TOSHIBA REZGA 48X9400Sってどうなの?


2021-05-04TOSHIBA-有機EL48インチ,4K 2チューナー,タイムシフト,有機EL

 TOSHIBAのREGZAシリーズ 4K有機ELテレビ【48X9400S】のポイントを紹介します。
48X9400Sは、既に発売されているX9400シリーズの後継機になります。
フラッグシップ有機ELモデルであると同時に15周年を記念して製造されたモデルですから、末尾に「S」が与えられています。

48インチの他55インチ/65インチ が用意されています。



基本仕様

発売時期2021年4月
パネル有機EL
バックライト-
解像度4K(3840×2160)
対応HDRHDR 10+ADAPTIVE / HDR 10+ / HDR10 / DolbyVision / HLG
8Kチューナー-
4K BS/CSチューナー2
地上デジタルチューナー9
BS/CS デジタルチューナー3
外付けHDD録画
裏録画
倍速駆動
SeeQVault
ARC
LAN有線/無線
定格消費電力313W
VOD対応状況
AbemaTV
Amazonプライムビデオ
DAZN※初回31日間無料
DMM.com※初回2週間無料
dTV※初回31日間無料
GYAO
Hulu※初回2週間無料
NETFLIX
TSUTAYA TV※初回30日間無料
U-NEXT※初回30日間無料
Paravi
Youtube
アクトビラ
アクトビラ 4K
ひかりTV
ひかりTV 4K
スカパー!オンデマンド

※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください。

48X9400SのGoodな点

  • 画質性能はしっかりアップデートされている
     先代からの向上点としては、主に画質関連の機能にアップデートが集中しています。
    なかでも美肌関係の機能がアップデートされており、ドラマ等で役者のアップ等が映った際に、よりリアリティを感じれる内容となっています。
  • タイムシフト機能搭載
    48X9400Sには、9つの地デジチューナーを使用した「タイムシフト」機能が搭載されています。
    使用する外付けHDDにもよりますが、例えば4TB HDDであれば最大6チャンネル4日間の番組を録画することが可能です。
  • 合計出力142W ハイパワーオーディオシステム搭載
     テレビのスピーカーは通常そこまで良いものは搭載されていませんが、48X9400Sには音質にこだわった「レグザパワーオーディオX-PROⅡ」が搭載されています。
    合計10基の142W出力でそこら辺のテレビとは比べ物にならないぐらいの臨場感を提供します。

48X9400Sの「もう一つ」な点

  • 先代から劇的な向上というわけではない
     今回のアップデートはそこまで劇的な向上というわけではありません。
    高画質機能がメインでチューナー数が増えたり8Kに対応したとかではありません。
  • 液晶と比べて価格面で不利になってしまう
     同サイズの液晶モデルと比べた際に、どうしても価格面で不利が出てしまいます。
    大体同サイズの液晶テレビと比べると約20万円ほど差が出ています。
  • スピーカーが差別化されている
    物理的な要因からではありますが、スピーカーが上位サイズと差別化されており、少し残念ではあります。
    何とかそこは同じレベルになるよう頑張って欲しかったところです。


48X9400S総評

【録画・チューナー関連】

48X9400Sは、4K2系統、地デジ9系統、BS/CS 3系統のチューナーが搭載されており、タイムシフトで最大6チャンネル同時録画可能な能力を有しています。
この点に関しては、先代の65Z740Xと同じですからアップデートはありません。

【画質】

 状況に合わせて色温度等を自動調整する「おまかせAIピクチャー」が「Ⅱ」へとアップデートされ、より状況に即した調整がされるようになっています。
全体的に画質関係はアップデートが加えられており、画質に磨きはかかっています。
そこに有機ELパネルが組み合わされることにより、液晶とはまた違うハッキリクッキリとした映像体験が可能となっています。
また、ブルーライト制御機能も追加され、暗い中での視聴で目へのダメージが軽減されています。
しかしブルーライト制御で色が変わってしまったらせっかくの機能が台無しのような気もしますが…

【サウンド】

 サウンドに関しても先代からアップデートされています。
液晶の最上位モデルZ740XSは重低音が強化されたサウンドシステム「重低音バズーカオーディオシステムPRO Ⅱ」であるのに対して、本モデルは「レグザパワーオーディオX-PROⅡ」を搭載。
しかし残念なのは55インチ65インチモデルはスピーカー10基142W出力に対して、48インチモデルはスペースの都合でスピーカー6基72Wと約半分の性能にまで落ちています。
大きさという物理的な制約がある以上仕方がないですが、サウンド面も良いものがいい方は、別途サウンドバーなどを追加することをお勧めします。

【2021最新版】おすすめサウンドバー5選【音にこだわれ!!】

【デザイン】

 デザインは最近の有機ELテレビ全体的に採用され始めているべた置きタイプ。
やや後ろに傾斜がかけられており、サウンドバー一体型のデザインで音質にも寄与しています。

【その他】

VODサービスの対応状況は非常に優秀ですね。
大手のVODサービスはもちろんの事、国内のサービス対応状況も非常によく、大手のVODサービスはほぼ対応しています。
これからVODサービスを利用しようと考えている人にもおすすめできます。

需要は少ないかもしれませんが、地デジ同時6チャンネル視聴ができる「まるごとch」機能が搭載されており、地味に使える機能というとことですね。

【価格】

価格は執筆時点の価格com最安値で227,000円となっています。
 48インチモデルとしては少し割高感が否めませんし、一つ上の55インチモデルが289,000円ということを鑑みると、48インチモデルはそこまでコスパに優れているとは言えないかもしれません。

ひとこと

 型番から先代X9400シリーズのマイナーチェンジモデルのように感じてしまいますが、末尾Sは"Special Edition"を意味するとして、れっきとした後継機になっています。
液晶モデルの最上位機種であるZ740XSと同じようなアップデート内容となっており、美肌表現力やノイズ提言能力などが全体的に向上しています。
Special Editionと言われると買ってしないたくなるのが日本人というところ。

タイムシフトはREGZAお得意機能となりましたが、レコーダーを節約するに対しては有効であるため、イニシャルコストを下げるには効果的です。

48X9400Sは買いなのか?

こんな方にオススメ

  • メリハリが効いた映像が好み
  • 見たい番組が重なりがち
  • イニシャルコストを抑えたい
  • VODサービスヘビーユーザー

こんな方はちょっと待った

  • レコーダーは別途用意または持っている
  • 予算が厳しい
  • いい音で視聴したい

48X9400Sの評価(MAX★5)

画質★★★★
音質★★★
便利機能充実度★★★★
コストパフォーマンス★★
ファミリーユース(家族向け) おすすめ度★★★
シングルユース(一人暮らし) おすすめ度★★
48X9400S 東芝 48型 有機ELパネル 地上・BS・110度CSデジタル4Kチューナー内蔵 Youtube対応

X9400Sシリーズ別サイズ

55インチ

65インチ

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