SHARP AQUOS 8T-C70DW1ってどうなの?
SHARPのAQUOS DW1ライン【8T-C70DW1】のポイントを紹介します。
国内8KのパイオニアであるSHARPから発売されている8K液晶モデルの最上位モデルとなります。
モデルとしては同社のCX1ラインの後継モデルとなります。
70インチの他に60インチがラインナップされています。
基本仕様
発売時期 | 2021年4月 |
パネル | VA |
バックライト | 全面直下LED エリア駆動 |
解像度 | 8K(7680×4320) |
対応HDR | HDR10+ / HLG / DolbyVision |
8K BSチューナー | 1 |
4K BS/CSチューナー | 2 |
地上デジタルチューナー | 3 |
BS/CS デジタルチューナー | 3 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | ○ |
倍速駆動 | ○ |
SeeQVault | - |
ARC | ○ |
LAN | 有線/無線 |
定格消費電力 | 560W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ○ |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com※初回2週間無料 | - |
dTV※初回31日間無料 | ○ |
GYAO | ○ |
Hulu※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | ○ |
TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ○ |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
スカパーオンデマンド | - |
Youtube | ○ |
アクトビラ | - |
Paravi | ○ |
ひかりTV | - |
TVer | ○ |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください。
8T-C70DW1各ポイント評価
【録画・チューナー関連】
8T-C70DW1は、8K1系統、4K2系統、地デジ3系統、BS/CS 3系統が搭載されており、ネイティブで8K及び4K放送を視聴・録画することが可能です。
8K放送は現状のところBSのNHKのみの放送となっております。しかし8Kが見れるという先進的な体験を求める場合はありですね。
4Kは2系統なので裏で録画ができることはもちろん、通常の地デジやBS/CSは3系統ですから、視聴や録画に
困ることは少ないでしょう。
【画質】
8K液晶テレビと言っても現在のところ基本的には4K放送やフルHD、HD画質の放送を見ることになります。
そこで重要になるのがそれらの放送を8K画質までアップコンバートするための映像処理エンジンです。
8T-C70DW1には、8K映像用の最上位映像処理エンジン「Medalist Z2」が与えられ、8Kに満たない放送をまるで8K放送のように近づける処理が行われます。
そのほかにも「8K 精細感復元」「8K リアリティ復元」「スマートアクティブコントラスト」「リッチカラーテクノロジープロ」などなど高精細化技術が8K相当映像へと変換してくれます。
【サウンド】
サウンドは「 WIDE – AREA SOUND SYSTEM」が搭載されており、合計出力55Wのスピーカーが与えられています。
筐体中央にウーファー、下部左右対称でミドルレンジとツィーターを搭載し、音の出る方向を前方に20度傾斜をつけることで、直下に配置される場合よりも音の広がりが出るような設計がされています。
一応音楽ライブモードなどのシーンに合わせたチューニング設定もあるようですが、もう少し良い音響で楽しみたい場合は、別途サウンドバーを購入することをオススメします。
【2021最新版】おすすめサウンドバー5選【音にこだわれ!!】
【デザイン】
センターにスタンドを配置し、それで支えるというオーソドックスなスタイルが採用されています。
オーソドックス中のオーソドックスなデザインの為、インテリアにおしゃれな雰囲気を出している場合やクールなスタイルにしている場合は少し浮いてしまうかも入れません。
一応ベゼルレスデザインで壁との輪郭をできるだけ目立たせないようにしていますが、スタンドがいかんせん残念ですね。
もし本モデルを購入するのであれば、壁掛けが良いと思います。
【その他】
今まで独自OS搭載でしたが、遂にAndroidTV搭載となり、できることの幅が広がりました。
また、AndroidTV化しても相変わらずVODの対応状況は良好なほうです。
最近主流なVODサービスは大体対応しており、TOSHIBAのようにNETFLIXが使えないこともありません。
ちなみに8T-C70DW1は8K入力対応のHDMI端子を搭載しているので、8Kモニターとしても使用することができます。
その場合は最大8K60pまでとなります。4Kだと120pまで入力可能です。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で334,000円となっています。
8K液晶テレビが出た当初はかなり高額で100万程度だった覚えがありますが、今や30万円台で購入することが可能となり、一気に身近になった気がします。
それでも絶対的な価格で見れば30万円なので、よっぽどのことがない限り無理して買うほどでもないのかなと。
ひとこと
8KのパイオニアであるSHARPは継続的に8K液晶テレビを販売してきており、力の入れようがうかがえます。
また、昔は8K入力に4本のHDMIケーブルが必要でしたが、今では一本で8K60pまで入力できるようになっているので、8Kモニターとしての利用用とも望めます。
あまり個人ユースでこれを購入される方は多くないと思いますが、モニター用途メインで、たまにテレビも見ることがあるといったようなシーン、ビジネスでのシーンで活躍しそうですね。
個人で購入される方は、現在8K放送を実施しているのはNHKだけであることを認識したうえで購入してください。
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