SONY BRAVIA X80Lシリーズはどうなん?(KJ-43X80L/KJ-50X80L/KJ-55X80L/KJ-65X80L/KJ-75X80L/KJ-85X80L)
本モデルは、SONYのスタンダード4K液晶テレビ【X80Lシリーズ】のポイントを紹介していきます。
幅広いサイズラインナップと、バランスの良いスペックでスタンダードなモデルとして非常に注目なモデルです。
一つ上にX85Lシリーズがありますが、倍速駆動やバックライトの機能を一部を省いたモデルとなります。
画面サイズは、43/50/55/65/75/85インチがラインナップされています。
基本仕様
各機能はクリックすることで機能の詳細を確認できます。
発売時期 | 43,50,55インチ:2023年4月 65,75インチ:2023年6月 |
パネル | 非公表 |
バックライト方式 | 直下型 |
解像度 | 4K(3840×2160) |
対応HDR | HDR10 / HLG / Dolby Vision |
8K BSチューナー | – |
4K BS/CSチューナー | 3 |
地上デジタルチューナー | 3 |
BS/CS デジタルチューナー | 3 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | ○ |
倍速駆動 | – |
SeeQVault | – |
ARC | ○ |
eARC | ○ |
VRR | – |
ALLM | ○ |
LAN | 有線 / Wi-Fi |
定格消費電力 | 43インチ:151W 50インチ:213W 55インチ:241W 65インチ:317W 75インチ:399W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ○ |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com | ー |
Lemino(旧dTV)※初回31日間無料 | ○ |
FODプレミアム | ○ |
Hulu※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | ○ |
Paravi | ー |
TELASA | ー |
TVer | ○ |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
Youtube | ○ |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください
X80Lシリーズ各ポイント評価
【録画・チューナー関連】
X80Lシリーズは、4K3系統、地デジ3系統、BS/CS3系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。
また、4Kも3系統搭載されているので、4K番組を視聴しながら、裏で4K番組をW録することが可能です。
現在4K3系統、地デジ3系統、BS/CS3系統搭載しているテレビを発売しているのは、SONYのみとなっており、4Kを視聴しながら4Kを裏でW録したい方は、SONY一択となっています。
X80Lシリーズには録画用HDDが内蔵されておりませんので、レコーダーなしで録画する場合は別途市販の外付けHDDを購入する必要があります。
最近では大容量モデルも安価になっているので、4TB以上のモデルを購入すると良いでしょう。
【最新】2023年 おすすめ外付けHDDランキング
【画質】
X80Lシリーズには、上位モデルが搭載している「XRプロセッサ」は搭載されておらず、通常の高画質プロセッサー【HDR X1】が採用されています。
これは一つ上のX85Lシリーズと同じエンジンが使用されています。
4Kへのアップコンバート機能や、SONYの特徴的な濃い色彩を表現する「トリルミナスプロ」など機能的には問題なく、綺麗な画質を楽しむことができます。
ただ、倍速駆動パネルは搭載されておらず、映像は党則表示となります。
また、バックライトは全面直下型が採用されていますが、部分駆動などの拡張機能は非搭載となります。
この二つの違いはX85Lシリーズには搭載されています。
【サウンド】
X80Lシリーズのサウンドシステムには、合計出力20Wのスピーカーが搭載されています。
底面には「X-Balanced Speaker(エックス バランスド スピーカー)」を2基搭載し、フルレンジで音域をカバーします。
搭載されている物に関しては、一つ上のX85Lシリーズと同じもので、テレビを視聴するだけであれば全く問題のないパワーです。
また、サウンドバーとの連携機能も有しており、対応したサウンドバーやシアターシステムを組み合わせることで、テレビ本体のスピーカーもシステムの一部として利用する事が可能です。
(対応デバイス:HT-A9、HT-A7000、HT-A5000、HT-A3000)
【デザイン】
こちらもX85Lシリーズと共通となる項目です。
映像への没入感を高めるためのデザインとして、【フラッシュサーフェス】がコンセプトとして採用されています。
ベゼルの存在感をなるべく無くし、枠というものの意識をできるだけ取り除くうえ、スタンドデザイン自体もなるべく目立たなくさせる為に、薄型化を実現しています。
もちろんスタンドを使用するのも良いですが、壁掛けにするとフラッシュサーフェスがなお活かされるため、壁掛けもお勧めです。
【その他】
VODなどの対応状況については、OSにGoogleTVが採用されているため、今後対応するVODサービスが追加される可能性もあり、今後の拡張にも期待ですね。
他の拡張機能としては、ALLMやeARCに対応しております。
ただ、ゲーム用途して使用する場合は、ALLMはいいのですが、倍速駆動が搭載されていない為、少し不向きかもしれません。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で43インチ:121,000円・50インチ:137,000円・55インチ:156,000円・65インチ:187,000円・75インチ:288,000円・85インチ:387,000円となっています。
スタンダードモデルということで、安定した価格なりの性能を持ち合わせたモデルと言えるでしょう。
ただ、それらを鑑みても少し他メーカー製品と比較すると、割高感はあります。
X80Lシリーズは買いか?
X80Lシリーズは、全モデルから大きく進化したポイントはありません。
しかし、細かいところはマイナーチェンジしており、まったく進化していないわけでもありません。
スタンダードモデルという事を考えると、これくらいの性能でも問題無いですね。
ただほんとにホントのスタンダードモデルと認識していただき、倍速駆動などは搭載されていません。
X80Lシリーズの良いところは、幅広いサイズラインナップです。
43インチから85インチまでと、様々な部屋に対応できます。
X80Lはこんな人にオススメしたい
X80Lシリーズはスタンダードモデルとしてラインナップされたモデルで、多機能を求めないがある程度の機能は欲しい方などにお勧めです。
スタンダードながらもサイズラインナップを揃えているので、機能はそこそこでいいけど、大画面のテレビが欲しい方にもオススメしたいと思います。
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