SHARP AQUOSブルーレイ 2B-EW1シリーズは買いか?(2B-C05EW1/2B-C10EW1/2B-C20EW1)
この記事では、SHARPのAQUOSブルーレイブランドから発売されている4K HDDレコーダー【2B-EW1シリーズ】のポイントを紹介いたします。
本モデルは、4K番組等の録画機能は無く、ハイビジョン放送を2番組同時録画可能なスタンダードモデルとなります。
同社から発売されている3番組同時録画モデルの2B-ET1シリーズと同時録画数が異なるだけで、ほぼ中身は同じです。
HDD容量は、500GB/1TB/2TBがラインナップされています。
基本仕様
各機能はクリックすることで機能の詳細を確認できます。
シリーズ | 2B-EW1 |
発売時期 | 2022年3月 |
HDD容量 | 500GB / 1TB / 2TB |
全自動録画 | ー |
最大全録時間 | ー |
8K BSチューナー | ー |
4K BS/CSチューナー | ー |
地上デジタルチューナー | 2 |
BS/CS デジタルチューナー | 2 |
外付けHDD増設 | ○ |
Ultra HD Blu-ray対応 | ー |
リモート予約 | ○ |
SeeQVault | ー |
インターネット | 有線 / Wi-Fi |
定格消費電力 | 500GB:20W 1TB/2TB:21W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ー |
Amazonプライムビデオ | ー |
DAZN※初回31日間無料 | ー |
DMM.com | ー |
Lemino(旧dTV)※初回初月無料 | ー |
FODプレミアム | ー |
Hulu※初回2週間無料 | ー |
NETFLIX | ー |
Paravi | ー |
TELASA | ー |
TVer | ー |
U-NEXT※初回30日間無料 | ー |
Youtube | ー |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください
※dTV対応でもLeminoに対応するかはメーカー次第となります。
2B-EW1シリーズ各ポイント評価
【録画・チューナー関連】
2B-EW1シリーズには、全ての容量モデルで地デジチューナー 2系統、BS/CSチューナー 2系統が搭載されています。
ハイビジョン放送を2番組同時録画できるスペックですので、チューナー数としてはこのあたりが妥当な数かと思います。
ただし、本モデルはハイビジョン放送は録画できますが、4Kチューナーは搭載しておりませんので、4K番組は録画できません。
録画機能に関しては、出演しているタレント名などを指定することで自動的に録画を行う機能や、連続ドラマの繰り返し録画、など一通りそろっており、快適に使用することが可能です。
2B-EW1シリーズは最大でも2TBまでの容量ラインナップしかありませんが、外付けHDDを増設することで、容量を増設できますので、容量に不安がある場合でも安心です。
最近では、大容量のHDDも低価格になってきております。
大は小を兼ねるということもありますので、大容量モデルを購入しても良いかもしれません。
【画質】【サウンド】
2B-EW1シリーズには、高画質化エンジンとして「高画質マスターエンジンBD」が搭載されています。
ハイビジョン放送に合わせた画質処理を加えると共に、長時間録画モードの際に発生しやすいノイズを低減するなどの機能が備えられています。
サウンド面に関しては、正直そこまでトピックとなるような機能はない印象です。
デザイン
SHARPではおなじみの上下分割デザインが採用されています。
上部はヘアライン加工されたパネルが採用され、下部は表示の事を考えてクリアなマジックミラーのようなパネルが採用されています。
4Kチューナーが搭載された同社の4B-ET3シリーズなどは、高さが約6cmあるのに対し、本モデルは高さが約5cmと低く設計されており、設置場所が狭い場合でも収まりやすくなっています。
【その他】
2B-EW1シリーズは他社のモデルと異なり、VODサービスを利用する事はできません。
よってVODを楽しみたい方は、べっとテレビ側のVODサービスを使用するか、FireStickなどの外付けデバイスを使用してください。
3番組同時録画モデルの2B-ET1シリーズでは、外部入力端子として「赤・白・黄」のRCA端子が装備されていましたが、本モデルでは省かれています。
よって、RCA端子を使用する機器の接続を考えている場合は、2B-ET1シリーズの購入をオススメします。
BDドライブには「ホコリ・煙・たばこのヤニ」など、わずかな隙間から入ってくるこれらの物質から内部を守るため「ホコリシールドBDドライブ」が採用されています。
通常品よりもBDドライブも密閉度が上げられており、長寿命化が図られています。
スマートフォンアプリによるリモート予約にも対応しており、「AQUOSリモート予約」をダウンロードしてインストールすることで、外出先からも番組録画を行うことが可能です。
※レコーダーをインターネットに接続する必要があります。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で500GB:36,000円・1TB:37,000円・2TB:45,000円となっています。
2番組同時録画のスタンダードな構成ということで、価格はかなり低く抑えられています。
また、500GBの低容量モデルもあるので、できるだけコストを下げたい方には良いかもしれません。
2B-EW1シリーズは買いか?
ハイビジョン放送を2番組同時録画可能なスタンダードモデルとなります。
兄貴分である2B-ET1シリーズと比べると、大きな違いはチューナー構成とRCA端子の有無ぐらいしかありません。
RCA端子については使用しない方も多いかと思いますので、無視できるかと思いますが、チューナー数に関しては録画に直接かかわるので、十分考慮して選ぶと良いでしょう。
また、内蔵HDDが500GBのモデルもラインナップされており、価格がかなり抑えられているので、レコーダーが欲しいけどなるべくコストを抑えたい方には良い候補かもしれません。
兄貴分の2B-EW1シリーズは、価格帯が上位モデルと被っていたため、正直購入に関しては難しい部分もありましたが、本モデルは価格帯も1段下になるため、価格重視の場合選択肢に入れることが可能です。
また、最低限の機能でとりあえずレコーダーが欲しい場合は、価格的にも非常に魅力的であるため、お勧めです。
以上の事から、
総合して評価すると2B-EW1シリーズは「買い」であると言えます。
2B-EW1はこんな人にオススメしたい
- コストは最小限
- 機能的な部分は特に気にしない
- 内蔵容量は少なくても良い
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