SHARP AQUOS EL1シリーズは買いか?(4T-C43EL1/4T-C50EL1/4T-C65EL1/4T-C75EL1)


SHARP(シャープ)-液晶テレビ3チューナー,43インチ,4K,4K 2チューナー,50インチ,65インチ,75インチ,液晶

 SHARPのAQUOSブランドから発売されている2022年夏モデル【EL1シリーズ】のポイントを紹介していきます。
モデル的には、同社の2022夏モデルの4K液晶モデルの中でスタンダードなモデルとなります。
搭載する機能や性能を抑えることで、お求めやすい価格としたコンセプトですので、コストを抑えたい方にとっては注目のモデルになるでしょう。

画面サイズは、43/50/65/75インチがラインナップされています。



基本仕様

発売時期2022年5月
パネルメーカー非公表(VA?)
バックライト43,65,75インチ:直下型,50インチ:エッジ型
解像度4K(3840×2160)
対応HDRHDR10 / HLG / Dolby Vision
8K BSチューナー-
4K BS/CSチューナー2
地上デジタルチューナー3
BS/CS デジタルチューナー3
外付けHDD録画
裏録画
倍速駆動-
SeeQVault-
ARC○(eARC)
LAN有線/W-Fi
定格消費電力43インチ:145W
50インチ:151W
65インチ:260W
75インチ:340W
VOD対応状況
AbemaTV
Amazonプライムビデオ
DAZN※初回31日間無料
DMM.com※初回2週間無料-
dTV※初回31日間無料
GYAO
Hulu※初回2週間無料
NETFLIX
TSUTAYA TV※初回30日間無料-
U-NEXT※初回30日間無料
スカパーオンデマンド-
Youtube
アクトビラ-
Paravi
ひかりTV-
TVer

※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください

EL1シリーズ各ポイント評価

【録画・チューナー関連】

EL1シリーズは、4K2系統、地デジ3系統、BS/CS3系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。

チューナー構成としてはよくある構成で、録画及び視聴に関して不満が出ることは少ないでしょう。
4Kに関しては2系統搭載されておりますので、視聴中の番組以外に裏で1番組録画することが可能で、通常の地デジ及びBS/CSに関しては3系統搭載されておりますので、裏で2番組録画することが可能となっており、見たい番組が重なっても少々は大丈夫なようになっています。

基本的にEL1シリーズでテレビ番組を録画する場合は、別途外付けHDDが必要となりますのでご注意ください。
最近では外付けHDDも容量単価が安くなっておりますので、大容量モデルがおすすめとなります。
【2022最新】おすすめ外付けHDD 3選

【画質】

 EL1シリーズには、「Medalist S3」が搭載されています。
Medalist S3は、上位モデルから中間モデルまで幅広く搭載されている映像処理エンジンです。
様々な高画質化処理技術と、新開発のAI高画質化アップコンバート機能により、4K画質はもちろんの事、4Kよりも解像度が低い場合でも4K相当まで高画質化してくれます。

 バックライトには43/65/75インチモデルには、高画質が期待できる直下型が採用されていますが、50インチモデルには安価なエッジ型が採用されている点に注意が必要です。
50インチモデルを検討したときに、バックライト方式が異なる点に注意してください。

 EL1シリーズには、映り込みを抑えるための「低反射パネル」が採用されています。
上位モデルに搭載される「N-Blackパネル」よりは性能が劣りますが、ある程度は反射を抑えてくれるので、多少は画質に効きそうですね。

【サウンド】

 全サイズで「FRONT OPEN SOUND SYSTEM」が採用されており、合計出力20Wのパワーで音を届けてくれます。
やはりここはコストを抑えたスタンダードモデルということで、スピーカーは至って普通の、音がでればよいというレベルのものが採用されています。

普通のスピーカーですから、特筆するようなポイントがありません。

低音やさらなる高音質を求める場合は、別途サウンドバー等を購入すると手っ取り早くアップグレードできるでしょう。
【2021最新版】おすすめサウンドバー5選【音にこだわれ!!】

【デザイン】

 2022夏モデル全般的に採用されているデザインが使われており、底辺部以外は狭いベゼルとなっています。
スタンドデザインは、大型のスクエア形状のものが採用されており、あまりデザイン性はありませんが、設置面積が大きい為、安定感は高いでしょう。

また、スタンドには水平方向への角度調整機能があり、最大で左右30℃まで角度を変えることが可能です。



【その他】

 VODの対応状況は割と全体として割と良いほうで、海外サービス・国内サービス含め対応状況は良好です。
また、FODやTELASAなどの民放各局のVODサービスにも対応しているので、ドラマ視聴なども捗りそうですね。

 これも最近のトレンドとなっておりますが、リモコンにVODサービスの一発ボタンが多く搭載されており、リモコン自体が非常に巨大化してきています。
個人的にはあまりいいとは思いませんが、大人の事情も絡んでいそうなので仕方がないのかもしれません。

【価格】

 価格は執筆時点の価格com最安値で43インチ:104,000円・55インチ:114,800円・65インチ:162,000円・75インチ:202,000円となっています。
スタンダードモデルということで、割と低価格な設定になっていますが、43インチモデルがいささか高いようなイメージです。
逆に大画面である75インチは、その大きさを鑑みても少しお安めの設定になっているので、大画面モデルを検討している方は頭に入れておいて損はないでしょう。

EL1シリーズは買いか?

 スタンダードモデルということで、様々な機能を省いており、どうしても機能的には上位モデルと見劣りしてしまっていますが、逆に割り切りモデルと考えれば問題ありません。
超高画質、滑らかな映像を望まなければこのEL1シリーズで十分ではありますが、そこを割り切れない人は購入してしまうと後悔が多くなりそうです。

価格はスタンダードモデルということで、全体的には価格は抑えられていますが、43インチモデルよりも75インチモデルのほうがお得感が高いかもしれません。
要するに、スペックなどには興味はないけど、4Kテレビで4K番組は見てみたいという方にとっては、小さなコストで購入できるテレビとして大いに活躍するのではないかと思います。
さらにどうせ購入するならエッジ型が搭載されている50インチモデル以外をお勧めしたいところです。

ただし、絶対的な機能性でいえば低いことは間違いないので、それらを鑑みるとEL1シリーズは割り切れる方は「買い」、割り切れない方は 「買いではない」 という結論になります。
もし割り切れるかどうか迷っているのであれば、買わないほうが良いかもしれません。

EL1サイズラインナップ

43インチ

50インチ

65インチ

75インチ

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