TOSHIBA REGZA 75Z670Kってどうなの?

 TOSHIBAのREGZAシリーズハイエンドモデルの【75Z670K】のポイントを紹介します。
現在の液晶ラインナップの中ではミドルアッパーに位置しています。
75インチの他に48インチ/50インチ/55インチ/65インチがラインナップされています。
動画でも紹介していますのでこの記事と併せてご覧ください↓↓
基本仕様
| 発売時期 | 2021年7月 | 
| パネル | メーカー非公表(VA?) | 
| バックライト | 全面直下型LED | 
| 解像度 | 4K(3840×2160) | 
| 対応HDR | HDR10 / HDR10+ / HLG / DolbyVision | 
| 8Kチューナー | - | 
| 4K BS/CSチューナー | 2 | 
| 地上デジタルチューナー | 3 | 
| BS/CS デジタルチューナー | 3 | 
| 外付けHDD録画 | ○ | 
| 裏録画 | ○ | 
| 倍速駆動 | ○ | 
| SeeQVault | - | 
| ARC | ○(eARC) | 
| LAN | 有線/無線 | 
| 定格消費電力 | 362W | 
| VOD対応状況 | |
|---|---|
| AbemaTV | ○ | 
| Amazonプライムビデオ | ○ | 
| DAZN※初回31日間無料 | ○ | 
| DMM.com※初回2週間無料 | ○ | 
| dTV※初回31日間無料 | ○ | 
| GYAO | ○ | 
| Hulu※初回2週間無料 | ○ | 
| NETFLIX | - | 
| TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ○ | 
| U-NEXT※初回30日間無料 | ○ | 
| スカパーオンデマンド | ○ | 
| Youtube | ○ | 
| アクトビラ | - | 
| Paravi | ○ | 
| ひかりTV | ○ | 
| TVer | ○ | 
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください。
75Z670KのGoodな点
- 4Kチューナー 2系統搭載
本モデルは4K BS/CSチューナーを2系統搭載しています。
4Kチューナーを2系統搭載していることにより、見たい番組が重なってしまった場合、裏で録画をしながら見たい番組を見ることができるので、視聴の幅が広がります。 
- 重低音を強化した「重低音立体音響システムZP」搭載
75Z670Kには、サウンド面を強化した「レグザ重低音立体音響システムZP」が搭載されています。
フルレンジ/ツィーター/トップツィーター/ウーファー合計11個のスピーカーで出力60Wのパワフルな出力に加え、立体音響システム「Dolby Atomos」の搭載で、立体的&迫力のあるサウンドを楽しめます。 
75Z670Kの「もう一つ」な点
- バックライトはエリアコントロールなし
本モデルではバックライトが全面直下採用ですが、エリアコントロール機能は備わっていません。
現状最上位モデルのZ740XSにしかエリアコントロールは付いていません。
よってシーンに合わせた細かな輝度調整はできません。 
- NETFLIXが非対応に
いままでVODサービスとして利用できていたNETFLIXが、75Z670Kでは利用することができなくなっています。
NETFLIX側と何らかの問題があったのかはわかりませんが、リモコンにもNETFLIXボタンが廃止されています。 
75Z670K総評
【録画・チューナー関連】
 75Z670Kは、4K2系統、地デジ3系統、BS/CS 3系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。
ただ、この構成はやや古くなってきており、最近ではSONYが4K トリプルチューナーを搭載してくるなど、多チューナー化が加速しています。そこまで視聴機会がない場合は問題ありませんが、より4K番組を楽しみたい場合は、2系統であることに注意してください。
【画質】
 搭載される映像処理エンジンが最上位ではなくグレードの低い「レグザエンジンZR1」が搭載されています。
それに伴って、様々な高画質化技術がグレードの低いものになっています。
ただ有機ELパネルということもあって、高画質化技術が最上位のものでなくても割ときれいに観ることができるため、そこまでセンシティブに気にすることではないでしょう。
【サウンド】
 サウンド面では、REGZAとして久しぶりの重低音重視モデルが登場しました。
「レグザ重低音立体音響システムZP」と名付けられ、合計11個のスピーカーで最高出力60Wのパワフルな構成に、重低音強化のためダブルでパッシブラジエーターを搭載しています。
さらに立体音響システムの「Dolby Atomos」を搭載し、迫力のあるサウンドを楽しめます。
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【デザイン】
 デザインとしては一般的なベゼルレスデザインに加えて、ラウンド形状が廃されており、俗にいうカクカクしたデザインとなっています。
また、太くなりがちなパネル底辺も、狭く設計されており、シャープな印象を持ちます。
【その他】
 今まで独自OS搭載でしたが、遂にAndroidTV搭載となり、できることの幅が広がりました。
また、AndroidTV化しても相変わらずVODの対応状況は良好なほうです。
ただし、なぜかいままで対応していたNETFLIXに非対応となり、既存ユーザーを切り捨てる形となってしまいました。
リモコンにもあったNETFLIXボタンも無くなり、大人の事情で提供できなくなってしまったのかもしれません。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で282,000円となっています。
 相場から見ればそこまで安いというわけでもなく、至って普通の価格設定と言えます。
他社の75インチも同じぐらいの価格設定となっていますから、価格面での優位性はあまりないでしょう。
ひとこと
 4K液晶ラインナップの中では、割と上位に位置するモデルではあります。
しかし全部入りとはいかず、サウンドシステムも最上位モデルよりもランクは下がっております。
ここら辺のスペックでいうと、最上位モデルは必要ないけれど割と機能は充実しているモデルが良い場合などはちょうどいいモデルとなるでしょう。
75Z670Kは買いなのか?
こんな方にオススメ
- 大画面がいい
 - 動きの速い映像をよく見る
 - サウンド面重視
 
こんな方はちょっと待った
- 最上位モデル狙い
 - NETFLIXをメインのVODで使用している
 
75Z670Kの評価(MAX★5)
| 画質 | ★★★ | 
| 音質 | ★★ | 
| 便利機能充実度 | ★★ | 
| コストパフォーマンス | ★★★ | 
| ファミリーユース(家族向け) おすすめ度 | ★★★ | 
| シングルユース(一人暮らし) おすすめ度 | ★★ | 















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