SONY BRAVIA KJ-49X8500Hってどうなの?


SONY-液晶テレビ49インチ,4K 2チューナー

 SONYのBRAVIAシリーズミドルスタンダードモデル【KJ-49X8500H】のポイントを紹介します。
KJ-49X8500Hは、SONYの4Kスタンダードモデル8000Hシリーズの中で倍速駆動パネルが採用されているモデルです。
型番は異なっていますが、同社の8000Hシリーズのサイズ違い&倍速搭載モデルと考えるとわかりやすいと思います。

49インチの他に43インチがラインナップされています。



基本仕様

発売時期2020年4月
パネルVA
バックライトエッジ型LED
解像度4K(3840×2160)
対応HDRHDR 10 / HLG / DolbyVision
8Kチューナー-
4K BS/CSチューナー2
地上デジタルチューナー2
BS/CS デジタルチューナー2
外付けHDD録画
裏録画
倍速駆動
SeeQVault-
ARC○(eARC)
LAN有線/無線
定格消費電力159W
VOD対応状況
AbemaTV
Amazonプライムビデオ
DAZN※初回31日間無料
DMM.com※初回2週間無料
dTV※初回31日間無料
GYAO
Hulu※初回2週間無料
NETFLIX
TSUTAYA TV※初回30日間無料
U-NEXT※初回30日間無料
スカパーオンデマンド
Youtube
アクトビラ-
アクトビラ 4K-
ひかりTV
ひかりTV 4K

※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください。

KJ-49X8500HのGoodな点

  • 4Kチューナー2系統搭載
     本モデルは4K BS/CSチューナーを2系統搭載しています。
    よって、4K番組を視聴しながら、裏の4K番組を録画することが可能です。
  • 洗練されたデザイン
    KJ-49X8500Hには、デザインに「Slice of Living」コンセプトが採用されています。
    REGZAのようにサウンドバーを下部に配置せず、ベゼルを細くすることで没入感の高い体験をすることができます。
    また、スタンドデザインもより細身のものが採用されており、スタンドからも洗練さを感じることができます。
  • AndroidTV搭載による柔軟な拡張性
     SONYは従来からテレビ用のOS「AndroidTV」を採用しています。スマートフォンにも採用されているAndroidのテレビ版になりまして、様々なアプリをインストールすることで柔軟な拡張性を持たせています。
    さらに、グーグル音声アシスタントによる音声操作にも対応しており、声でさまざまな操作をすることが可能です。

KJ-49X8500Hの「もう一つ」な点

  • 未だにチューナーがW止まり
     最近のテレビでは、4K 2系統、地デジ3系統、BS/CS 3系統が一般的です。
    しかしKJ-49X8500Hは未だに4K 2系統、地デジ2系統、BS/CS2系統に留まっています。
    2系統に留まっていることから、テレビを使用した録画時にチャンネル制限や録画数に制限が出てしまいます。
  • アコースティックマルチオーディオは非搭載
    本モデルは、最廉価モデルとなるためSONYお得意の「アコースティックマルチオーディオ」は搭載されておらず、通常のバスレフ型スピーカー2基搭載となります。
    55インチ以上に採用されている「X-Balanced Speaker」も搭載が見送られています。


KJ-49X8500H総評

【録画・チューナー関連】

 KJ-49X8500Hは、4K2系統、地デジ2系統、BS/CS 2系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。
とはいえ地デジとBS/CSが2系統に留まっているので、テレビで録画を主に行いかつ番組がよく重なる場合は録画できない可能性があるので要注意です。

【画質】

 映像処理エンジンなどの基本的な技術は先代の8550Gシリーズからほとんど変わっておらず、マイナーチェンジレベルの変更しかないため、劇的に画質が良くなったという感じはありません。
ただし、廉価モデルの8000H及び8500Hシリーズの中では、倍速駆動パネル搭載の点で違いが出ています。
倍速駆動は、あるとないとでは結構な違いですので、この点には注意です。

【サウンド】

 SONYの特徴技術でもある「アコースティックマルチオーディオは非搭載となっています。
廉価モデルであるため、そこは致し方ない点ではあります。
もしもっと良い音質で楽しみたい場合は、サウンドバーの購入をお勧めします。
【2021最新版】おすすめサウンドバー5選【音にこだわれ!!】

【デザイン】

 コンセプト「Slice of Living」(スライスリビング)に基づいたデザインが採用されており、ベゼルが狭く設計されているため、没入感の高い映像を体験をすることが可能です。
スタンドも従来よりも細身のものが採用されており、スタンド一つとっても洗練されているオーラを感じます。

【その他】

 スマートフォンにも搭載されているOS AndroidをTV用に最適化した「AndroidTV」が搭載されており、マーケットなどからアプリをインストールすることで幅広い拡張性に対応しています。
VODサービスもアプリをインストールすることで利用可能となっており、対応状況も良好です。

【価格】

価格は執筆時点の価格com最安値で96,000円となっています。
 倍速搭載の49インチモデルであれば、妥当な価格だと言えます。そこまで高機能なテレビはいらないけど、場倍速はマストといったニーズをかなえる製品です。

ひとこと

 スタンダードモデルで倍速駆動採用、4Kチューナー搭載、49インチの普及モデルの登場ですね。
買い替えの時期だけど、そこまで高機能で高額なものはいらない。けど4Kは楽しみたいし、スポーツも楽しみたいといった要望をかなえるピッタリな商品ではないでしょうか。
サウンド面に関しては、アドバンテージはないため留意する必要があります。

KJ-49X8500Hは買いなのか?

こんな方にオススメ

  • 倍速駆動はマスト
  • テレビもインテリアデザインの一部としている

こんな方はちょっと待った

  • ハイスペックを求める
  • 録画番組がよく重なる
  • サウンドもある程度気にする

KJ-49X8500Hの評価(MAX★5)

画質★★★
音質★★
便利機能充実度★★
コストパフォーマンス★★
ファミリーユース(家族向け) おすすめ度★★★
シングルユース(一人暮らし) おすすめ度★★

X8500Hシリーズ他サイズ

43インチ

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