TOSHIBA REGZA 65M550Kってどうなの?
TOSHIBAのREGZAシリーズ【65M550K】のポイントを紹介します。
スタンダードモデルに位置し、従来のコストパフォーマンス重視の一台に仕上がっていると感じるモデルです。
65インチの他に55インチ/75インチがラインナップされています。
基本仕様
発売時期 | 2021年8月 |
パネル | メーカー非公表(VA?) |
バックライト | 全面直下LED |
解像度 | 4K(3840×2160) |
対応HDR | HDR10 / HDR10+ / HLG / DolbyVision |
8Kチューナー | - |
4K BS/CSチューナー | 2 |
地上デジタルチューナー | 3 |
BS/CS デジタルチューナー | 3 |
外付けHDD録画 | ○ |
裏録画 | ○ |
倍速駆動 | - |
SeeQVault | - |
ARC | ○(eARC) |
LAN | 有線/無線 |
定格消費電力 | 206W |
VOD対応状況 | |
---|---|
AbemaTV | ○ |
Amazonプライムビデオ | ○ |
DAZN※初回31日間無料 | ○ |
DMM.com※初回2週間無料 | ○ |
dTV※初回31日間無料 | ○ |
GYAO | ○ |
Hulu※初回2週間無料 | ○ |
NETFLIX | - |
TSUTAYA TV※初回30日間無料 | ○ |
U-NEXT※初回30日間無料 | ○ |
スカパーオンデマンド | ○ |
Youtube | ○ |
アクトビラ | - |
Paravi | ○ |
ひかりTV | ○ |
TVer | ○ |
※最新の情報については、メーカーホームページをご確認ください。
65M550K各ポイント評価
【録画・チューナー関連】
65M550Kは、4K2系統、地デジ3系統、BS/CS 3系統が搭載されており、ネイティブで4K放送を視聴・録画することが可能です。
ただ、この構成はやや古くなってきており、最近ではSONYが4K トリプルチューナーを搭載してくるなど、多チューナー化が加速しています。そこまで視聴機会がない場合は問題ありませんが、より4K番組を楽しみたい場合は、2系統であることに注意してください。
【画質】
搭載される映像処理エンジンが最上位ではなくグレードの低い「レグザエンジンZR1」が搭載されています。
それに伴って、様々な高画質化技術がグレードの低いものになっています。
普及帯ということもあって、画質に最新技術は望めませんが、ある程度は綺麗に観ることができるので、そこまで気にするところではないかもしれません。
しかしコスパ重視のモデルですから一つ上のZ570Kには搭載されている「倍速パネル」が搭載されていません。
【サウンド】
サウンドは「レグザ重低音立体音響システム」が搭載されており、フルレンジスピーカーが2つ、ウーファーが1つ搭載され、合計出力40Wのサウンドシステムが採用されています。
しかしこの構成だけ見るとそこまで良い音質が出せるような構成ではなく、一つ上のZ570Kシリーズと同様の性能で大層なネーミングのシステムですが名前負けしている感が否めません。
さらに65インチの大きさでこの出力ですから、完全に非力ですね。
よって良い音響で楽しみたい場合は、別途サウンドバーを購入することをオススメします。
【2021最新版】おすすめサウンドバー5選【音にこだわれ!!】
【デザイン】
デザインとしては一般的なベゼルレスデザインに加えて、ラウンド形状が廃されており、俗にいうカクカクしたデザインとなっています。
同社のZ570KやZ670Kと同じデザインとなっており、モデルごとのデザインの違いは感じられませんが、曲線が多くデザインされることが多くなった現代で、直線を多用したデザインは新鮮かと思います。
【その他】
今まで独自OS搭載でしたが、遂にAndroidTV搭載となり、できることの幅が広がりました。
また、AndroidTV化しても相変わらずVODの対応状況は良好なほうです。
ただし、なぜかいままで対応していたNETFLIXに非対応となり、既存ユーザーを切り捨てる形となってしまいました。
リモコンにもあったNETFLIXボタンも無くなり、大人の事情で提供できなくなってしまったのかもしれません。
【価格】
価格は執筆時点の価格com最安値で110,000円となっています。
コスパの良いモデルとして代々登場してきたMシリーズですが、ここでもそれは受け継がれています。
他の65インチモデルで倍速がないモデルの中では、他社も含めてかなり頑張った価格だと思います。
ひとこと
4k液晶モデルのラインナップの中では実質的なスタンダードモデルとなるMシリーズ。
今回も従来のMシリーズの立ち位置を踏襲したスペック、内容となっています。
倍速がつかないモデルですから、必要最低限で4Kテレビが必要というニーズには応えることができるのかなといったところです。
従来のMシリーズとは異なり、50インチ未満のラインナップが無くなりました。
スタンダードモデルという立ち位置から、50インチ未満のモデルがあって然るべきシリーズでしたが、その席はC350Xシリーズに譲ったということでしょうか。
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