SHARP AQUOS 4T-C70DN1ってどうなの?
SHARPのAQUOS DW1ライン【4T-C70DN1】のポイントを紹介します。
またサイズ違いでDN2シリーズもありますが、本サイトでは同じシリーズとして扱います。
同社の4K液晶シリーズで最もラインナップが多く、普及帯に設定されたシリーズになります。
N-Blackパネルという、低反射パネルが採用されています。
70インチの他に、43インチ/50インチ/55インチ/60インチ/65インチがラインナップされています。
基本仕様
発売時期 | 2021年5月 |
パネル | メーカー非公表 |
バックライト | 直下型LEDバックライト |
解像度 | 4K(3840×2160) |
対応HDR | HDR10+ / HLG / DolbyVision |
8K BSチューナー | - |
4K BS/CSチューナー | 2 |
地上デジタルチューナー | 3 |
BS/CS デジタルチューナー | 3 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | ○ |
倍速駆動 | ○ |
SeeQVault | - |
ARC | ○ |
LAN | 有線/W-Fi |
定格消費電力 | 330W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ○ |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com※初回2週間無料 | - |
dTV※初回31日間無料 | ○ |
GYAO | ○ |
Hulu※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | ○ |
TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ○ |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
スカパーオンデマンド | - |
Youtube | ○ |
アクトビラ | - |
Paravi | ○ |
ひかりTV | - |
TVer | ○ |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください。
4T-C70DN1各ポイント評価
【録画・チューナー関連】
4T-C70DN1は、4K2系統、地デジ3系統、BS/CS 3系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。
4Kは2系統なので裏で録画ができることはもちろん、通常の地デジやBS/CSは3系統ですから、視聴や録画に
困ることは少ないでしょう。
【画質】
同社の4Kモデルに採用される中では最も高性能な映像処理エンジン「Medalist S2」が搭載されています。
これは8Kのパイオニア的存在であるSHARPが培った8K高画質技術を応用して作られた映像処理エンジンで、アンプコンバート機能やカラー補正機能などが高画質化に寄与します。
本モデルには、すべてのインチラインナップで「低反射N-Blackパネル」が採用されています。
テレビを視聴時に気になる背景の映り込みや、外交による見辛さなどを低反射処理を施した本パネルを採用することにより低減させることに成功しています。
これにより、より快適にテレビを長時間視聴することが可能になるうえ、反射による色の微妙な変化なども抑えられるため、視聴時の画質向上にも寄与しています。
【サウンド】
サウンドはツィーター×2個、ミッドレンジ×4個、サブウーハー×1個の「 FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」を採用し、新開発のミッドレンジスピーカーにより筐体の薄型化したまま高音質をキープしています。
また、指向性の高い高音を担当するツィーターは前向きに配置することにより、ダイレクトに高音を届けます。
テレビの永遠の課題である低音は、やはり少し物足りなさを感じてしまいます。
一応音楽ライブモードなどのシーンに合わせたチューニング設定もあるようですが、もう少し良い音響で楽しみたい場合は、別途サウンドバーを購入することをオススメします。
【2021最新版】おすすめサウンドバー5選【音にこだわれ!!】
【デザイン】
センターにスタンドを配置し、それで支えるというオーソドックスなスタイルが採用されています。
オーソドックス中のオーソドックスなデザインの為、インテリアにおしゃれな雰囲気を出している場合やクールなスタイルにしている場合は少し浮いてしまうかも入れません。
一応ベゼルレスデザインで壁との輪郭をできるだけ目立たせないようにしていますが、スタンドがいかんせん残念ですね。
もし本モデルを購入するのであれば、壁掛けが良いと思います。
最近では逆に珍しくなった黒一色のボディが与えられていますから、シックなイメージにぴったりかと思います。
【その他】
今まで独自OS搭載でしたが、遂にAndroidTV搭載となり、できることの幅が広がりました。
また、AndroidTV化しても相変わらずVODの対応状況は良好なほうです。
最近主流なVODサービスは大体対応しており、TOSHIBAのようにNETFLIXが使えないこともありません。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で176,000円となっています。
70インチの特大モデルということを考えると、かなりコストパフォーマンスに優れた価格ではないでしょうか。
ひとこと
70インチという絶妙なサイズで登場した4T-C70DN1には、倍速などのマスト機能も搭載され、上位モデルと同様AndroidTVももちろん搭載しており、VODサービスの対応状況も非常に良好です。
また、多くのメーカーが65インチの次が75インチという10インチアップに対して、SHARPは5インチアップに留まる70インチを用意してきました。
他社を見ても70インチを販売しているメーカーはほとんど存在しておらず、70インチを購入したければSHARP一択という状況になっており、ある意味ニッチなところを責めた一台ではないでしょうか。
いままで75インチはでかすぎて敬遠していた層も、70インチの登場で購入することが可能になるのではないでしょうか。
価格も割と良心的で、繰り返しにはなりますがAndroidTV搭載でVODサービスも多く利用することができるとなると、購入候補に入ってくる方も多いと思います。
70インチが欲しい人はこれ一択になり、選ぶことができなくはなりますが、中身はそこまで悪くないので、落胆しなくてもよいですね。
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