとしては全く問題ありません。
さらに、「Dot Contrastパネルコントローラー」により自発光のメリットを生かして細部まで輝度をコントロールを行い、メリハリのある映像を楽しめます。
AIによる自動画質調整も備えており、見ているコンテンツに合わせてオートで画質をチューニングしてくれ、Panasonic得意の色域調整機能「ヘキサクロマドライブ」で、鮮やかさも期待できます。
【サウンド】
サウンドシステムは、合計出力30Wのスピーカーシステムが搭載されています。
搭載されているのはフルレンジが2個となっているため、オールレンジで音は鳴らしてくれますが、ウーファーなどは無い為、低音には少し弱いでしょう。
エントリーモデルであるためこのあたりの構成は仕方ないところです。
ですがサウンドに関しては外付けを購入することでなんとでもなるので、そこまでネガティブポイントにはならないでしょう。
音質を高めたい場合は、別途サウンドバーやシアターシステムを導入することをお勧めします。
【2022最新版】おすすめサウンドバー3選
【デザイン】
あまりデザイン面では冒険をしないPanasonicですが、このモデルでもそれは継承されており、パッと見た時に「オシャレ」と思うようなデザインではありません。
しかし逆に言えば、ほかの邪魔をしないデザインであるともいえます。
スタンドは大きなスクエア型が採用されています。
このスタンドは大きな吸盤を内蔵しており、テレビ台に設置した際に強力な力で吸着することで、転倒防止になっており、小さい子供がいる家庭などで地震によるけがのリスクを低減することができる点は評価できます。
【その他】
VODに関しては、国内製品ということもあり、割と良好です。
国内外の主要サービスには対応しているので、VODで困ることはあまりないかもしれません。
HDMI拡張機能に関しても、VRR及びALLMに対応しており、ゲーム用途にもある程度対応しています。
ALLMとは?
VRRとは?
ただベンダー固有規格はAMD社の「FreeSync」にしか対応してないので、G-Syncで考えている方は要注意です。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で42インチ:167,000円となっています。
エントリーモデルということで、価格は抑えめになっています。
このあたりの価格帯であれば、やはり有機EL初心者の方などは手を出しやすいのではないでしょうか。
LZ1000シリーズは買いか?
最終的にLZ1000シリーズが買いかどうかと言われれば、私は「買いである」 と言えます。
有機ELはこれからもまだまだ伸びますし、LZ1000に関してはエントリーモデルといえども基本的な機能はしっかりとしたものが搭載されており、エントリーだからといって最低限を割り込むということがありません。
なので、なおさら初心者の方や有機ELをこれから導入しようと持っている方は、LZ1000を購入しても問題ないでしょう。
価格に関しても16万円台と、ハイエンドの液晶テレビよりも安い価格となっており、それでいて綺麗な画質を手に入れられると来たら買わない選択肢はないでしょうね。
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