FUNAI F340シリーズは買いか?(FL-43UF340/FL-50UF340/FL-55UF340)
今回はFUNAIからFireTVを標準搭載したスマートTV【F340シリーズ】のポイントを紹介します。
本モデルは、今までなかったFireTVの機能をテレビに標準搭載したモデルになります。
FireTVがもともと搭載されていることによって、VODへの親和性が高く、VODをよく利用する方にお勧めの一台です。
画面サイズは、43/50/55インチがラインナップされています。
基本仕様
発売時期 | 2022年3月 |
パネル | 非公開 |
バックライト方式 | 非公開(エッジ型?) |
解像度 | 4K(3840×2160) |
対応HDR | HDR10/HLG |
8Kチューナー | – |
4K BS/CSチューナー | 2 |
地上デジタルチューナー | 2 |
BS/CS デジタルチューナー | 2 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | ○ |
倍速駆動 | – |
SeeQVault | – |
ARC | ○ |
eARC | – |
VRR | – |
ALLM | – |
LAN | 有線 / Wi-Fi |
定格消費電力 | 43インチ:98W 50インチ:99W 55インチ:110W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ○ |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN※初回31日間無料 | ○ |
DMM TV ※初回30日間無料 | ○ |
Lemino(旧dTV)※初回31日間無料 | ○ |
FODプレミアム | ○ |
Hulu※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | ○ |
Paravi | ○ |
TELASA(テレ朝系VOD) | ○ |
TVer | ○ |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
Youtube | ○ |
スカパーオンデマンド | ー |
ひかりTV | ○ |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください
F340シリーズ各ポイント評価
【録画・チューナー関連】
F340シリーズは、4K2系統、地デジ2系統、BS/CS2系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。
チューナー構成といてはそこまで珍しいものではなく、ベストではないですがこの数でも十分でしょう。
そもそもFireTV搭載というコンセプトのモデルに4Kチューナーも搭載されている時点で優秀であると感じます。
F340シリーズには録画用HDDが内蔵されておりませんので、レコーダーなしで録画する場合は別途市販の外付けHDDを購入する必要があります。
最近では大容量モデルも安価になっているので、4TB以上のモデルを購入すると良いでしょう。
【2022最新】おすすめ外付けHDD 3選
【画質】
F340シリーズの液晶パネルは残念ながらメーカー非公表となっています。
ですが、後述する価格的におそらく安価なVAパネルが搭載されているのではないでしょうか。
バックライトに関してもメーカー非公表となっており、正確にはわかりませんが価格的に安価なエッジ型が採用されていると思われます。
どちらかというとFireTVに全振りしたようなコンセプトの為、画質面に関しては割り切る必要があります。
【サウンド】
サウンドシステムは、合計出力20Wのスピーカーシステムが搭載されています。
フルレンジスピーカーが2基という構成ですので、普通に番組を視聴するうえでは全く問題ありませんが、少し重低音が効いたほうが良い方や、高音のクリアさが好きな方は、物足りないかと思います。
音質を高めたい場合は、別途サウンドバーやシアターシステムを導入することをお勧めします。
【2022最新版】おすすめサウンドバー3選
【デザイン】
4辺ベゼルレスデザインで、スタンダードなセパレート型スタンドを装備しています。
価格の割にはボディ自体は高級感があります。
ベゼルの細さも低価格製品の中では結構細いほうです。
【その他】
このテレビの最大のポイントであるFireTV搭載ちうことで、VODサービスの親和性はかなり高くなっています。
大体のVODには対応しているので、VODヘビーユーザーでも満足できる内容となっています。
まぁFireTVそのままですしね。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で43インチ:54,800円・50インチ:71,800円・55インチ:82,800円となっています。
FireTV搭載だけでなく、普通に4Kテレビとして視聴及び録画もできるテレビとして考えると、コスパ自体は結構良い部類だと感じます。
F340シリーズは買いか?
最終的にF340シリーズが買いかどうかと言われれば、私は「買いではない」 と言えます。
FireTV搭載ということで注目を集めた本モデルですが、言ってしまえば「普通のテレビにFireTV Stickを付けただけ」の存在です。
それを言ってしまえばおしまいではありますが、実際そういった存在です。
もちろんFireTV機能がビルトインされていることで生じるメリットもありますが、外付けした場合とそこまで大差ないのではと感じます。
また、価格設定に関しても意図がわかりませんが、4Kテレビとしての機能が搭載されていることを考えるとコスパ自体は良いのですが、FireTVに全振りしたせいか画質機能などはかなり割り切り仕様となっており、ただテレビが見れればよいという方向けのセッティングになっています。
ただVODをヘビーユーズする方にとってはかなり良い存在となりますので、そっち方面が必要な方は購入しても良いかもしれません。
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