SHARP AQUOSブルーレイ 2B-ET1シリーズは買いか?(2B-C10ET1/2B-C20ET1)
この記事では、SHARPのAQUOSブルーレイブランドから発売されている4K HDDレコーダー【2B-ET1シリーズ】のポイントを紹介いたします。
本モデルは、4K番組等の録画機能は無く、ハイビジョン放送を3番組同時録画可能なスタンダードモデルとなります。
HDD容量は、1TB/2TBがラインナップされています。
基本仕様
各機能はクリックすることで機能の詳細を確認できます。
シリーズ | 2B-ET1 |
発売時期 | 2022年3月 |
HDD容量 | 1TB / 2TB |
全自動録画 | ー |
最大全録時間 | ー |
8K BSチューナー | ー |
4K BS/CSチューナー | ー |
地上デジタルチューナー | 3 |
BS/CS デジタルチューナー | 3 |
外付けHDD増設 | ○ |
Ultra HD Blu-ray対応 | ー |
リモート予約 | ○ |
SeeQVault | ー |
インターネット | 有線 / Wi-Fi |
定格消費電力 | 1TB:22W 2TB:23W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ー |
Amazonプライムビデオ | ー |
DAZN※初回31日間無料 | ー |
DMM.com | ー |
Lemino(旧dTV)※初回初月無料 | ー |
FODプレミアム | ー |
Hulu※初回2週間無料 | ー |
NETFLIX | ー |
Paravi | ー |
TELASA | ー |
TVer | ー |
U-NEXT※初回30日間無料 | ー |
Youtube | ー |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください
※dTV対応でもLeminoに対応するかはメーカー次第となります。
2B-ET1シリーズ各ポイント評価
【録画・チューナー関連】
2B-ET1シリーズには、全ての容量モデルで地デジチューナー 3系統、BS/CSチューナー 3系統が搭載されています。
ハイビジョン放送を3番組同時録画できるスペックですので、チューナー数としてはこのあたりが妥当な数かと思います。
ただし、本モデルはハイビジョン放送は録画できますが、4Kチューナーは搭載しておりませんので、4K番組は録画できません。
録画機能に関しては、出演しているタレント名などを指定することで自動的に録画を行う機能や、連続ドラマの繰り返し録画、など一通りそろっており、快適に使用することが可能です。
2B-ET1シリーズは最大でも2TBまでの容量ラインナップしかありませんが、外付けHDDを増設することで、容量を増設できますので、容量に不安がある場合でも安心です。
最近では、大容量のHDDも低価格になってきております。
大は小を兼ねるということもありますので、大容量モデルを購入しても良いかもしれません。
【画質】【サウンド】
2B-ET1シリーズには、高画質化エンジンとして「高画質マスターエンジンBD」が搭載されています。
ハイビジョン放送に合わせた画質処理を加えると共に、長時間録画モードの際に発生しやすいノイズを低減するなどの機能が備えられています。
サウンド面に関しては、正直そこまでトピックとなるような機能はない印象です。
デザイン
SHARPではおなじみの上下分割デザインが採用されています。
上部はヘアライン加工されたパネルが採用され、下部は表示の事を考えてクリアなマジックミラーのようなパネルが採用されています。
4Kチューナーが搭載された同社の4B-ET3シリーズなどは、高さが約6cmあるのに対し、本モデルは高さが約5cmと低く設計されており、設置場所が狭い場合でも収まりやすくなっています。
【その他】
2B-ET1シリーズは他社のモデルと異なり、VODサービスを利用する事はできません。
よってVODを楽しみたい方は、べっとテレビ側のVODサービスを使用するか、FireStickなどの外付けデバイスを使用してください。
また、背面の入力端子には昔ながらの「赤・白・黄」のRCA端子が装備されています。
昔のデバイスなどを接続することで、映像をレコーダー経由で出力可能かつ録画もできるので、昔の映像などを新しいメディアへムーヴさせたい場合も重宝します。
BDドライブには「ホコリ・煙・たばこのヤニ」など、わずかな隙間から入ってくるこれらの物質から内部を守るため「ホコリシールドBDドライブ」が採用されています。
通常品よりもBDドライブも密閉度が上げられており、長寿命化が図られています。
スマートフォンアプリによるリモート予約にも対応しており、「AQUOSリモート予約」をダウンロードしてインストールすることで、外出先からも番組録画を行うことが可能です。
※レコーダーをインターネットに接続する必要があります。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で1TB:48,000円・2TB:52,000円となっています。
ハイビジョン放送同時3番組録画可能なモデルという事を考えると、妥当な金額化と思いますが、この価格だと上位モデルも視野に入れることができるため、少し悩ましい価格設定かもしれません。
2B-ET1シリーズは買いか?
ハイビジョン放送を3番組録画同時可能なモデルとしてはスタンダードな印象です。
容量ラインナップが1TBと2TBまでしかありませんが、ハイビジョン放送録画専用なので、容量としては十分ですね。
ただ、番組を長期間保存しておくような使い方をする場合は、容量が足りなくなる可能性もありますので、別途外付けHDDを接続して、必要に応じて番組を移動させるなどの対策を行ったほうが良いでしょう。
その反面サウンド面には特に力を入れているような部分がありませんでした。
そして一番悩ませるのが価格設定で、2TBモデルであれば最安値約52,000円前後となります。
そうなると、あと15,000円程度足すことによって、同社のフラッグシップである4B-ET3シリーズの2TBモデルが視野に入ってきます。
4B-ET3シリーズは別途解説記事で詳しく欲しいのですが、4Kチューナーも搭載、高画質化5upコンバーターPRO搭載、3番組同時録画可能、Ultra HD Blu-ray対応など各所がグレードアップします。
15,000円以上の機能向上が見込めるため、後々後悔しないように考えると個人的には4B-ET3シリーズ選ぶと思います。
以上の事から、
総合して評価すると2B-ET1シリーズは「買いではない」でと言えます。
2B-ET1はこんな人にオススメしたい
- コストは最小限
- 3番組同時録画がマスト
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません