TOSHIBA REGZA 48X8900Kってどうなの?


2021-09-26TOSHIBA-有機EL48インチ,4K2チューナー,デジタル3チューナー,有機EL

 TOSHIBAのREGZAシリーズハイエンドモデルの【48X8900K】のポイントを紹介します。
本モデルは有機ELモデルの中でタイムシフトマシン搭載モデルを除いて一番上位のモデルになります。
また、サウンド面で重低音が強化されている点も特徴です。

48インチの他に55インチ/65インチがラインナップされています。



基本仕様

発売時期2021年5月
パネル有機EL(OLED)
バックライト-
解像度4K(3840×2160)
対応HDRHDR10 / HDR10+ / HLG / DolbyVision
8Kチューナー-
4K BS/CSチューナー2
地上デジタルチューナー3
BS/CS デジタルチューナー3
外付けHDD録画
裏録画
倍速駆動
SeeQVault-
ARC○(eARC)
LAN有線/無線
定格消費電力257W
VOD対応状況
AbemaTV
Amazonプライムビデオ
DAZN※初回31日間無料
DMM.com※初回2週間無料
dTV※初回31日間無料
GYAO
Hulu※初回2週間無料
NETFLIX-
TSUTAYA TV※初回30日間無料
U-NEXT※初回30日間無料
スカパーオンデマンド
Youtube
アクトビラ-
Paravi
ひかりTV
TVer

※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください。

48X8900KのGoodな点

  • 4Kチューナー 2系統搭載
     本モデルは4K BS/CSチューナーを2系統搭載しています。
    4Kチューナーを2系統搭載していることにより、見たい番組が重なってしまった場合、裏で録画をしながら見たい番組を見ることができるので、視聴の幅が広がります。
  • 重低音を強化した「重低音立体音響システムXP」搭載
     48X8900Kには、サウンド面を強化した「レグザ重低音立体音響システムXP」が搭載されています。
    パッシブラジエーターやダブルレンジスピーカー、クリアツィーターなど合計6個のスピーカーで出力72Wのパワフルな出力に加え、立体音響システム「Dolby Atomos」の搭載で、立体的&迫力のあるサウンドを楽しめます。

48X8900Kの「もう一つ」な点

  • エンジンが最高クラスではない
     映像の核となる映像処理エンジンは、現状最高クラスである「ダブルレグザエンジンCloud PRO」ではなく、グレードが下がる「レグザエンジンZR1」が搭載されています。
    グレードが下がったエンジンの搭載により、様々な高画質化技術もグレードが下がっています。
  • NETFLIXが非対応に
     いままでVODサービスとして利用できていたNETFLIXが、48X8900Kでは利用することができなくなっています。
    NETFLIX側と何らかの問題があったのかはわかりませんが、リモコンにもNETFLIXボタンが廃止されています。


48X8900K総評

【録画・チューナー関連】

 48X8900Kは、4K2系統、地デジ3系統、BS/CS 3系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。
ただ、この構成はやや古くなってきており、最近ではSONYが4K トリプルチューナーを搭載してくるなど、多チューナー化が加速しています。そこまで視聴機会がない場合は問題ありませんが、より4K番組を楽しみたい場合は、2系統であることに注意してください。

【画質】

 搭載される映像処理エンジンが最上位ではなくグレードの低い「レグザエンジンZR1」が搭載されています。
それに伴って、様々な高画質化技術がグレードの低いものになっています。
ただ有機ELパネルということもあって、高画質化技術が最上位のものでなくても割ときれいに観ることができるため、そこまでセンシティブに気にすることではないでしょう。

【サウンド】

 サウンド面では、REGZAとして久しぶりの重低音重視モデルが登場しました。
「レグザ重低音立体音響システムXP」と名付けられ、合計6個のスピーカーで最高出力72Wのパワフルな構成に、重低音強化のためダブルでパッシブラジエーターを搭載しています。
さらに立体音響システムの「Dolby Atomos」を搭載し、迫力のあるサウンドを楽しめます。
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【デザイン】

 デザインとしては一般的なベゼルレスデザインに加えて、ラウンド形状が廃されており、俗にいうカクカクしたデザインとなっています。
また、太くなりがちなパネル底辺も、狭く設計されており、シャープな印象を持ちます。

【その他】

 今まで独自OS搭載でしたが、遂にAndroidTV搭載となり、できることの幅が広がりました。
また、AndroidTV化しても相変わらずVODの対応状況は良好なほうです。
ただし、なぜかいままで対応していたNETFLIXに非対応となり、既存ユーザーを切り捨てる形となってしまいました。
リモコンにもあったNETFLIXボタンも無くなり、大人の事情で提供できなくなってしまったのかもしれません。

【価格】

価格は執筆時点の価格com最安値で181,000円となっています。
 有機ELが搭載されたモデルではありますが、割と低価格に抑えられたような形となっています。
ただしそこにはグレードの低いエンジンが搭載されたりと、様々な部分でコストカットが入った結果となっており、素直に喜べないことろではありますが、液晶と有機ELとではパネルレベルで有機ELが勝っているため、とりあえず有機ELが良いという方は狙い目です。

ひとこと

 画質関係は最上位モデルと格段の違いがあるわけでもない印象です。
それよりも液晶と有機ELとの違いのほうが大きいと感じるため、もし手が出せるなら低価格でも有機ELを選ぶのもありでしょう。
 VODに関してはNETFLIX廃止の影響が大きく出そうです。既存のユーザーを切り捨てる形となっているため、買い替え予定のユーザーはこのモデルを選びにくい形となってしまっています。

48X8900Kは買いなのか?

こんな方にオススメ

  • 大画面がいい
  • どうしても有機ELが良い
  • サウンド面重視

こんな方はちょっと待った

  • 最上位モデル狙い
  • ギラギラした映像は苦手

48X8900Kの評価(MAX★5)

画質★★★★★
音質★★★
便利機能充実度★★★
コストパフォーマンス★★
ファミリーユース(家族向け) おすすめ度★★★
シングルユース(一人暮らし) おすすめ度★★★

X8900Kシリーズ他サイズ

55インチ

65インチ

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