SONY BDZ-FBT4000ってどうなの?


SONY3チューナー,4K 2チューナー,4TB

評価:7.5

このページでは、SONYから発売されているフラッグシップブルーレイレコーダー【BDZ-FBT4000】のポイントを紹介します。
BDZ-FBT4000】は、4K BS/CSを2系統、通常3系統のチューナーを搭載したモデルで、同社初の4K長時間録画対応モデルです。



BDZ-FBT4000基本仕様

発売時期2019年11月
内蔵HDD容量4TB(4000GB)
4K BS/CSチューナー2
地デジチューナー3 (BS/CSと共用)
BS/CSデジタルチューナー3 (地デジと共用)
4K出力
HDR出力
長時間録画モード最大16倍(4K最大11倍)
複数同時録画○(3番組・4Kは2番組)
タイムシフト録画
外付けHDD録画
SeeQVault○(4Kは録画不可)
対応メディア(再生)BD-R/R DL/R XL/RE/RE DL/RE XL
DVD±R/±R DL/±RW/-RAM
CD-R/RW/DTS-CD
対応メディア(録画) BD-R/R DL/R XL/RE/RE DL/RE XL
DVD-R/-RW
CDは非対応
ULTRA HD Blu-ray
3D対応
対応リンク機能ブラビアリンク
リモート予約
番組持ち出し
インターネット○(無線/有線)
消費電力最大33W

VOD対応状況
AbemaTV
Amazonプライムビデオ
DAZN ※初回31日間無料
DMM.com ※初回2週間無料
dTV ※初回31日間無料
GYAO
Hulu ※初回2週間無料
NETFLIX
TSUTAYA TV ※初回30日間無料
U-NEXT ※初回30日間無料
YouTube
アクトビラ
アクトビラ 4K
スカパー!(オンデマンド)
ひかりTV
ひかりTV 4K

VOD対応状況は2020/2/11時点の情報です。
最新情報はメーカーホームページを確認してください。

BDZ-FBT4000のGoodな点

  • 4K長時間録画対応
    BDZ-FBT4000は、4K番組の長時間録画に対応しました。
    他社を含め、従来のモデルでは4K番組はDRモード(そのままの画質)でしか録画することが出来ませんでした。
    しかし4K長時間録画モードに対応したことで、最大11倍2880時間もの長時間録画を実現しました。
    長時間録画は、どうしても画質が悪くなりがちですが、「インテリジェントエンコーダー」により画質の劣化を極力防いでいます。
  • 1ケ月前からドラマ・アニメを予約「先録」
    電子番組表を使用しての録画は8日前からしかできません。
    しかし、「先録」を使用すれば1ケ月前から予約を入れておくことが可能です。
    新作が告知された段階で予約できますから、録り逃がす心配もなくなります。
  • 番組表の繊維が従来比2倍
    BDZ-FBT4000に搭載されている電子番組表(EPG)には、改良されたEPGが採用されており、2018年モデルと比較して約2倍以上のスクロール速度を実現しました。
    番組表はユーザビリティに直接影響を与える機能ですから、ここの向上には注目です。

BDZ-FBT4000の「もう一つ」な点

  • VODは非対応
    フラッグシップレコーダーではありますが、VODサービスには対応していません。
    テレビ側にVODサービスが対応しておらず、レコーダーで楽しもうと思っている場合は注意が必要です。レコーダーでもVODサービスを利用したい場合はPanasonicのおうちクラウドディーガシリーズを検討してください。
  • SeeQVault対応SDカードは使用不可
    BDZ-FBT4000には、外付けHDDが特定の機器に縛られない「SeeQVault」に対応しています。
    SeeQVault対応機器には外付けHDDはもちろんの事、SDカード等にも設定されています。
    しかし、BDZ-FBT4000はSDカード自体使用できるのですが、SeeQVault対応機器として録画することはできません。


BDZ-FBT4000総評

SONY初の4K長時間録画対応モデルとして登場してきましたが、4TBという内蔵容量もあり最大2880時間もの4K番組を録画できるインパクトはデカいです。
また、SONY独自の「インテリジェントエンコーダー」と共に精度の上がったダイナミックVBRの働きにより、できるだけ画質は維持したままデータ量を抑えてくれています。

※VBR(バリアブルビットレート)とは、画像の内容に応じて必要なデータ量を最適化することで、従来のCBRよりも省データを実現しつつ、画質の劣化を最小限に抑える機能です。

 SONY注目機能として、先録ももちろん搭載されております。
先録はインターネットに接続することで、新作ドラマやアニメを1ケ月前から予約することが可能です。
新番組の告知はだいぶ前から発表されることが多いので、情報を得た時点であらかじめ予約を入れておくことで、録り逃がしも防ぐことが出来ます。
搭載されているチューナー数も豊富ですから、ガツガツ予約することが可能です。

 トレンドであるスマホ番組持ち出しや、リモート予約などももちろん搭載されており、足回りの機能も充実しています。

 以外に注目なのが、2018年モデルと比較して約2倍以上のスクロール速度を実現した電子番組表(EPG)です。レコーダーでの録画予約の入り口は、基本的には電子番組表(EPG)です。ある程度レコーダーの操作や録画する番組が決まってくると、ターゲットとなる番組に向けてカーソルを動かすわけですが、この動きが遅いとじわじわとストレスとなります。
番組表の移動が高速化されるとスムーズに録画予約も行えますから、この向上はポイント高いですね。

一方で気を付けたいのは、SeeQVault対応のHDDには4K番組を録画できないということです。
恐らく著作権保護の関係とは思います。
SeeQVault対応外付けHDDに4K番組を録画して、別のレコーダーやテレビで再生することを予定していた方は注意してください。

価格は執筆時点で100,000円前後と、大容量ということもありレコーダーとしては高めの設定となっています。
とはいえ外付けHDDへの録画等は少なからず制約が発生しますから、内蔵HDDが大容量であることにこしたことはありません。予算に余裕がある場合は検討しても良いでしょう。

BDZ-FBT4000は買いなのか?

こんな方にオススメ

  • Ultra HD Blu-rayを楽しむ
  • 電子番組表を多用する
  • ファミリーで使用
  • ドラマやアニメを主に録画する

こんな方はちょっと待った

  • VODを楽しみたい
  • 初期投資を抑えたい
  • シングルユース

BDZ-FBT4000の評価(MAX★5)

録画機能★★★★★
主要機能対応状況★★★★
便利機能充実度★★★
コストパフォーマンス★★★
ファミリーユース(家族向け)  オススメ度★★★★
シングルユース(一人暮らし向け)  オススメ度★★

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