SONY BRAVIA KJ-55X8550Hってどうなの?
SONYのBRAVIAシリーズミドルスタンダードモデル【KJ-55X8550H】のポイントを紹介します。
KJ-55X8550Hは、SONYの4Kスタンダードモデル8000Hシリーズの中で倍速駆動パネルが採用されているモデルです。
画面サイズも一般的に大画面と呼ばれる50インチ以上が主にラインナップされています。
55インチの他に65インチがラインナップされています。
基本仕様
発売時期 | 2020年6月 |
パネル | IPS |
バックライト | エッジ型LED |
解像度 | 4K(3840×2160) |
対応HDR | HDR 10 / HLG / DolbyVision |
8Kチューナー | - |
4K BS/CSチューナー | 2 |
地上デジタルチューナー | 2 |
BS/CS デジタルチューナー | 2 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | ○ |
倍速駆動 | ○ |
SeeQVault | - |
ARC | ○(eARC) |
LAN | 有線/無線 |
定格消費電力 | 175W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ○ |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com※初回2週間無料 | ○ |
dTV※初回31日間無料 | ○ |
GYAO | ○ |
Hulu※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | ○ |
TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ○ |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
スカパーオンデマンド | ○ |
Youtube | ○ |
アクトビラ | - |
アクトビラ 4K | - |
ひかりTV | ○ |
ひかりTV 4K | ○ |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください。
KJ-55X8550HのGoodな点
- 4Kチューナー2系統搭載
本モデルは4K BS/CSチューナーを2系統搭載しています。
よって、4K番組を視聴しながら、裏の4K番組を録画することが可能です。
- 洗練されたデザイン
KJ-55X8550Hには、デザインに「Slice of Living」コンセプトが採用されています。
REGZAのようにサウンドバーを下部に配置せず、ベゼルを細くすることで没入感の高い体験をすることができます。
また、スタンドデザインもより細身のものが採用されており、スタンドからも洗練さを感じることができます。
- AndroidTV搭載による柔軟な拡張性
SONYは従来からテレビ用のOS「AndroidTV」を採用しています。スマートフォンにも採用されているAndroidのテレビ版になりまして、様々なアプリをインストールすることで柔軟な拡張性を持たせています。
さらに、グーグル音声アシスタントによる音声操作にも対応しており、声でさまざまな操作をすることが可能です。
KJ-55X8550Hの「もう一つ」な点
- 未だにチューナーがW止まり
最近のテレビでは、4K 2系統、地デジ3系統、BS/CS 3系統が一般的です。
しかしKJ-55X8550Hは未だに4K 2系統、地デジ2系統、BS/CS2系統に留まっています。
2系統に留まっていることから、テレビを使用した録画時にチャンネル制限や録画数に制限が出てしまいます。
- アコースティックマルチオーディオ搭載だが…
本モデルは、「画面から音が出る」で有名な「アコースティックマルチオーディオ」が採用されています。
しかし、出力が弱く、スピーカー数も4つと少ないため、音の細さが出てしまい、あまり感動はしません。
KJ-55X8550H総評
【録画・チューナー関連】
KJ-55X8550Hは、4K2系統、地デジ2系統、BS/CS 2系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。
とはいえ地デジとBS/CSが2系統に留まっているので、テレビで録画を主に行いかつ番組がよく重なる場合は録画できない可能性があるので要注意です。
【画質】
映像処理エンジンなどの基本的な技術は先代の8550Gシリーズからほとんど変わっておらず、マイナーチェンジレベルの変更しかないため、劇的に画質が良くなったという感じはありません。
【サウンド】
SONYお得意の「アコースティックマルチオーディオ」が採用されてい這いますが、最大出力は20Wでスピーカー数は4基と、どうしても上位モデルと比べると見劣りしてしまいます。
臨場感もそこまではないため、画面から音が出るというキャッチコピーではありますが、そこまで恩恵は受けれないかもしれません。
ただ画面から音が出るということを期待してしまうと先述通りですが、通常のスピーカーとしては平均といったところでしょうか。
もしもっと良い音質で楽しみたい場合は、サウンドバーの購入をお勧めします。
【2021最新版】おすすめサウンドバー5選【音にこだわれ!!】
【デザイン】
コンセプト「Slice of Living」(スライスリビング)に基づいたデザインが採用されており、ベゼルが狭く設計されているため、没入感の高い映像を体験をすることが可能です。
スタンドも従来よりも細身のものが採用されており、スタンド一つとっても洗練されているオーラを感じます。
【その他】
スマートフォンにも搭載されているOS AndroidをTV用に最適化した「AndroidTV」が搭載されており、マーケットなどからアプリをインストールすることで幅広い拡張性に対応しています。
VODサービスもアプリをインストールすることで利用可能となっており、対応状況も良好です。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で120,000円となっています。
スタンダードなモデルで倍速付きなど、4Kテレビへ気軽に買い替えることができるバランスタイプですね。
価格もそこまで高額ではないため、SONYのテレビが欲しいなどメーカーにこだわりがある方などにはちょうど良いでしょう。
ひとこと
スタンダードモデルで倍速駆動採用、4Kチューナー搭載、55インチの普及モデルの登場ですね。
しかし先代の8550Gシリーズからのアップデートがほぼほぼ皆無な状況です。
マイナーチェンジは行われていますから、多少の画質向上はあるのでしょうが、そこまで特筆して評価するところはない印象です。
新製品サイクルの都合上どうしてもこういった製品を出さざるをえないところでしょうか。
KJ-55X8550Hは買いなのか?
こんな方にオススメ
- 手軽に55インチ4Kテレビを求めている
- 倍速駆動はマスト
- テレビもインテリアデザインの一部としている
こんな方はちょっと待った
- ハイスペックを求める
- 録画番組がよく重なる
KJ-55X8550Hの評価(MAX★5)
画質 | ★★★ |
音質 | ★★★ |
便利機能充実度 | ★★ |
コストパフォーマンス | ★★ |
ファミリーユース(家族向け) おすすめ度 | ★★★ |
シングルユース(一人暮らし) おすすめ度 | ★★ |
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