【ポイント紹介】BRAVIA Z9Fシリーズ(KJ-65Z9F/KJ-75Z9F)


2018-09-17SONY-液晶テレビ4K

このページではSONYのフラッグシップ液晶パネルモデルであるZ9Fシリーズのポイントを紹介していきます。
Z9Fは最新映像プロセッサ「X1 Ultimate」を搭載した2018年発売モデルになります。
新カテゴリーとしてSONYではZ9Fを「Master series」と名付け、高画質であることを推しています。

画面サイズは65インチ/75インチの2サイズラインナップです。



基本仕様

基本仕様A9Fシリーズ(新シリーズ)
パネルVA
バックライトローカルディミング付き直下型LED
解像度4K(3840×2160)
HDR(ハイダイナミックレンジ)〇(HDMI入力対応)
4Kチューナー
地デジチューナー2
BS・CSデジタルチューナー2
外付けHDD録画
複数同時録画
倍速液晶
SeeQVault
ARC
インターネット有線/無線
定格消費電力293-408W
VOD対応状況
AbemaTV
Amazonビデオ
DAZN
DMM.com
dTV
GYAO
Hulu
Netflix
niconico
TSUTAYA TV
U-NEXT
YouTube
アクトビラ
アクトビラ4K
ひかりTV
ひかりTV4K

詳細なスペックについてはメーカーホームページを確認してください。
https://www.sony.jp/bravia/products/KJ-Z9F/index.html

 

Z9FシリーズのGoodな点

  • 新開発映像処理エンジン「X1 Ultimate」は、先代「X1 Extream」からの正統進化
    年々液晶テレビは進化を続けており、それに伴い付随する機能もどんどん進化を遂げています。
    今回SONYが新開発した映像処理エンジン「X1 Ultimate」は先代の「X1 Extreme」より処理速度が2倍に向上しています。
    さらに、SONYが新カテゴリー「Master series」の第一弾に搭載してくるほど自信のあるエンジンになっていることが伺えます。

 

Z9Fシリーズの「もう一つ」な点

  • A9Fシリーズよりもスピーカーの質が低い
    Z9Fには標準で最大出力20Wのバスレフ型スピーカーが搭載されていますが、同じMaster seriesで、有機ELモデルのA9Fシリーズは、画面全体から音が出ているかのようなサウンドデザインがなされており、3.2ch 最大98Wのスピーカーが搭載されています。
    明らかにZ9Fの方はスピーカーについてはあまり改良が見られず、同じMaster seriesではありますが、液晶パネルモデルと有機ELとの差別化点が伺えます。
  • 液晶にしては消費電力がやや高め
    Z9Fシリーズの消費電力は65インチモデルで293W、75インチモデルに関しては408Wとなっています。
    数値を見るとやや消費電力が同型液晶テレビよりも高い傾向にあることがわかります。 

    今回改良を加えた映像処理エンジンが電力を消費しているのか、直下型LEDバックライトが消費しているのかは定かではありませんが、長時間視聴する場合は電気代に注意してください。
    特に75インチモデルに至っては消費電力が408Wと50インチレベルの有機ELと同じぐらい消費電力が高いです。

 

総評

今回のZ9F自体はラインナップ的にも新シリーズとなっており、液晶テレビではX9500Fシリーズよりも上のグレードという扱いになるのではないでしょうか。
X9500Fと比べるとチューナー数等の基本スペックはほぼ一緒な為、特別な驚きはありません。
しかし細かい部分や、応用部分では確実に進化しています。

特に今回のZ9Fについては、新映像処理エンジンである「X1 Ultimate」が搭載され、処理速度も2倍になっています。
新映像処理エンジンが搭載されたことで、ノイズ処理や色再現性に磨きがかかり、さらに良い映像を楽しめるようになっている一台ではないでしょうか。
ただスピーカーに関しては少し力不足であるため、外付けのサウンドシステムを用意するほうが良さそうです。

 

Z9Fシリーズは買いなのか?

こんな人にオススメ

現在使用しているテレビが数年前の液晶テレビであったり、32インチ以下のテレビからサイズアップする場合は確実に映像技術が上がっており、実際の映像もかなりレベルアップしているため、買い換えても後悔はないのではないでしょうか。

また、VODサービスの対応状況も良い為、大画面で映画やスポーツオンデマンドを楽しみたい場合もオススメです。
4Kビデオカメラで撮影した映像をそのままの画質で楽しみたい場合や、カメラで撮影した写真を楽しむ場合も本領を発揮することが出来るのでオススメです。

また、Z9Fシリーズには75インチの特大画面モデルも用意されています。
リビングが広く、大きなテレビが必要な場合でもニーズに応えられるのではないでしょうか。

 

こんな方はもう少し待った方がいい

買い替えの場合は既に4Kテレビを所持している場合はお勧めしません。
Z9Fは4Kチューナーを搭載していない為、12月1日から始まる4K BS/CS本放送を受信することはできません。

4Kチューナーが搭載されておりませんので、4K本放送を視聴する際に別途で4Kチューナーを用意しなければならず、投資がかさむ為、購入はお勧めしません。
現在ちらほらと4K BS/CSチューナーを搭載してきているモデルが発表・発売されていますので、SONYから4Kチューナーが搭載された製品が発売されるのも時間の問題かと思われます。

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