LG C2シリーズは買いか?(OLED42C2PJA/OLED48C2PJA/OLED55C2PJA/OLED65C2PJA/OLED83C2PJA
LGの4K有機ELモデル【C2シリーズ】のポイントを紹介していきます。
本モデルは有機ELモデルの中でミドルポジションにラインナップされる機種になります。
有機ELモデルでは少ない50インチ未満のモデルから80インチ上の特大サイズまで、幅広いラインナップが特徴です。
画面サイズは、42/48/55/65/83インチがラインナップされています。
基本仕様
発売時期 | 2022年5月 |
パネル | 有機EL |
バックライト | – |
解像度 | 4K(3840×2160) |
対応HDR | Dolby Vision IQ/HDR10 Pro/HLG |
8Kチューナー | |
4K BS/CSチューナー | 2 |
地上デジタルチューナー | 3 |
BS/CS デジタルチューナー | 3 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | ○ |
倍速駆動 | ○ |
SeeQVault | – |
ARC | ○(eARC) |
LAN | 有線 / Wi-Fi |
定格消費電力 | 42インチ:188W 48インチ:255W 55インチ:363W 65インチ:482W 83インチ:802W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ー |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com※初回2週間無料 | ー |
dTV※初回31日間無料 | ー |
GYAO | ー |
Hulu※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | ○ |
TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ー |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
スカパーオンデマンド | ー |
Youtube | ○ |
アクトビラ | ー |
Paravi | ○ |
ひかりTV | ー |
TVer | ー |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください
C2シリーズ各ポイント評価
【録画・チューナー関連】
C2シリーズは、4K2系統、地デジ3系統、BS/CS3系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。
最近ではある程度のグレード以上は、チューナー構成が変わらない為、最近ではそこまで特筆すべき構成ではありません。
C2シリーズには録画用HDDが内蔵されておりませんので、レコーダーなしで録画する場合は別途市販の外付けHDDを購入する必要があります。
最近では大容量モデルも安価になっているので、4TB以上のモデルを購入すると良いでしょう。
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【画質】
C2シリーズには、LGの自社開発有機ELパネルが採用されています。
有機ELパネルトップシェアのLG社が開発したパネルですから、性能に関しては申し分ありません。
また、一つ一つの画素を制御する「ピクセル自発光制御」により、明るいところは明るく、暗いところは限りなく漆黒を表現できるため、細かなディティールまで見分けることが可能です。
採用されている映像処理エンジンは「α9 Gen5 processor 4K」が採用されています。
これは現在販売されるLG社の4Kテレビに搭載されるエンジンとしては、最上位のものになります。
これらとブライトネスブースターによる明るさの限界突破により、従来のモデルよりもより明るいところは明るく表現することができ、高コントラスト映像を楽しむことが可能です。
また、オブジェクト検出技術により、人物・物・背景をそれぞれ認識して、それぞれに最適な画質を適用します。
倍速機能としては、OLED Motion技術により、映像に最適な速度で残像感を減らします。
さらにAIによる画質の自動調整や、モードを「シネマ・スポーツ・スタンダード・アニメーション」の4つのモードから最適なものを選択します。
【サウンド】
サウンドシステムは、画面サイズでスピーカー構成が異なっています。
構成はそれぞれ42インチが、
・フルレンジ:2個/20W
42インチ以外のすべてのサイズで、
・フルレンジ:2個/20W ウーファー:2個/20W
となっています。
これらを「α9 Gen5 processor 4K」と「オートサウンドチューニング」が映像と合うように適切な調整を行い、臨場感の高い音響体験を提供してくれます。
もちろん立体音響技術「DolbyAtmos」にも対応しています。
さらに音質を高めたい場合は、別途サウンドバーやシアターシステムを導入することをお勧めします。
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【デザイン】
4辺ベゼルレスデザインが採用されており、中でもベゼルの細さはトップレベルクラスで、壁掛けにすることで壁との一体感が絶妙で没入感の高い体験が可能となっています。
スタンドは一見すると横長に広がる安定感の高そうな物がついておりますが、実は背面はもっと奥行きのある安定度抜群なスタンドとなっています。
ただ気になるのは、せっかくの有機ELの薄さを活かしたデザインなのですが、安定度を重視したスタンドにより、必要な奥行きが多いので、できれば壁掛けしたいところですね。
【その他】
VODに関しては、少し対応状況が良くない部分があるので、自分が良く利用するサービスに対応しているかどうかを確認してください。
ゲーミングディスプレイとしての用途も見据えられており、NVIDIAのG-SYNCやAMDのFreeSync premiumなどの技術に対応しています。
また、VRR対応により高速なアクションでもはっきりと捉えることが可能となっています。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で42インチ:141,000・48インチ:145,000・55インチ:193,000円・65インチ:246,000円・83インチ:625,000円となっています。
C2シリーズはミドルモデルで、搭載されているスペックに関しては上々な内容です。
価格は有機ELとしては、割と魅力的な価格で42インチ48インチ当たりは価格差も少なく、狙い目かもしれません。
C2シリーズは買いか?
ミドルシリーズ改めスタンダードと呼びたいところですが、有機ELモデルを購入するならこのあたりを最低限のラインとして考えたいところですね。
チューナー構成や搭載されているパネル性能、映像処理エンジン、サウンドシステムなど総合的に見ても、バランスの良い一台に仕上がっていると感じます。
その中で、65インチモデルまでは現実的な価格で販売されておりますから、初めての有機ELとしても手を出しやすいかもしれません。
最終的にC2シリーズが買いかどうかと言われれば、私は「買いである」 と言えます。
小さいサイズから大きなサイズまで幅広いラインナップにより、ターゲットを広く狙っています。
もちろんスペックもそれなりに高機能ですから、購入してもそこまで後悔は薄いでしょう。
83インチモデルはどうしても価格が飛び出ますが、それ以外に関しては現実的な価格で購入可能ではないでしょうか。
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